茨城県内にはたくさんのキャンプ場がある中で、あまり有名じゃないけどおすすめの穴場キャンプ場があります。
茨城県東茨城郡茨城町の「涸沼自然公園キャンプ場」です。
キャンプ場は芝生が多くて、サイトも広々と快適に過ごすことができ、公園内には自然も多く、公園なので子どもたちが遊べるエリアも整っています。
最新のスポットや設備が整っているようなキャンプ場ではありませんが、周辺スポットも充実している穴場ですよ!
今回はその魅力や予約やキャンセルについてまで紹介します。
【涸沼自然公園キャンプ場】有名じゃないけどおすすめの穴場キャンプ場!
茨城県東茨城郡茨城町の「涸沼自然公園キャンプ場」は涸沼(ひぬま)に面したキャンプ場です。
釣り好きな方、ソロキャンパー、ファミリーキャンプ、夫婦キャンプと幅広い方に親しまれています。
さらに、涸沼自然公園キャンプ場は大洗海岸まで車で10分くらいの場所に位置しています。
他にも大洗サンビーチ海水浴場やアクアワールド茨城県大洗水族館、めんたいパーク大洗なども近いので、レジャーの拠点にもできるという立地の良さも人気の1つ。
高速を利用する場合は、北関東自動車道の水戸南ICから約10分程度で到着することができるので都心からのアクセスも良好です。
施設情報
施設名称 涸沼自然公園キャンプ場
予約受付時間 9:00~17:00
予約受付期間 利用月の2か月前から可能
住所 茨城県東茨城郡茨城町中石崎2263
TEL 029-293-7441
休園日 11月から3月は毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
12月28日から1月4日
涸沼に面するキャンプ場は3つ。すべて涸沼自然公園管理事務所が管理しています。その中の1つで最も規模が大きいキャンプ場が「涸沼自然公園キャンプ場」です。
場内の施設
出典:茨城町ホームページ
入口を中心に左右にテントサイトとオートサイトがある広大なキャンプ場です。
オートキャンプサイトは56区画(すべてに電源付き)。フリーサイトは最大250張り収容可能です。
キャンプ場管理棟では、自動販売機(飲料)・温水シャワー・トイレ・焚き火用の薪、BBQ用炭の販売が完備。
温水シャワーは、24時間利用可能の3分200円のコイン式です。炊事棟は場内に2ヶ所設置。午後10時30分に消灯します。
水洗トイレが全部で3ヶ所(和・洋)あります。トイレも午後10時30分に消灯となるので、消灯後には管理棟のトイレを利用します。
※お風呂はありません。
薪と炭以外の販売などは行われていないので、それ以外は近くのホームセンターなどに行く必要があります。
大洗の街中には、ホームセンターもスーパー、コンビニもあるのでお買い物する場所は心配ないでしょう。
涸沼自然公園キャンプ場のフリーテントサイト
出典:茨城町観光協会
最大250張を張れるテントサイト。フリーサイトなので自由にテントを張ることができます。
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けっこうSNSで写真を見ていたら、テントサイトは広々と余裕のある感じで利用されている方が多かったですね。
あまり混雑しないという点でも穴場スポットなんですよ!
テントサイトはサイト内に車の乗り入れはできません。駐車場を利用するようになります。
料金・詳細
フリーテントサイト | |
1人あたりの使用料 | 大人:200円(16歳以上) 小人:100円(5歳以上) |
テント1泊料金 | 1張:2,000円 |
タープ1泊料金 | 1張:1,000円 |
利用期間 | 毎年4月25日~10月31日 |
チェックイン | 午後1時~ |
チェックアウト | 午前11時まで |
涸沼自然公園キャンプ場の電源付きオートサイト
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オートサイトは広さは8m×10m、全56区画。すべてAC電源付きで、1区画ずつ立木で仕切られプライベート感は確保されています。
実際に行ってみるとサイト周辺の各区画は10m×10m以上あるのでは?という広さ。
12m×10mはある区画もあるので、タープとテント、焚き火場を設置しても十分に余裕がある広さです。(場所にもよるのでしょうか?)
車は1台横付けできます。それ以外の車は駐車場へ。
料金・詳細
オートサイト | |
サイト規格 | 56区画・8m×10m |
1人あたりの使用料 | 大人:200円(16歳以上) 小人:100円(5歳以上) |
1区画1泊料金 | 5,000円 |
利用期間 | 毎年4月25日~10月31日 |
チェックイン | 午後1時~ |
チェックアウト | 午前11時まで |
広々とした芝生のフリーテントキャンプサイトと適度な日陰がある林間オートキャンプサイト。
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木々に囲まれているサイトは自然の緑の中という感じで、とてもシンプルだけど景色が美しい。
家族で来ても、釣りの拠点として来ても、雰囲気は気に入ってもらえるのではないかと思います。
フリーテントサイトは、風も無くて気温が高い日だと日差しを遮るものが少ないので、設営や撤収はけっこう厳しい暑さになりそうですね。
逆に遮るものがない分、風通しも良いので、夜は木々に囲まれているオートキャンプサイトよりも過ごしやすいかもしれません。
夏の暑い日には、木陰になっているオートキャンプサイトでも日中はかなり厳しい状況にはなると思います。
夜になると気温も下がって寝苦しさも感じることなく休むことができます。
お子さま連れなら管理棟の近くがおすすめ
小さいお子さま連れの場合は、管理棟の近くのサイトがおすすめです。
夜はトイレが消灯してしまうので、夜間に行きたくなった場合は管理棟まで行く必要があります。
涸沼自然公園キャンプ場の「バーベキューハウス」
屋根付きのバーベキューサイト「バーベキューハウス」があります。
テーブル、椅子、ガスコンロ、鉄板などが備え付けであり、無料レンタル用品でバーベキュー用具(ボール、フライ返し、火ばさみ、ざる)も。
予約状況によりレンタルできない場合もあり。
料金と詳細
バーベキューハウス | |
サイト規格 | 全6炉 |
1人あたりの使用料 | 大人:200円(16歳以上) 小人:100円(5歳以上) |
1区画1泊料金 | 1炉:1,500円 |
利用期間 | 毎年4月25日~10月31日 |
利用時間 | 午前11時~午後3時まで |
日帰りバーベキュー
道具持ち込みの日帰りバーベキューも可能です。
その際、レンタル用品はないのですべて持ち込みで!場所はテントサイト内の空いている場所を使用します。
バーベキューは必ず足の着いているコンロを使用。
キャンプ場の宿泊状況により、利用できない場合があります。
自然公園バーベキュー | |
場所 | テントサイトの空いているところ |
1人あたりの使用料 | 大人:200円(16歳以上) 小人:100円(5歳以上) |
施設使用料金 | 100円 |
利用期間 | 毎年4月25日~10月31日 |
利用時間 | 午前11時~午後3時まで |
秋にはキャンプイベントも開催!イベント情報はこちらでチェック。
涸沼自然公園キャンプ場の予約とキャンセル
涸沼自然公園キャンプ場の予約やキャンセルについてですが、お問い合わせ先が「涸沼自然公園管理事務所」です。
予約はいつから?
予約は利用月の2か月前から可能です。
涸沼自然公園管理事務所へ電話にて予約をすることができます。
- 予約・問い合せ先:涸沼自然公園管理事務所
- 受付時間:午前9時~午後5時
- 電話番号:029-293-7441
- ※休園日
・11月から3月は毎週月曜日(ただし月曜が祝日の場合は翌日)
・12月28日から1月4日
キャンセル
キャンセルも涸沼自然公園管理事務所へご連絡ください。
駐車場
オートサイト以外は車の乗り入れができません。駐車場は全部で3ヶ所、約200台が無料で収容可能です。
夜間警備もしていて安心のキャンプ場
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涸沼自然公園キャンプ場は22時には安全のためにゲートが閉まりますが、24時間警備員が常駐。
緊急時は出ることが可能ですが、翌日の朝7時までは車でキャンプ場の外に出ることができなくなります。
夜間は警備員さんが常駐
涸沼自然公園キャンプ場では、24時間警備員の方が常駐しています。
キャンプ場の多くは管理人さんが常駐しているところも多いですが、昼間は管理人。夜は警備員さんがいるという点でも安心して利用できるのではないでしょうか。
涸沼自然公園の対岸にある「いこいの村涸沼」は夏季に期間限定でキャンプ場をオープンしています。そのほか、茨城県内のキャンプ場情報はこちら。
涸沼自然公園ってこんな場所
出典:茨城町観光協会
涸沼自然公園キャンプ場では、広大な芝生の広場と自然公園が面しているところも魅力になっています。
芝生の広場はサッカー場くらいありそうな面積なので、子どもと思い切り遊ぶにはとても良い場所です。
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広場には花壇もあり、四季折々の花が見られます。GWなどは中央の藤棚が見頃に。
わいわい広場には、小学校低学年まで遊べる遊具に子どもと一緒に楽しめる植木迷路もあります。
植木で出来た迷路なので四季折々で違った姿を見せます。特に春と秋がおすすめ。
せせらぎ広場で水遊びも
出典:茨城町観光協会
せせらぎ広場を流れる人工の水遊び場もあります。
公園とキャンプ場が併設されているからこそ、手軽に楽しめるのもポイントですね。
公園は17時に閉園となりますが、キャンプ客は利用することができるので、貸切状態みたいに楽しめます。
「あじさいの谷」では、梅雨の時期になると谷一面にアジサイが咲いて圧巻の景色に。約1万株のあじさいで埋め尽くされますよ。
お祭り期間中には、夜ライトアップなどもされるので昼夜ともに楽しめます。
涸沼自然公園のキャンプ場での注意点
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- キャンプ場は予約制で
- GWは日帰りバーベキュー不可
- 直火、花火は禁止
- ペット不可
- 水風船は禁止・・・など
こういった注意点もありますが、他にも利用してみて分かったこともあります。
虫対策
どのキャンプ場でも言えることですが、芝生の多いキャンプ場なので「ブヨ」が多いです。
虫に噛まれることがあるので、対策をしておくことをおすすめします。
主に3~10月にかけて活動するブヨは、夏場の気温の低い朝・夕方に活発になるそうです。
ズボンや靴下、レギンスなどを着用したり、虫よけスプレー、ハッカ水などを持参するようにしましょう。
蚊も気になりますが、蚊取り線香を焚いておけば刺されることはほぼないかと思います。
ハエとアリもいるので、虫の対処は準備しておきたいですね。
カラスにも要注意
昼間はほとんどいないのですが、早朝になるとカラスがゴミを荒らしに来るようです。朝起きるとクーラーボックスの上にカラスの足跡のようなものが…。
キャンプ場内ではゴミを決まった時間にしか出すことができません。
袋に入れて置いておくと確実に荒らされちゃうでしょうし、頭が良いカラスはクーラーボックスも開けようとしてくるので要注意です!
車の音が気になるかも
キャンプ場は、県道106号に面しています。
もともと車通りが少なくないので、もしかすると車の音が耳に入って気になる方もいらっしゃるかもしれません。
大きな音のトラックも通るので…。
聞きなれているので気にならなかったんですけど。静かな自然の中で過ごしたいという方には不向きかな。
涸沼自然公園キャンプ場の周辺で釣りと潮干狩り
涸沼や涸沼川には、釣りスポットがたくさんあると思います。
私は釣りに全く詳しくないですが、毎日車で走っていた大貫橋の周辺はけっこう釣りしている方が多いから釣りスポットなんでしょうね。
地元の釣り好き人に聞いたら、大貫橋の周辺は足場がしっかりしていて子どもがいる家族でも比較的安全なんじゃないかな?と言っておりました。
大洗で潮干狩り
もしキャンプをするのが春ぐらいなら、大洗サンビーチ海水浴場で「潮干狩り」をするのもおすすめ!
潮干狩りって泥遊びと宝探し感覚でできるから、子どもも楽しめますよね。
自分で取った貝たちをバーベキューで堪能できます!
涸沼自然公園キャンプ場の周辺スポット&温泉
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潮騒の湯
キャンプ場のシャワーじゃくて、天然温泉の楽しみたい方は「潮騒の湯」がおすすめです。
しっかり汗を流してから就寝したい方も多いのでは?私は絶対お風呂に入りたいタイプ。
潮騒の湯は「太古の化石海水」というお風呂で、鎮静作用がある泉質なんだそうです。
温泉も海が見える露天風呂が人気なだけでなく、併設されているレストランでは海の街ならではの美味しい海鮮料理が楽しめることも評判です。
ちなみにこの施設の駐車場にはたくさんの猫がいますよ。猫好きさんにはたまらないかも。
【関連記事】大洗町の潮騒の湯についてはこちら
アクアワールド茨城県大洗水族館
チェックアウトの日には「アクアワールド茨城県大洗水族館」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イワシの大群、日本一の飼育数を誇るサメエリア、ペンギンやカピバラ、イルカとアシカのオーシャンライブ。
あと人気なのは水族館の裏側が探検できるプログラム。
涸沼自然公園キャンプ場からは車で20分くらいかかりますが、なかなか見応えのある人気の水族館ですよ。
イルカショーは、ストーリー仕立てになっているというなかなか珍しい演出しております。
大洗海岸で磯遊び
大洗水族館を中心に、大洗市街地側へ数キロに渡って磯遊びができるエリアが続いています。
水族館で楽しんでも良いですし、磯遊びができる季節なら水辺の生物と触れ合ってみるのも面白いですね。
大洗サンビーチ海水浴場
茨城県の人気海水浴場「大洗サンビーチ海水浴場」は、幅広い方が安心して遊べるユニバーサルビーチです。
遠浅のビーチなので子ども連れのファミリーも多く訪れています。
昼間は海水浴を楽しんで、夕方はバーベキューしてキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【関連記事】>>大洗サンビーチ海水浴場と大洗海水浴場を比較!
めんたいパーク大洗
大洗町の人気観光スポットの1つ「めんたいパーク大洗」。
明太子で有名な「かねふく」の工場でもあるので、出来立ての明太子が試食できたり、変わっためんたいこグルメも楽しめますよ!
工場見学や直売所でめんたいこのお土産を購入してみてはいかがでしょうか。
フードコートではおにぎりも人気!
涸沼自然公園キャンプ場のキャンパーたちの動画集
ファミリーキャンプから夫婦キャンプ、ソロキャンプと幅広く利用されていますよ。
この涸沼自然公園の親沢公園キャンプ場もロケーション良い感じですね!
海が見える場所でキャンプをしたい!磯遊びや海水浴をメインでキャンプをしたいという方は、大洗のキャンプ場もおすすめです。
まとめ
涸沼自然公園キャンプ場は、広々としていてキャンプを楽しめる環境が整っています。
それ以外にアクアワールド大洗水族館、海水浴場、潮干狩り、磯遊び、観光スポット、温泉と周辺でも楽しめる立地がファミリーキャンプにもぴったりなスポットです。