毎年開催される「水戸の梅まつり」は、県内外からたくさんの方が訪れる人気のお祭りですが、開催期間中には会場の偕楽園や弘道館でさまざまなイベントが開催されています。
その中でも毎年注目されているのは、幻想的なライトアップなどが楽しめる「夜梅祭」です!
昼間とは違ったたのしみ方ができる夜の梅はおすすめ。
実は夜梅祭はライトアップの他にキャンドルアート、グルメイベント、フィナーレには花火など内容も盛りだくさんです!
夜梅祭に行ってきたので、ライトアップの風景など写真でその雰囲気をお伝えします!
2025年の梅まつり夜梅祭の見どころや日程などをまとめているので参考にしていただけたら嬉しいです。
偕楽園の梅まつりのライトアップ・花火情報!2025年の夜梅祭
茨城県水戸市の春の一大イベントである「水戸の梅まつり」
例年、偕楽園と弘道館で開催されておりましたが、今年は偕楽園でチームラボの光のアートが行われるため、夜梅祭は弘道館と水戸城跡で2夜に渡り開催されます。
【水戸の梅まつりライトアップ】弘道館の夜梅祭
2週に渡って開催される夜梅祭の1週目は、「弘道館」で開催されています。
「弘道館」は日本の教育に貢献し、現在は日本遺産に認定されている場所です。
1841年に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公の手によって創設した藩校。それが、近世日本の教育遺産群として日本遺産にも登録された弘道館です。「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神の下、弘道館は儒学教育を礎に文武を磨く教育機関として機能しました。
引用:観光いばらき
現代で言う「総合大学」みたいなところでした。
偕楽園では人々が楽しみや癒される場所で、弘道館は文武を学ぶ場所として対になっています。
梅まつりの時期には偕楽園と合わせて訪れて、歴史を肌で感じていただきたいスポット。
弘道館のライトアップ!水府提灯にも注目!
弘道館の入り口となる門にあるのは、水戸の水府提灯です。
中へ入っていくと光と影が幻想的に梅林・正門・正庁・八卦堂・孔子廟を照らし出していました。
弘道館の正庁と梅
このようにあライトアップされると、厳かな雰囲気が伝わってきて自然とみなさん静かに見学していましたね。
江戸時代の弘道館をCGで蘇らせるといった企画も。
水戸雅楽会による雅楽の鑑賞することができました。
いろんな提灯が飾られているので、こういった装飾も見どころの一つかもしれませんね!
弘道館の梅林
梅林のライトアップも幻想的で、とっても雰囲気のある場所です。
さらに!見て楽しむだけでなく、やはりお祭りではグルメも楽しみの1つですよね。
花より団子ってやつです(笑)
夜梅茶屋・ひょうたんランプ展示
夜梅茶屋では、甘酒やコーヒー、おしるこ、もつ煮などで、ちょっと肌寒い春の夜を温かい飲み物や食べ物でほっこりできます。
昼間は温かくても、夜は冷え込むことがある時期です。
このときはやはりコートが必要なくらいの寒さだったので、温かい飲み物がとっても嬉しかったですね。
こんな展示会も行なわれていました!
同時にひょうたんランプ展示も開催されていて、とても美しいランプが並んでましたよ!
ひょうたんのフォルムとデザインが可愛らしいですよね。すごく繊細な柄のものも多くて、けっこう感動しました。
弘道館についてはこちらで紹介しています。
▼弘道館について
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【水戸の梅まつりライトアップ】偕楽園の夜梅祭
第二夜の偕楽園では、園内に咲く梅の木のライトアップはもちろん、普段は夜入れない好文亭も入館して見学することができます。
偕楽園の梅を代表する六銘木には、特別なライトアップも施されています。
六銘木だけ特別扱いされているので、夜の園内でも見つけやすくなっていますよ!
ライトアップは日没直後がおすすめ!
梅の木がライトアップされている姿もとても美しくて、花が浮かび上がるように見えて素敵ですよね。
一番美しいといわれる時間帯が日没直後なんですって!
これは写真の世界で、
- ブルーアワー
- ブルーモーメント
と呼ばれ、暗くなる前の夜空が青い背景になるんです。
白梅、紅梅のライトアップがより一層美しく見え、美しい写真も残せますよ。昼間とは全く違った景色になるので、夜の偕楽園もおすすめです!
日没直後を狙って行ってみてはいかがでしょうか?
夜梅キャンドルアート
庭園で夜梅キャンドルアートが行われました。見晴広場で、西の内和紙を使用したキャンドルが一体を幻想的に!
スマホで撮影しましたがけっこういい感じに撮れてお気に入りです!
また、夜梅茶会や水府提灯展示が好文亭で行われています。
近郊に「西ノ内紙」という水に強い丈夫な紙、良質な竹の産地があり、そして“1本掛け”という独自の手法で作られた提灯。
私もこの水府提灯展示を観るまで知らなかったのですが、水戸は、岐阜、八女と並んで提灯の日本三大産地と称されているんだそうです。
夜の偕楽園を巡るガイドツアー
そして、夜のライトアップされた偕楽園内を楽しむ企画で「偕楽園ナイトウォーク」というものもありました。
偕楽園の本当の入口である表門からめぐれるガイドツアーです。
このガイドツアーは、ぜひ参加していただきたいプログラムだなと水戸市民の私は思いました。
意外に知られていない「偕楽園の歩き方」をガイドさんの解説付きで園内を回ることができるので、「偕楽園の魅力は梅だけじゃない!」ということがお分かりいただけると思いますよ!
参加は無料で何回かに分かれて行われているので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
▼偕楽園の散策ルートと見どころはこちら
竹キャンドル
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偕楽園には孟宗竹の竹林があるのはご存知ですか?けっこう梅林のある表の庭園しか見たことない方も多いのですよね。
偕楽園の孟宗竹の中に、LEDライトを入れたキャンドルが、表門から通りを照らしている景色も幻想的でした。
本当の表門から回ったことがない方も多くて、良いきっかけになっていたようですよ!
着物de夜梅
着物de夜梅という企画は、名前通りです。
着物を着て夜・梅・祭を楽しもう!
レンタル着物、かわいい提灯を持った女性たちがけっこういました!インスタ映え、写真映えが狙えていいですよね。
夜梅屋台村
偕楽園の吐玉泉から下りていったところでも、幻想的にライトアップがされています!
第二夜でもやはり楽しみはグルメです!
夜梅屋台村がありますよ!
この屋台村は、地元、茨城の食が立ち並び、ご当地グルメを楽しむことができます!
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茨城自慢の美味しいお店が出店しているので、いろんなグルメ、お酒を景色と一緒にみなさん楽しんでいらっしゃいました♪
屋台村があるのはキャンドルアートや梅林からけっこう離れています。
この辺りですよ↓
夜梅花火
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そして最後には「夜梅花火」が行われ、夜空を明るく彩ります。
キャンドルアートもライトアップも幻想的でとても素敵な空間ですよ!
夜の梅と夜梅祭グルメも味わってみてはいかがでしょうか。
もし、梅まつり期間中に水戸に来られる場合は、夜梅祭に合わせて日程を決めてみるのも良いかもしれませんね!
▼偕楽園の梅まつり情報はこちら
これまで偕楽園のライトアップは期間限定のイベント時に行われてきましたが、毎日開催されることになりました。
>>偕楽園のライトアップが毎日になった!何時までやる?夜の庭園とイベント情報
普段来てもライトアップは楽しむことができるので、梅の時期以外にも訪れて景色の違いなど楽しんでいただけたら嬉しいです。
さらに春ではないけど、茨城県内の夜のお出かけならこちら!
茨城県内では年間を通し人気観光スポットでライトアップイベントが開催されていますよ!
偕楽園・弘道館の基本情報
会場となる弘道館と偕楽園の基本情報です。
通常の開園時間なども参考にしてみてください。
弘道館の基本情報
時間 | 2月20日~9月30日/9:00~17:00 10月1日~2月19日/9:00~16:30 |
定休日 | 12月29日~31日 |
所在地 | 茨城県水戸市三の丸1-6-29 |
弘道館事務所 | 029-231-4725 |
アクセス | 電車・バス:JR「水戸駅」より徒歩約8分 車:常磐自動車道水戸ICより約30分 |
地図 |
偕楽園の基本情報
所在地 | 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1丁目 |
お問合せ | 029-244-5454 |
アクセス | (電車)JR常磐線 水戸駅〜水戸駅北口偕楽園行きバスで約20分 (車) 常磐自動車道 水戸I.Cより約20分 北関東自動車道 茨城町東I.Cより約20分 北関東自動車道 水戸南I.Cより約20分 |
地図 |
「全国梅酒まつり in 水戸」もおすすめ
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こちらも女子旅におすすめのイベント!!
偕楽園で行われる水戸の梅まつり期間中には、隣接する常盤神社で全国梅酒まつりin水戸が開催されます。
全国梅酒まつり
- 時間:10:00〜16:00
※最終日は15:00まで - 開催場所:常磐神社
- 入場料:前売券 700円/当日券 800円
- 全国約140種類の梅酒の飲み比べ
- 梅酒と料理のマリアージュ
- 梅酒ビール
などを楽しむことができます。
水戸納豆早食い世界大会
水戸と言えば名物の納豆です。
納豆ご飯、納豆の早食いを競う大会も行われています。
しかも、納豆早食いの世界一が決定するイベントです。
まとめ
「水戸の梅まつり」開催期間中は、夜開催されるライトアップなどのイベントもおすすめです。
満開の梅の花と幻想的なライトアップや地元グルメを楽しんだり、梅酒や納豆を味わうイベントなど多彩なイベントも。
ライトアップは日没直後がすっごく綺麗ですよ!
ぜひ梅まつりをご覧になる方は、同時開催されるイベントにも注目してみてくださいね!