冬の茨城観光で楽しめるおすすめのスポット、グルメを紹介していきます。
例えば春や夏などに一度訪れたことがあるスポットでも、季節が変わるとまた違った魅力を味わえることが多々あります。
暖かい時期は観光がしやすいですが、冬にしか味わえないことが茨城にもたくさんあるんですよ!
茨城県民が冬の観光におすすめの魅力あふれるスポットを紹介します。
茨城観光×冬のおすすめ「袋田の滝」
冬の茨城観光なら氷瀑が見られる「袋田の滝」です。
久慈川の支流「滝川」にある日本三名瀑。高さが120m、幅73mと巨大な滝!
通称「四度の滝」と呼ばれるこの滝。
春、夏、秋、冬、それぞれで姿を変えるので、四度来てこそ袋田の滝の魅力が分かるという意味があると言われています。
昔は、滝が完全凍結して、アイスクライマーが現れていたのです。近年、温暖化の影響で完全凍結した滝の姿が見られる機会がかなり少なくなりました。
そんな中でも、毎年ちょっとずつ滝が凍りつく景色が見られたりするので、冬の風物詩を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
袋田の滝とトンネルのライトアップイベントも行われているので、早い時間に行けなくても、滝が凍っていなくても楽しむことができますよ。
ライトアップ・イルミネーションイベントも開催
秋から年をまたいだ冬期には「ダイゴライト」というライトアップ・イルミネーションイベントも開催されています。
夜間に滝がライトアップされるとまるで墨絵のような景色が見られたり、滝までのトンネル内は美しいイルミネーションやオブジェを楽しむことができます。
詳しい情報についてはこちらのページで紹介しています。
袋田の滝の基本情報
住所 茨城県久慈市大子町袋田3-19
TEL 0295-72-4036
観瀑時間 9:00~20:00(時期によって変動)
観瀑料 大人300円・子供150円
公式サイト http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001474.html
アクセス 常磐自動車道「那珂IC」より50分
茨城観光×冬のおすすめ「久慈川の氷花(シガ)」
久慈川は茨城県を代表する河川のひとつ。周辺は自然が豊かで四季折々の風景を楽しむことができます。
冬には久慈川を幻想的に彩る氷花(ヒガ)を見ることができます。
氷花とは、厳冬期にシャーベット状の氷の小片が川を流れる自然現象です。
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冬ならいつでも見られるというわけではなく、氷点下5度以下の日が5日程度続いたときの朝など条件が揃うと観ることができます。(場所は久野瀬橋付近、池田橋付近、嵯峨草橋付近など)
厳冬期の晴れた日の朝は特に気温が低くなるので、運が良ければ見られるかも。
大子に宿泊して観光を楽しみながら、朝は早起きして、陽が当たり輝きながら流れる氷花を見に行ってみてはいかがでしょうか。
日本有数の鮎の釣り場として知られていて、秋には川沿いの紅葉がとても綺麗です。
久慈川の基本情報
住所 | 茨城県久慈郡大子町 |
TEL | 0295-72-0285 |
時期 | 1月~2月の早朝から日の出の時間帯 |
ホームページ | http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000368.html |
アクセス | 常磐自動車道「那珂IC」より55分 |
茨城観光×冬のおすすめ「月待の滝」
大子町の月待の滝は、久慈川の支流「大生瀬川(おおなませかわ)」にある滝です。
高さは約17m、幅は12mと大きい滝ではありませんが、別名「裏見の滝」ともいわれ、滝の裏側へ回り込んで内側から見ることができます。
水の量が多い日は三筋になって水が流れ落ちたりもする、ちょっと珍しい滝です。
人気番組「嵐にしやがれ」などでも紹介され、茨城県外の方にもたくさんの方に知られるようになりました。
冬は凍り付く滝に
夏は子どもたちが水遊びなどもして人気の場所ですが、厳冬期は滝が凍り付く絶景が楽しめます。
冬は凍った滝が見られるので、写真やカメラが趣味の方にもおすすめのスポットです。
滝の正面には「もみじ苑」というお店があり、お蕎麦を目当てに来られる方も多いスポットです。
袋田の滝、久慈川と一緒に回ることができるので、茨城観光の冬は大子町だけでも満喫できますね。
「月待の滝」の基本情報
住所 | 茨城県久慈郡大子町川山1369-1 |
TEL | 0295-72-3993 |
時期 | 無料 |
アクセス | 常磐自動車道「那珂IC」より60分 |
茨城観光×冬のおすすめグルメ「あんこう鍋」
冬の茨城観光と言えば「あんこう」です。
茨城県北茨城市は「あんこう」の本場で知られており、大津港の周辺には名店が!市内の旅館や飲食店であんこう料理を食べることができます。
あんこうが旬な時期になると、県外からもあんこう料理を求めて北茨城へ訪れるリピーターも多いんですよ。
特に冬のあんこう鍋は最高です!やはり寒い時期に温かグルメは外せませんね。
あんこうの時期
時期 | 11月~3月 |
茨城県のあんこうは、11月から3月まで楽しむことができますが、特に肝が大きくなる12月~2月が最も美味しい時期です!
この時期に来たら絶品あんこう鍋を堪能してみてください。
あんこうのグルメ情報はこちらでチェック!
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茨城観光×冬のおすすめ「筑波山」
次は、冬の夜景、冬から春に変わる時期に楽しめる梅がおすすめの「筑波山」です。
茨城県を代表する山で、日本百名山にも選ばれるつくば市の名峰です。標高が877mと低いですが、男体山と女体山の二峰からなっています。
ケーブルカー、ロープウェイが設置されているので、誰でも気軽に山頂付近へ行くことができます。
冬は空気も澄んでいるので景色が抜群。
筑波山は夜景百選にも選ばれているので、夜景デートを楽しむのも良いのではないでしょうか。
筑波山梅まつり
筑波山梅林で梅鑑賞をすることもできます。早咲きの梅は1月中旬ごろから咲き始めます。
毎年梅まつりが開催され、多くの人で賑わう人気のスポットです。筑波山の周辺では温泉も楽しめますよ。
筑波山梅まつりの基本情報
住所 | 茨城県つくば市筑波1 |
TEL | 029-866-0611 |
時期 | 2月中旬~3月中旬 |
アクセス | 常磐自動車道「土浦北IC」より40分 |
茨城観光×冬のおすすめ「偕楽園」
茨城県を代表する観光名所、日本三名園に数えられる水戸市の「偕楽園」です。
水戸藩第9代藩主「徳川斉昭」が領地内に住む人たちが休養できる憩いの場として造った庭園は、東京ドーム64個分に相当する広大な敷地があります。
偕楽園が最も賑わうのが、冬の1月中旬ごろから3月末くらいまでの梅の時期。
冬場から「八重寒梅」や「白難波」などの早咲きの梅が咲き始め、2月下旬からベストシーズンを迎えます。
園内の梅林を見ながら散策するだけでなく、斉昭公が自ら設計した「好文亭」も見学することができます。
ゆっくりと景色や歴史を楽しむ大人旅におすすめのスポットです。
偕楽園が休養の場所として造られ、「弘道館」が文武を学ぶ場所として作られ、2つは対になるような関係。
弘道館にも梅林があり、水戸の梅まつりは2つが会場となっています。各会場で雰囲気が違うので、どちらも足を運んでいただきたいですね。
偕楽園の基本情報
住所 | 茨城県水戸市常磐町1 |
TEL | 029-244-5454 |
時期 | 2月中旬~3月中旬 |
料金 | 有料 |
ホームページ | https://www.ibarakiguide.jp/kairakuen.html |
アクセス | 常磐自動車道「水戸IC」より20分 |
茨城観光×冬のおすすめ「茨城県フラワーパーク イルミネーション」
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冬と言えばイルミネーションが定番!全国各地でさまざまなイルミネーションが行われていますね。
「茨城県フラワーパーク」のイルミネーションもがんばっていますよ!
約1年かけて行われた大規模リニューアル。2021年4月末に新しくなって、今年の冬も注目のスポットです。
冬はイルミネーションでファンタジックな園内に。約100万個のLED電球を使って美しい演出をされています。
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「茨城県フラワーパーク」は、季節の花々が楽しめる植物園。
普段は約30haの広大な敷地にバラ、ダリア、ぼたんなどのたくさんの花が育てられています。
花だけでなく、園内には子供が遊べるアスレチックやロングすべり台などもあるので、家族でも楽しめるスポットとして人気です。
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光の演出だけでなく、美しい花の香りや音楽をコラボさせているのが特徴。バラの香りが気分をよりロマンチックに盛り上げてくれます。
イルミネーション期間中は、イベントも開催されているのでデートにもおすすめです。
演出も年々パワーアップしているので今年の冬もどんな景色になるのか楽しみですね。
12月~3月末までは通常の入園料金の半額くらいで入ることができます。
茨城県フラワーパークの基本情報
住所 | 茨城県石岡市下青柳200番地 |
TEL | 0299-42-4111 |
時期 | 11月中旬~1月中旬 |
時間 | 17:00~21:00 |
料金 | 大人740円,子供(小・中学生)370円 |
ホームページ | http://www.flowerpark.or.jp/ |
アクセス | 常磐自動車道「土浦北IC」より15分 |
茨城観光×冬のおすすめ「霞ヶ浦総合公園 水郷桜イルミネーション」
茨城県のイルミネーションの中でも霞ヶ浦総合公園の「水郷桜イルミネーション」も人気のイベントです。
高さ25mのオランダ風車が広場の中央にあり、シンボル的存在。
普段は地元の人たちの憩いの場となっている公園ですが、冬の夜はファンタジックな園内になっています。
無料なのがこれまた最高!
期間中にはグルメ屋台も出たりしているので、冬のドライブデートにもおすすめです。
水郷桜イルミネーションの基本情報
住所 | 茨城県土浦市大岩田1051 |
TEL | 029-823-4811 |
時期 | 11月中旬~2月下旬 |
時間 | 17:00~21:00 |
アクセス | 常磐自動車道「土浦北IC」より15分 |
冬のイルミネーション情報はこちらで紹介しています。
茨城観光×冬のおすすめグルメ「いちご狩り」
冬と言えばいちごが美味しい季節!
茨城県ではいちごの生産も盛んに行われているので、「いちご狩り」も冬の茨城観光でおすすめのアクティビティです。
昼はいちご狩りを楽しんで、夕方からイルミネーションを見に行くのもデートでおすすめです。
茨城のいちご狩り時期
時期 | 1月~5月 |
関東地方では栃木県がいちごが有名ですが、次いで2番目の生産量を誇るのが茨城県なんです!
茨城県でいちご狩りが体験できる時期は、だいたい1月~5月になります。
いちご農家さんによって予約無しで体験できるところもあるので、ぜひチェックしてみてください。
茨城観光×冬のおすすめグルメ「干し芋」
茨城県は干し芋の生産日本一!
秋から冬にかけてシーズンになるのが「干し芋」。
さつまいものテーマパーク(なめがたファーマーズヴィレッジ)があるくらい、さつまいもの生産も盛んでサツマイモ王国と言っても良いかもしれません。
近年人気の干し芋は、当サイトでもおすすめを紹介していますが、秋ぐらいから大変人気の高い記事となっています!
そこからも干し芋の高さを実感しているのですが、冬の茨城県へ来たら、ひたちなか市の直売所やお土産屋さんなどでたくさん置いてあるのでぜひチェックしてみてください。
冬は干し芋をトースターで焼いて食べるのがおすすめですねぇ。
茨城県の「干し芋」や「焼き芋」は贈り物としても喜ばれますよ。
干し芋やサツマイモの情報は、こちらでも紹介しているのでチェックしてみてください。
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寒い冬は温泉で温まって、疲れを癒すというのも観光の醍醐味。
茨城にも温泉があるので、観光スポットと合わせてチェックしておきましょう。
茨城観光×冬のおすすめ「温泉」
冬の茨城観光。観光スポットを回ったあとには温泉に浸かってのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
寒い冬の露天風呂とか最高ですよね。
茨城県内には、おすすめ観光スポットとして紹介した大子町・袋田の滝周辺にも温泉郷があります。
他にも海沿いの地域では太平洋を眺めながら入れる露天風呂、筑波山の周辺ならではの絶景が楽しめる温泉も!
冬の茨城観光で見て遊んで、グルメを楽しんだら、ぜひ温泉も楽しんでみてください。
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茨城県の冬の気候・服装は?
茨城県の冬は、比較的温暖で昼間も過ごしやすい地域です。ただ、北部の山沿い地域はぐっと冷え込みます。滝が凍るくらいですからね。
朝晩はどのエリアでも寒いので、お出かけの際には防寒対策をお忘れなく!
また、北部や山沿いの道路など凍結していることがありますので、十分に注意してお出かけください。
雪がたくさん降ることはあまりありません。
1番寒い大子町とかでも、タイヤのチェーンが必須!とかそこまでじゃないです。もちろんスリップなどには注意が必要ですが…。
スタッドレスタイヤなどを装備して安全運転を心がけていらしてください。
まとめ
冬の茨城観光に注目しておすすめの観光スポットを紹介しました。
茨城県の冬、意外と楽しめるところがあるんだ!と思っていただけたのではないでしょうか。
家族でもデートでも楽しい観光ができると思います。