茨城県の梅の名所と言えば「偕楽園」が最も有名ですが、その他にも綺麗な梅と風景を楽しむことができる場所がいくつかあります。
実はけっこう梅の名所と言えそうな観梅スポットが多いんです。
そこで今回は茨城県の梅の名所を地元民がまとめて紹介します!
【茨城の梅まつり2024年度版】地元民がおすすめする梅の名所7選
茨城の観梅スポットをまとめてみました。今回、紹介するのは7ヶ所です!
- 偕楽園:2月下旬~3月中旬
- 弘道館:3月上旬~3月中旬
- 筑波山梅林:2月下旬~3月下旬
- 諏訪梅林:3月上旬~3月下旬
- 東持寺:2月中旬~3月中旬
- 梅園公園:2月下旬~3月下旬
梅の花を楽しむのはもちろん、梅の名所では「梅まつり」も開催されています。
梅の良さも分かっていますが、それでもまだ花より団子的な気持ちもあるので、梅酒や梅ソフトクリーム、屋台とかも気になってしまいますよね。
それもお祭りの醍醐味ですからね!
このページでは梅の各名所の見頃時期から、梅まつり情報などまでご紹介して行きます。
まずは定番の水戸「偕楽園」からどうぞ!
茨城の梅の名所①偕楽園(水戸市)
日本遺産の日本三名園の1つの偕楽園には、約100品種3000本の梅の木が植えられています。
種類によって開花時期が異なるので、長期間でさまざまな表情の梅の花々を観ることができます。
偕楽園の梅の見頃時期と種類
- 見頃時期:2月下旬~3月中旬
- 梅の種類:約100種類
- 梅の本数:約3,000本
- 「水戸の梅まつり」2月中旬~3月開催
偕楽園で見られる主な梅の品種はこちらです。
- 八重寒紅(やえかんこう
- 冬至梅(とうじばい
- 烈公梅(れっこうばい
- 月影(つきかげ
- 月宮殿(げっきゅうでん)
- 水心鏡(すいしんきょう)
- 見驚(けんきょう)
- 江南所無(こうなんしょむ)
- 白加賀(しらかが)
- 思いの儘(おもいのまま)
- 黒田(くろだ)など
「水戸の梅まつり」の期間中には、「夜梅祭」も開催され、ライトアップやキャンドルアート、打ち上げ花火、屋台などのイベントも開催されます。
▼偕楽園についての詳しい情報はこちら
基本情報
偕楽園(かいらくえん) | |
住所 | 茨城県水戸市常磐町1-3-3 |
入園料 | 有料 |
開園時間 | 9時~17時 |
アクセス | 電車→JR偕楽園駅下車徒歩すぐ(梅まつり期間中のみ停車)バス→JR水戸駅北口から偕楽園前バス停下車徒歩すぐ車→常磐自動車道・水戸ICから約20分 |
駐車場 | 有(700台) |
WEBサイト | https://www.ibarakiguide.jp/kairakuen.html |
地図
茨城の梅の名所:弘道館(水戸市)
弘道館は文武を学ぶ国内最大級だった水戸藩校。水戸藩第9代藩主の徳川斉昭公によって創設された場所です。
2015年4月には「近世日本の教育遺産群」として日本遺産にも認定されました。
弘道館の梅の見頃時期と種類
- 見頃時期:3月上旬~3月中旬
- 梅の種類:約60種類
- 梅の本数:約800本
- 「水戸の梅まつり」2月中旬~3月開催
弘道館の主な梅は、水戸の六名木と呼ばれる品種を楽しむことができます。
- 烈公梅(れっこうばい)
- 江南所無(こうなんしょむ)
- 白難波(しろなにわ)
- 柳川枝垂(やながわしだれ)
- 虎の尾(とらのお)
- 月影(つきかげ)
この6品種以外にもありますよ!
- 八重寒紅(やえかんこう
- 八重冬至(やえとうじ)
などの梅が咲き誇ります。
梅の見頃時期には偕楽園と一緒に「水戸の梅まつり」が開催されます。明治30年から開催されている水戸の一大イベントです!
水戸の梅を楽しむなら、偕楽園とあわせて弘道館にもぜひ足を運んでみてください。
▼弘道館についてはこちら
基本情報
弘道館(こうどうかん) | |
住所 | 茨城県水戸市三の丸1-6-29 |
時間 | 2月20日~9月30日 9:00~17:00 10月1日~2月19日 9:00~16:30 *時期により開館時間に変更あり |
料金 | 大人:400円 小人:200円 |
休日 | 12月29日~31日 |
最寄駅 | JR水戸駅北口から徒歩約8分 |
駐車場 | 有(13台)無料 ※満車時は三の丸庁舎駐車場を利用(3時間無料) |
WEBサイト | 観光いばらき |
地図
茨城の梅の名所:筑波山(つくば市)
つくば市にある筑波山の中腹に筑波山梅林があります。
水戸の偕楽園が有名ですが、筑波山梅林も茨城県を代表する梅の名所なんです。
筑波山に咲く梅の種類は白梅・紅梅・緑がく梅などがあり、その本数は約1,000本。偕楽園よりも本数は少ないですが、山で見られる梅林はまた一味違いますよ!
筑波山の梅の見頃時期
- 見頃時期:2月下旬~3月下旬
- 梅の種類:約30種類
- 梅の本数:約1,000本
- 「筑波山の梅まつり」2月中旬~3月開催
梅でピンク色に染まる山肌とつくば市の街並みはもちろん、遠くには富士山や東京スカイツリーも見渡すことができます。
関東平野を一望することができ、筑波山を背景にした景色も絶景です!
昨年の梅まつりでは、筑波山梅林観梅広場に囲炉裏が設置されていて、「暖」のおもてなしがされていました。
観梅、食、そして梅酒も楽しめますよ!まさに身も心も暖まる梅まつりですね。
ここで提供されていた梅酒は、筑波山梅林の梅を使って作られたもの。梅を観ながら梅酒も楽しんでいただきたいですね!
基本情報
筑波山(つくばさん) | |
住所 | 〒300-4352 茨城県つくば市筑波 |
最寄り駅 | Tつくばエクスプレス・つくば駅 バスで筑波山神社入口下車徒歩5分 |
最寄IC | 常磐自動車道 土浦北ICから約40分 |
駐車場 | 有(500台)普通車500円 |
地図
茨城県の梅の名所:梅園公園(つくば市)
偕楽園まで行けないので仕事の合間のつくばの梅園公園の梅。見頃ですし、ほとんど人はいません。梅園公園。ほんとの名前ですよ✨ pic.twitter.com/j2J1jyjtjd
— クリオネ (@kimikimimikan) March 13, 2018
つくば市の「梅園公園」はその名の通り梅林が見事なスポット。筑波研究学園都市研究学園地区の南部にある公園内の梅です。
園内は緑の芝生で覆われていますが、松林や梅林があり、梅の名所としても知られています。
梅園公園の梅の見頃時期
- 見頃時期:2月下旬~3月下旬
- 梅の種類:約50種類
- 梅の本数:約1,300本
- 梅まつりは3月上旬開催
アスレチックなどはありませんが、自然の中で思い切り走ったりすることができるので、お子様連れでも良いですね!
3月上旬には梅まつりが開催されて、多くの人で賑わいうスポットですよ!
基本情報
梅園公園(うめそのこうえん) | |
住所 | 茨城県つくば市梅園2-29 |
電話番号 | 029-883-1111 |
営業時間 | 終日 |
定休日 | 無料 |
入場料 | 無休 |
WEBサイト | つくば市公式 |
地図
茨城の梅の名所:諏訪梅林(日立市)
茨城県日立市にある「諏訪梅林」は、水戸の偕楽園を作った徳川斉昭公が造らせた梅園です。200年という歴史があるスポット。
諏訪梅林の梅の見頃と種類
- 見頃時期:3月初旬~下旬
- 梅の本数:約280本
- 主な種類:白梅、紅梅
- 梅以外の花:サクラ(4月上旬)、ヤマツツジ(5月上旬)
日立市諏訪梅林へ。1万㎡の敷地には色とりどりの梅が満開です。駐車場も無料だし、今が見頃です★良い昼間の癒しスポットを発見しました。#諏訪梅林 #梅見#日立 pic.twitter.com/yovqU2iGb2
— Tattan (@killerpass88) March 10, 2019
梅林通りの両側、約1万平方mに紅白の梅が咲きます。
基本情報
諏訪梅林(すわばいりん) | |
住所 | 茨城県日立市諏訪町 |
問合せ | 0294-22-3111 (日立市都市整備課公園係) |
定休日 | 無休 |
入園料 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 車15分 |
ペット | 可 |
ホームページ | 日立市公式 |
地図
茨城県の梅の名所:東持寺・うめでら(結城市)
今朝「うめでら」の愛称で親しまれているお寺に寄り道して、散策させて頂きました。霧がたちこめる境内はとても幻想的でした(´ω`*)
茨城県 結城市 東持寺❀① pic.twitter.com/NDvl8BLocG— はにわ(にょろ子🐍🎀) (@seimei421haniwa) February 27, 2015
500年の歴史がある茨城県結城市の「東持寺」は“うめでら”とも呼ばれ親しまれるお寺です。
500年の歴史を有する東持寺は、「諏訪山 光國院 東持寺」といい曹洞宗のお寺です。境内に数百本の梅林があり、「うめでら」の愛称で親しまれています。
境内地は、およそ1万坪の広さがあり、中世の武家屋敷跡として市の文化財史跡に指定されています
引用:http://www.umedera.net/
お寺の境内には、10品種・約300本の梅林が広がります。
見頃は2月上旬~3月上旬。
ちなみに2018年ちょっと見頃時期が遅く、3月12日に満開という報告をされていました。
▼うめでら(東持寺)についてはこちら
基本情報
東持寺 | |
住所 | 茨城県結城市上山川3226 |
アクセス | 宇都宮線(東北新幹線)「小山駅」より車で約20分 水戸線「結城駅」より約10分 |
WEBサイト | http://www.umedera.net/ |
地図
茨城県の桃の名所:古河総合公園(古河市)
茨城県古河市(こが)にある「古河総合公園」は、桃の花が咲くことで有名な公園。
25ヘクタールという広大な自然の中に、には矢口、源平、菊桃など5品種の花桃が咲き誇ります。
まさに桃源郷?という風景を楽しむことができるスポットです。3月には菜の花も咲いてとても綺麗な公園。
古河を代表するおまつり『桃まつり』はおすすめ。
古河総合公園の桃情報
- 見頃:1月上旬~3月上旬
- 本数:1500本
- 桃まつり:3月下旬~4月上旬
お祭りは3月下旬〜4月上旬の期間に開催されていました。
5種類の花桃が会場をピンク色に染め、イベントや屋台で楽しませてくれます。
1日いても楽しく遊んで過ごすことができますよ!
基本情報
古河総合公園 | |
住所 | 茨城県古河市大字鴻巣399-1 |
入園料 | 無料 |
アクセス | 古河駅から車で10分 |
WEBサイト | https://www.koga-kousya.or.jp/koga-park/ |
地図
茨城の春は梅のお土産もおすすめ!
偕楽園や筑波山での梅まつりで、遠方からも来られる方が多いと思います。せっかくなので、お土産には梅にまつわるものを買うのもおすすめです。
私の個人的な好みですがおすすめは、「みやびの梅」という和菓子と「梅酒」ですね。
青梅を使った和菓子で、さわやかな見た目が春にもぴったりだなと。梅酒は好きな女性も多いので、友達へのお土産にも良いし、職場などにはやっぱりお菓子。
梅と言えば和菓子というイメージもありますが、洋菓子や梅酒など幅広い世代のお土産にできるものが揃っているのでぜひチェックしてみてください!
茨城の観梅スポットまとめ
茨城県内では、梅の名所と呼ばれるスポットでさまざまな景色を楽しむことができます。
混雑しているところは苦手・・・という方は、偕楽園やつくば山以外のスポットもそれなりに人は多いですがおすすめですよ!
梅の時期はまだ肌寒いことも多いので、温かいものを飲みながら、ゆっくり梅を楽しむのも良い過ごし方なのではないでしょうか。
周辺にも素敵なスポットがあるので、梅めぐりと一緒に楽しんでみてください。