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【東持寺】通称「うめでら」親しまれる梅の名所!茨城県結城市

うめでら 東持寺 茨城県結城市 
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今回は、茨城県でおすすめの梅の名所、結城市の「うめでら」で親しまれている東持寺(とうじじ)をいばらき観光マイスターが紹介していきます。

偕楽園や筑波山のように有名なスポットではありませんが、以前テレビでも紹介されたことがあり、多くの人が梅を見に訪れるスポットになりました。

結城市の観光なども兼ねて、うめでら(東持寺)で春を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【東持寺】通称「うめでら」親しまれる梅の名所!茨城県結城市

うめでら 結城市 東持寺 梅

500年の歴史を有する「光國山 梅香院 東持寺」という曹洞宗のお寺。

境内に数百本の梅林があり「うめでら」の愛称で親しまれています。

境内地は、およそ1万坪の広さがあり、中世の武家屋敷跡として市の文化財史跡に指定されています。

お寺の概要

  • 名称:光國山 梅香院 東持寺
  • 御本尊:十一面観世音菩薩
  • 宗派:曹洞宗
  • 開基:山川家11代 朝貞(ともさだ)公
  • 開山:梁庵眠大和尚(りょうあんみん)
  • 創建:文亀三年(西暦1502年)
  • 所在地:茨城県結城市上山川3226

 
 
 
 
 
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東持寺沿革

東持寺は、文亀三年(西暦1502年)上山川、原に同地の諏訪神社の別当寺として山川氏十一代朝貞によって建立された。その後、元和元年(西暦1615年)山川城には水野忠元が入城し、領主となり、寛永三年(西暦1626年)に当山は、現在地に移山し、現在に至っている。
境内諸堂の三宝殿内には正和大板碑(西暦1317年)建立が祀られ市の文化財である。薬師堂は笠間藩主牧野成貞の寄進建立である。
摂受院(大書院)は正安年間(西暦1299年)弘頓法印開く新義真言宗の寺であったが、新宿に在って山川氏の祈願所の為ここに移築された(昭和45年)。引用:東持寺ホームページより

 

テレビでも紹介されたことがあり、観梅スポットとしても親しまれるお寺です。

東持寺(うめでら)梅林の見頃

 
 
 
 
 
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うめでらには、約3ヘクタールの境内に約10種類、300本の梅の木がある梅林があります。

例年、2月中旬ごろから咲き始め、3月が最も梅の見頃になります。

公式ホームページでも梅の開花状況を随時お知らせされています。見頃時期に合わせて行くなら、こまめにチェックしておくと良いでしょう。

本堂の前にはピンクと白の枝垂れ梅。

梅が見頃時期になるとあっという間に境内を人が埋め尽くします。

淡いピンクの枝垂れ梅の周りには、笑顔の七福神です。

テレビで紹介された影響でしょうか。千葉県や群馬県、埼玉県など関東の他県ナンバーの車が多く見られました。

狭い片側一車線の道路は渋滞に。

境内も人が多く賑わっていたので、人が少ない時間に見たい方は、なるべく早めに来ると良いかもしれませんね。

本堂の前には、七福羅漢像・羅漢像が安置されております。

境内や庭園にはたくさんの羅漢像が祀られているので、どこにあるのか探してみてください!

境内梅林側の入口から、本堂に向かってまっすぐに参道があるのですが、こちらも四季折々の花で彩られます。

参道にはつつじがあり、4月中旬から5月が見頃となっていますよ。

東持寺(うめでら)の境内

 
 
 
 
 
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境内には市指定文化財も多数あります。見どころを簡単に紹介していきます。

中世武家屋敷遺構(結城市指定史跡)

東持寺の境内は、中世武家屋敷跡で結城市の文化史跡に指定されています。

周囲は土塁の堀がめぐらされている山川氏の居館跡でした。

結城初代朝光の第三子「重光」は、山川庄の地頭に任ぜられて十代にわたって住んだ所であるが、永正十一年(西暦1514年)に十一代朝貞は新宿に綾戸城(結城市山川新宿)を築いて移った。

山川氏は十六代朝貞の時、宗家結城十八代の秀康と共に慶長六年(西暦1601年)越前福井城(福井県)に転封となる。そして結城氏の旧領は、大部分幕府直轄領になって、代官伊奈備前守忠次が就任し交代もあって九十八年の間は天領とされた、この屋敷にも代官が駐在したので代官屋敷とも言われる。引用:東持寺ホームページより

参道入口には、中世武家屋敷の堀跡らしき水路があります。お盆にはここで灯篭流しも行われます。

七福羅漢

本堂の前庭に安置される七福羅漢。

弁財天(弁財羅漢)・福録寿(福録寿羅漢)・布袋(布袋羅漢)・毘沙門天(毘沙門羅漢)・大国天(大国羅漢)・寿老人(寿老人羅漢)・恵比寿天(恵比寿羅漢)

摂受院(大書院)

摂受院(大書院)は正安年間(1299年から)弘頓法師開く新義真言宗の寺でしたが、新宿に在って山川氏の祈願所である為、昭和45年に当山に移築されたと伝えられます。

薬師堂

「薬師堂」は、元光國山薬王院という山川氏の持物堂。瑠璃光薬師如来が安置されています。

正和大板碑(せいわおおいたひ)

覆堂三宝殿内に祀られている正和大板碑(せいわおおいたひ)。

縦190cm・横幅110cm・厚さ10cmの大きさで、碑面には篆書風に「南無佛」と大書され、両側に二基の五重の塔が陰刻されています。左側には正和6年(1317年)2月15日の記銘年が刻まれている。

結城市指定文化財です。

うめでら天神宮

天神さまと言えば、学問の神として知られる「菅原道真公」が祀られています。

東持寺(うめでら)の御朱印

 
 
 
 
 
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東持寺では御朱印をいただくことができます。

東持寺(結城市)へのアクセスと駐車場

住所 茨城県結城市上山川3226
TEL 0296-35-0035
ホームページ https://www.umedera.net/

アクセス

電車・バスの場合は、JR宇都宮線(東北新幹線)小山駅、または水戸線結城駅が最寄駅になります。各駅からはタクシーで小山駅より約20分、結城駅より約10分です。

車の場合は、東北自動車道 佐野ICより、国道50号線水戸方面へ直進。結城バイパスに入り「鹿窪運動公園入口」の交差点を右折し直進して約10分。

埼玉県・東京方面からは、圏央道 五霞ICより国道4号線バイパスを経由して約40分。

千葉方面からは、圏央道 常総ICより国道136号線を経由して約40分。

駐車場

お寺の駐車場は無料で利用することができます。

併せて訪れたいスポット「筑波山梅まつり」

茨城県の梅の名所「筑波山梅まつり」も一緒に巡ってみてはいかがでしょうか。

標高約250mのところにある筑波山梅林では、見晴らしがよく景色が素晴らしい上に、白梅と紅梅など約1,000本もの梅を楽しむことができます。

梅まつり期間中にはさまざまなイベントも開催。梅まつり限定の特別なグルメも楽しむことができますよ!

お得な日帰りバスツアーなどを利用して、茨城観光を楽しむのもおすすめです。

東持寺と結城紬問屋街を巡る結城市観光もおすすめ

結城市と言えば、「結城紬」で知られる町です。梅を見た後には「つむぎ館」などに立ち寄るのもおすすめです。

結城紬ミュージアム|つむぎの館

結城紬を身近に感じることができるスポット!

「つむぎ館」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬の総合ミュージアムです。

紬小物販売の「結の見世」、染め折り体験ができる「織場館」などが併設されています。

入館料 200円
駐車場 無料
営業時間 10:00~16:00(土日祝17:00まで)
定休日 火曜日・水曜日
住所 〒307-0001 茨城県結城市結城12−2
TEL 0296-33-5633
ホームページ http://www.yukitumugi.co.jp/

 

見世蔵

結城市は、昔の雰囲気を感じることができる街並みが残っているのも見所!

結城市北部市街地には、結城市を代表する建築物「見世蔵」など蔵造りの建築物が並ぶ風景を楽しむことができます。

明治初期から大正期に建設された蔵造りの建物は、見るだけでなく、紬問屋や老舗商店、カフェなどで営業されています。

雰囲気、趣のある空間で、ゆっくりと旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

結城市の代表的なお饅頭「ゆでまんじゅう」もおすすめです!もちっとした食感が人気ですよ。

市内で販売されているお店によって、見た目や味が違うので食べ比べしてみるのも面白いかも!

まとめ

茨城県結城市にはあまり知られていないけど、「うめでら」という地元の方たちから親しまれている梅の名所がありました。

2月中旬から3月に、茨城県へ訪れる際には、結城市の東持寺(うめでら)へ梅を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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