ネットで茨城の桜の画像を見ていると、「牛久大仏」の桜と芝桜がコラボした美しい景色を目にします!
全長約120mという大きさを誇り、ブロンズ像では世界最大級の「牛久大仏」は桜と芝桜の名所でもあるんです。
芝桜の見頃は4月初旬~4月中旬との情報を得て「これは急いで行くしかない!」と友人たちと行ってきました!
このページでは、牛久大仏と桜のコラボ、芝桜が咲く春の景色を堪能してきたので、体験レポートとしてお届けします。
ランチでは美味しいお蕎麦屋さんも見つけました!
牛久大仏の桜と芝桜の景色は極楽浄土!ランチで食べたお蕎麦が超おすすめ
4月某日、牛久大仏のこの桜の景色を楽しんで参りました。
桜の見頃時期の週末は車が多くけっこう混雑するのですが、牛久大仏に向かう一般道はそれほど混んでいませんでした。
混雑を避けるなら、やはり平日がおすすめですね!
牛久大仏に近づくにつれて、大仏様の上半身がドーンと姿を現します。
その姿を目にするとなんだかわからないけど、非日常的で存在感のある大きな大仏様にドキドキします。
牛久大仏さまの所に到着すると駐車場も広々としていて、正面入口から近くて良かったですよ!
車から降りたときにベビーカーに乗った小さい男の子がいたんですが、目の前の大仏様の大きさに驚いたのかしばらく固まっていました!
「このでけぇ物体は何なんだ⁈」とでも考えているのか?笑
「牛久大仏」とは
- 牛久大仏(うしくだいぶつ)
- 正式名称:牛久阿弥陀大佛
- ブロンズ(青銅)製大仏立像
- 全高120m(像高100m、台座20m)
- 立像の高さは世界で4番目、ブロンズ立像としては世界最大
公園墓地「牛久浄苑」との複合施設です。
牛久大仏は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られ、約7年の年月をかけて、1992年に完成しました。
牛久大仏は、本尊である阿弥陀如来像の形状を拡大したものです。
牛久大仏の2021年の桜の開花時期は?
【どこよりも早いかもしれない牛久大仏桜開花情報2020】先週末3月21日時点ではまだソメイヨシノは1分咲き、芝桜にいたってはぜんぜんでございました。月末が見頃ではないかと予想しています。ハズレても苦情は受け付けません。 pic.twitter.com/uLWYvJa0T1
— 半田カメラ@遥かな巨大仏 西日本の大仏たち 発売中! (@handa_camera) March 23, 2020
2021年は梅の開花も早かったけれど、桜の開花も全国的に早い!
もしかすると3月末くらいに見頃を迎えるかもしれませんね。
天気予報などをチェックしてみてください。
昨年見てきた園内の桜と芝桜の様子は下記でお伝えしていきます!(めちゃくちゃ綺麗でしたよ!)
牛久大仏の浄土庭園内の様子
牛久大仏さまのいる園内は、大仏さまだけでなく見所も満載です!
目に入る大仏様の顔
正面入り口から施設内に入ると、まず目に入ったのが大仏様のお顔!
実際の大きさの1000分の1なのだとか。
このミニサイズにされた顔を目の前に「1000個分のボリュームがある」って言われても、なかなか想像ができない大きさ!
ぜひ目の前に立ってみてください。横に並んで写真を撮るのもおすすめ!
發遣門(はっけんもん)
「發遣門(はっけんもん)」という門があります。
お釈迦様と阿弥陀如来(大仏様)が向かい合い私たちを導く門となっています。
この門をくぐると正面に牛久大仏が姿を現します!
門をくぐった後に数歩進んでから振り返ると、門の上の方を見るとお釈迦様が拝めます。
牛久大仏が目の前に
圧倒的な存在感。むちゃくちゃデカイです!
身震いするほどの迫力です!想像以上の存在感ですね。
高さ120mの巨大な像を見る機会は少ないので、他の有名な像と高さを比較してみました。
牛久大仏の高さについてや胎内、御朱印などについてはよかったらこちらを参考にしてみてください。
牛久大仏の桜と芝桜の美しいコラボはまるで極楽浄土
さらに進むと定聚苑(じょうじゅえん)という庭園のお花畑が見えてきます。
定聚苑でお花摘み
広々とした敷地にはベンチも置いてあって、四季折々の花を楽しみながらお散歩できます。
四季折々の花はうつろいゆく、この世の無常と生命の謳歌を表します。春にはポピーやかすみ草など約12種類の花々がお花畑に咲き乱れ、5月からはお花摘みも楽しめます。また5月〜7月には牡丹やしゃくやく、紫陽花も咲き、秋にはコスモスがお花畑一面に咲き乱れます。引用:牛久大仏公式HP
お花摘みができる種類
- ポピー
- カスミソウ
- キンセンカ
- 矢車草
- 金魚草
- 花菱草
- ゴテチャ
- なでしこ
開花時期やお花摘みについてはお問い合わせしてみてください!
群生海
そして左側には、生命の源を表す池「群生海」が見えてきます。
四季の花、生命の源を表す池です。
生命体は水から生まれてきたと言われます。「群生」とは全ての生きとし生けるもののこと。この池は現世そのものをあらわしています。
引用:牛久大仏公式
この池の周りに桜と芝桜が咲き乱れています。
私が見たかったのがこの美しい景色です!
この絶景と大仏様が見渡せる場所まで行くと、まるで極楽浄土のような世界がリアル体験できます!
桜・芝桜の見頃時期
芝桜の見頃時期
- 4月上旬~中旬
お天気によっても左右されますが、この時期になっています。
私が牛久大仏へ桜を見に行ったのは4月の中旬頃でした。
芝桜はちょうど満開の時期だったようでとっても綺麗な景色を楽しむことができました。
鮮やかな芝桜のピンク色と柔らかいピンク色の桜がきれいで癒されます!
こんな感じで園内は道も整備されていて歩きやすいので、お子さまを連れて散歩している方も多かったですね。
暖かくなってきて、ベビーカーでゆっくり歩けるからいいお散歩スポットなのかも。
桜と芝桜、2つの見頃のピークに重なる時期は最高のコラボが見られますよ!
お釈迦様の誕生日には「はなまつり」
お釈迦様の誕生日は4月8日。
牛久大仏では、その数日前から8日まで「はなまつり」も開催しています!
4月8日はお釈迦様の誕生日。
牛久大仏では毎年ご降誕をお祝いするため「はなまつり」という慶祝期間を設けております。引用:牛久大仏公式
毎年の恒例行事で、来場者には甘茶が振る舞われているそうです。
「牛久大仏胎内巡り」は子連れOK!
牛久大仏さまの景色を見るだけでなく、せっかく来たら「胎内巡り」をしてみてください!
日本一の「大香炉」
大仏様の方に進んで行くと、日本一の「大香炉」があります。
胴回りが2m50cmもあるのだとか!
確かに今まで見たことがあるものの中では大きかったですね。
さらに進んで大仏様の足元まで行くと迫力満点です。
大仏様の裏側の足元から入ると、入口にエレベーターガールのおばちゃんが待っています。
軽く室内の案内もしてくれるのでいいですよ!
エレベーターに乗ってすぐ辺りは暗闇に包まれアナウンスが流れます。
胎内は土足禁止なので靴を脱いで入ります。
ベビーカーは指定の場所に置いて行くので赤ちゃん連れの方は抱っこ紐があると便利!
さらにエレベーターが暗いので子供が泣いてしまうかも…という場合には違うエレベーターもあるようです。
こんな感じで小さいお子さま連れでも安心して胎内巡りをすることができます。
1階は「光の世界」
瞑想を1分間したあとに目を開くと、1階「光の世界」に到着です!
扉が開かれると、一筋の光に照らされた阿弥陀様が現れます。
辺りは、ハスの花の香りに包まれていてとってもいい香りが漂っています!
ここは煩悩を表す暗闇の世界で、辺りは薄暗く静かで神秘的な空間
牛久大仏の写経体験と黄金の胎内仏は必見!
胎内巡りも本当に見所が多いです。
「知恩報徳の世界」(2階)
2階には、「知恩報徳(ちおんほうとく)の世界」があり約77席の写経席が用意されていて写経体験などができます。
写経は、心や身体、脳に良い効果を与えることがわかって若い人の間でも人気があります。
右足・親指先端の実物大模型にもびっくり!
こちらには、牛久大仏1/100の原形模型や大仏完成までのパネルも展示されています。
3階は「蓮華蔵の世界」
3階は「蓮華蔵(れんげぞう)世界」。
蓮華蔵世界とは極楽浄土のことで、約3400体の胎内仏に囲まれた金色の世界を目にすることができます!
こちらは私も気になっていた場所で、一度は見てみたいと思っていました。
実際に目の前にすると圧巻です。
金色に輝く、胎内仏のあまりの数に圧倒されます!
4・5階「霊鷲山の間」
4・5階は「霊鷲山(りょうじゅせん)の間」。
お釈迦様のご遺骨が安置されていて、参拝ができます。
また、地上85mの大仏様の胸のあたりの展望台からは東西南北が見渡せます。
こちらは牛久大仏を空撮した動画ですが、参考にしてみてください!
私も試しに覗いてみましたが、人がアリのようです!
天気のいい日には、スカイツリーや富士山が見えますよ。
高所恐怖症の私にはちょっとキツかったですね。
初めての大仏様の胎内巡り。
驚きもありましたが、とても神秘的で心が穏やかになりました!
牛久大仏の「小動物公園」は子供も大人も楽しめる癒しスポット!
牛久大仏にはもう1つ楽しめる場所があります!「小動物公園」があり、ウサギやリスにエサをあげたり猿の曲芸ショーを楽しめるんです。
とても人に慣れているので間近で触れ合えますよ!
かわいくて、ここではまた違った癒しがありましたね。
休憩やオムツ替えなどもできるスペースもあったので、ママも安心してお出かけできると思います!
土日祝日は園内のカフェで軽食を食べることもできます。
小さなお子さんがいる方には、特におすすめですね!
また、大仏様のそばにある浄土式庭園の「本願荘厳の庭」でもコイに餌やりができるようです。
たくさん歩いたら牛久大仏名物でひと休み!
牛久大仏の園内はとっても広くていい運動になります。お腹も空きますね…。
社寺の境内や参道などにある商店街「仲見世」があります。
具材が海鮮の「バクダン焼き」や「牛久大仏招福まんじゅう」も人気です!
お食事処もあるので、休憩をしながらゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
牛久大仏の料金・アクセス方法
牛久大仏 | |
料金 | 大人800円 小人400円(大仏体内含むすべての拝観) |
住所 | 茨城県牛久市久野町2083 |
TEL | 029-889-2931 |
時間 | 9:30~16:30(季節により変動あり) |
定休日 | 無休 |
アクセス | [電車・バス]JR常磐線「牛久駅」よりバスで20~30分 [車]圏央道阿見東ICから約8分 |
駐車場 | あり(無料) |
詳しいアクセス方法、周辺スポットなどについてはこちらを参考にしてみてください。
ランチで食べたお蕎麦屋さんがおすすめ!
もし時間に余裕があるようでしたら、この近くにある「大名」というお蕎麦屋さんにも行ってみてください!
自宅に帰る途中で見つけたお蕎麦屋さんなのですが、蕎麦がとっても美味しかったんです!
昭和52年からやっているお蕎麦屋さんで、茨城県のブランドそば「常陸秋そば」が食べられます!
優しそうなおばちゃんが出迎えてくれますよ~。
子供のおもちゃが置いてあったりしてママも入りやすいです!
お蕎麦屋さんですが、自家製プリンなんかもあって甘い物も楽しめるのもイイですよ!
ぜひ、行ってみてください。
店舗情報
大名 | |
営業時間 | 11:30〜22:00 LO21:30 |
定休日 | 毎月第2木曜日 毎週水曜日 |
住所 | 茨城県稲敷郡阿見町吉原576-3 |
電話 | 029-889-2616 |
まとめ
桜と芝桜の美しい景色だけでなく、牛久大仏の魅力をたっぷり知ることができた旅でした!
なんだか心も落ち着いて、穏やかな気持ちになれる場所です。
ぜひ一度、みなさんも行ってみてください!