茨城県下妻市の「小貝川ふれあい公園」のポピー畑を紹介します。
5月に見頃を迎えるポピーのお花畑。200万本のポピーが咲き誇り、さらに筑波山とのコラボレーションが楽しめる絶景スポットなのです。
カメラマンの間でも有名なスポットで、見頃時期の早朝には全国各地から多くの人が集まっています。
今回は、小貝川ふれあい公園のポピーと筑波山の絶景に注目!2024年の見頃時期や開花情報、アクセス・駐車場・おすすめの時間帯などまとめて紹介していきます。
【小貝川ふれあい公園】200万本のポピーの開花状況や見頃時期(下妻市)
早朝に花満開のこの絶景を目の前にしたら、カメラのシャッターは止まらないし、お花畑の中に立ったら思い切り深呼吸したくなりそうじゃないですか?
こちらは春の絶景スポット。日本百名山「筑波山」とポピー畑のコラボ絶景が人気の小貝川ふれあい公園です。
川沿いに続く約3.2万㎡のお花畑には、春に色とりどりの花が咲き乱れます。その数は300万本!ここが舞台となり「小貝川フラワーフェスティバル」が開催されます。
高速などを使えば首都圏からのアクセスも良い場所なので、ポピーの開花時期には関東周辺のカメラマンがたくさん集まるスポットです。
カメラマンの間でも知名度が高いので、全国各地からも集まっています。
小貝川の河川敷なので朝霧も出やすいという写真好きな人にとって、好条件が揃った撮影スポットということでも人気が高い場所です。
ポピーの開花・見頃はいつ?
見頃時期:5月中旬~下旬
200万本のシャーレーポピーは5月中旬から下旬に花を咲かせます。
小貝川ふれあい公園ポピーの花畑&ダイヤモンド筑波のコラボは5/8~5/13頃にご覧いただくのがベストタイミングです😊✨AM4:36~4:40頃が日の出時間☀️お花の開花がさらに進めば、素敵なお写真が撮れるかも…😉 pic.twitter.com/3cQxdnqs7w
— 下妻市観光協会 (@shimokankou2) May 7, 2021
2024年のポピー開花状況
今年の5月は夏のようにとっても暑い日があったりしていますが、2024年の開花状況はどうなのでしょうか。
5月8日の開花状況
小貝川ふれあい公園のポピーは、温かい日が続き開花が進んでいます。
5月6日の小貝川ふれあい公園花畑の様子です☀️全体的に咲き始めです✨ pic.twitter.com/kfuE5607QO
— 下妻市観光協会 (@shimokankou2) May 6, 2021
ポピーを観賞に行かれる際にも、コロナ感染対策を十分に行ったうえで楽しみましょう!
ポピーの開花状況は、下妻市の公式ホームページのお知らせでも随時発表されています。
小貝川ふれあい公園は、南北に細長い敷地にネイチャーセンター、バーベキュー場、パークゴルフ場、フラワーゾーンなど自然体験をテーマにしたエリアが作られている多目的な公園です。
筑波山の西側に位置し、筑波山までの距離は約10㎞です。真東に筑波山があるので、山の方向から太陽が昇ります。
小貝川ふれあい公園へのアクセス・駐車場
下妻市の小貝川ふれあい公園へのアクセスですが、首都圏から常磐自動車道を利用する場合だと「つくばJCT」から首都圏中央連絡自動車道に入ります。「常総IC」で降りて一般道の国道294号(常総バイパス)で北へ向かいます。
国道125号と交わるところが小貝川ふれあい公園です。
国道294号(常総バイパス)を右折し、イオンモール下妻店とカインズホームの間を進むと公園の入り口に到着です。ネイチャーセンターと駐車場があります。
【車の場合】
・常磐自動車道谷和原IC~国道294号線(約40分)
・常磐自動車道土浦北IC~国道125号線(約40分)
・北関東自動車道桜川筑西IC~国道294号線(約40分)
【電車とバスの場合】
・関東鉄道常総線「下妻駅」から関鉄パープルバスで、「土浦駅行き」または「つくばセンター行き」に乗り、比毛バス停で下車(バス停から徒歩5分)
・関東鉄道常総線下妻駅からタクシーで約10分
駐車場情報
小貝川ふれあい公園は駐車場が複数設けられています。
ネイチャーセンター北側の駐車場は、普通車102台とバス3台が駐車可能です。広い駐車場なのですが、開放時間が6時から22時となっているのでご注意ください。
ネイチャーセンター北側から500mの流コアゾーンの駐車場は、普通車77台とバス3台が駐車可能です。
この他の駐車場はこちら。
- 河川敷駐車場
- スポーツゾーン駐車場
- 祝橋南側駐車場
普通車で200台以上停めることができるスペースが設けられています。
駐車場は無料!車を利用する方には嬉しいポイントです。
ポピーの観賞時には、ネイチャーセンター北側の駐車場が広くておすすめですが、早朝にポピーと筑波山の撮影をする場合は南側の河川敷の駐車場を利用しましょう。
小貝川ふれあい公園の入口の信号を右折し南へ向かいます。しばらく走ると「花畑駐車場入口」と書いてある案内板が見えてきます。
土手に登っていく感じで少し走ると右側に公衆トイレあり。
早朝でも電気が付いているので夜間も利用可能なトイレでしょう。
トイレを過ぎて走っていくと左側に下るような道になり、坂を下っていくと駐車スペースがあります。ここはアーチ型の橋が目印。
ポピー畑は駐車場へ来る道を戻る感じになります。橋をくぐって道なりに歩いていきましょう。だいたいポピー畑までは500mです。
右手には筑波山が大きく見えます。
ポピー畑の手前にはキンセンカが植えられていますよ。
歩いていき分岐を右側の土手の下の道を歩いていきます。
ポピーやコスモスが見られるお花畑は、昭和61年におきた洪水からの小貝川のイメージアップを図るために、小貝川流域フラワーベルト構想のひとつとして昭和62年に花畑が造成されたそうです。
最初は0.6haの規模でしたが、小貝川ふれあい公園の一部として5haのお花畑となっています。
春のポピー開花時期にはフラワーフェスティバルを開催。毎年、見頃時期になるとたくさんの人が訪れる花の名所になっています。
早朝のポピー畑と筑波山がおすすめの時間帯
早朝、空が赤く染まる朝焼け。そして浮かび上がる筑波山のシルエットとポピーの間の朝霧、この4つが揃うととても幻想的な景色ですよね。
こんな素敵な写真が撮影できるスポットなので、早朝でも100人以上のカメラマンが並びます。多い時には200人以上いることもあるそうですよ!
午前4時頃に筑波山の向こうの空が真っ赤になってきて、筑波山のシルエットが美しく浮かび上がります。
ポピー畑のすぐ後ろが小貝川で霧が出やすいため、この朝焼けと朝霧のタイミングを狙って通う方も多いようです。
月明りがあるときには、長時間露光での撮影を楽しまれる方もいらっしゃいます。夜は筑波山の上空にたくさんの星が輝いて素敵でしょうね。
景色を遮る建物が無いって素晴らしいですね。
ダイヤモンド筑波山
ポピーが見頃の時期には、筑波山の頂上から太陽が顔を出す「ダイヤモンド筑波山」を見ることもできます。カメラマンをはじめ多くの方に人気です。
またダイヤモンド筑波山はいつでも見られるわけではなく、しかも早朝に訪れる必要があります。それでもこの時期にしか見られない雄大な景色はおすすめです。
ダイヤモンド筑波山が見られる時期は5月24日前後。花の開花状況、天気、時期など条件が揃うのは貴重ですよ。
見るだけの価値がある景色です。
早朝は厳しいという場合は、もちろん明るい時間帯もポピー畑は楽しめます。明るいとポピーの色合いがより鮮明に見られます。
天気の良い日の青空とポピーのコントラストもとても美しいです!
お散歩をしたりするのにも快適な時期なので、ゆっくりと歩いて花を楽しむなら昼間の時間帯もおすすめです。
小貝川ふれあい公園の秋はコスモスが一面に
春から初夏にかけてはポピー畑が人気ですが、秋も200万本のコスモスが一面に咲き誇り人気シーズンとなっています。
コスモスの見頃時期は毎年9月上旬から下旬頃。
ポピー同様、コスモスの時期も早朝の筑波山とのコラボが人気です。
爽やかな秋のコスモス。こちらの絶景もおすすめなので、秋にもぜひ。
秋には200万本のコスモスがあたり一面咲き誇る!
小貝川ふれあい公園はこんな場所
はらぺこ青虫🐛 (@ 小貝川ふれあい公園 in 下妻市, 茨城県) https://t.co/YI3jK08A3q pic.twitter.com/YQOUje7taY
— 🥟kenken🍓 (@kenken777x) September 1, 2020
小貝川の河川敷に整備されているので南北に細長い公園です。
出展:下妻市公式ホームページ
自然観察ゾーン、スポーツゾーン、子ども広場などすべて自然と触れ合える7つのエリアに分かれています。
中流コアゾーンのネイチャーセンター
ネイチャーセンターの建物がユニークで国蝶オオムラサキを模っています。側面にはイモムシの絵も。蝶の頭部は360度パノラマ展望デッキ。左右の羽は展示室になっていて、ギャラリーやミニミニ水族館などの常設展示は行われています。
ミニミニ水族館では、小貝川に生息する魚や生き物をじかに触れたり、観察することもできます。
バーベキュー場
広い園内の自然林の中ではバーベキューを楽しむことも可能です。(要予約)
10名前後で使えるバーベキュー炉が10ヵ所設置されています。春と秋は人気ですよ!
スポーツゾーン
ソフトボール場が4面、サッカー場が1面、ピクニック広場があるエリア。子供も大人も思い切り身体を動かして安全に遊べる施設となっています。
パークゴルフ場もあり、誰でも気軽に楽しむことができます。
オオムラサキの森
日本の国蝶「オオムラサキ」は、羽の内側が美しい紫色をしているのが特徴のタテハチョウ科のチョウ。
園内の自然観察ゾーンにある「オオムラサキの森」は、オオムラサキの貴重な生息地です。一般の人が森に入れるのは観察会の時のみとなっています。
>>【小貝川ふれあい公園】バーベキューもOK!遊具ありの河川敷の公園(下妻市)
小貝川ふれあい公園の営業時間
小貝川ふれあい公園はフラワーゾーンなどに営業時間はありません。
中流コアゾーンにあるネイチャーセンターは、営業時間と休館日が設けられています。ポピーを展望デッキから観賞したり、トイレを利用する場合には営業時間もチェックしておきましょう。
【ネイチャーセンターの営業時間と休館日】
・4月~10月:9時~16時30分
・11月~3月:9時~16時
・毎週月曜日休館、年末年始
ネイチャーセンターには休憩所・トイレ・展望デッキ・ギャラリーなども併設されています。軽食堂や売店もありますよ!
基本情報
住所 | 〒304-0033 下妻市堀篭1650-1 |
---|---|
TEL | 0296-45-0200(小貝川ふれあい公園ネイチャーセンター) |
定休日 | 月曜日(祝祭日の場合は翌日)及び年末年始 |
駐車場 | 普通車256台、大型車3台 |
ホームページ | https://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page000198.html |
茨城県の絶景お花畑のおすすめスポット
茨県内では絶景のお花畑が他にもあるので、ポピー以外のスポットもチェックしてみませんか?
定番ですが、一面が青い絨毯となる「ネモフィラ」をポピーの前に見に行かれてみてはいかがでしょうか。
つくば牡丹園
茨城県つくば市の春だけ開園される世界最大級の牡丹園「つくば牡丹園」。
約800種、6万株の牡丹とシャクナゲが見頃になる、4月中旬から5月下旬にかけてのみ開園されるスポットです。
園内の池に浮かべられるシャクナゲが美しいと評判!
国営ひたち海浜公園
茨城県を代表する観光スポットの「国営ひたち海浜公園」。
春はネモフィラ、秋にはコキアが有名ですが、広い園内で四季折々のさまざまな花を楽しむことができます。
春はネモフィラだけでなく、スイセンやチューリップ畑もとても見応えがあり、秋にはコキア畑の周りのコスモスも素晴らしいんですよ。
茨城県の花菖蒲・あやめが見られるスポット
5月下旬から6月下旬が見ごろとなる花菖蒲・あやめ。
茨城県内では、水郷潮来あやめ園・牛久市観光アヤメ園・常陸太田市の西山の里 桃源などで花菖蒲を楽しむことができます。
水郷潮来あやめまつりでは500種類100万株の菖蒲が咲き、多くの観光客でにぎわいます。
明野ひまわり畑(筑西市)
筑西市の明野ひまわり畑も筑波山とのコラボ絶景が見られます!100万本の八重ひまわりが咲き誇り、夏の人気スポットです。
こちらのページでひまわり畑の写真や動画などを紹介しています。
>>明野ひまわり畑(筑西市)100万本の八重ひまわりが絶景!見頃やアクセス情報
まとめ
茨城県の春の絶景というと国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑が有名ですが、小貝川ふれあい公園のポピーも負けないくらいおすすめです!
普段スマホで写真を撮影している私ですが、景色が素晴らしすぎて、写真にしっかりおさめたくてカメラを始めようかなと思うくらいでした。
できれば一度、早朝に来園して見にきてみてください!