茨城県大子町にある「袋田の滝」は、日本三名瀑の1つで北関東屈指の紅葉スポットです。
そのため毎年紅葉時期には大変な混雑が起こります。
人気スポットなので混雑は仕方ないことですが、できれば渋滞や混雑を避けてスムーズに目的地へ行きたいところ。
このページでは、袋田の滝の紅葉時期の混雑予想や渋滞回避する方法、また駐車場の情報などまとめてご紹介しています。
袋田の滝の紅葉の混雑は回避できる?駐車場やアクセス方法まとめ
日本三名瀑の「袋田の滝」は、通称「四度の滝」とも呼ばれ、新緑、紅葉、冬の凍結など四季折々に変化する滝の様子が楽しめる人気スポットです。
この滝はスケールの大きさだけでなく、平安時代から偉人たちも訪れていた歴史のある場所です。
年間通してたくさんの観光客の方が訪れていますが、特に紅葉の時期には大変な混雑ぶりを見せます。
実際に行こうと決めた場合、混雑状況や駐車場情報が気になりますよね。
平日ならまだしも袋田の滝の紅葉の見頃時期の週末は確実に渋滞や混雑が起こります。
とにかく車でアクセスする方が多いので、駐車場は混雑するし、ということは周辺の道路でも渋滞が発生します。
駐車場から下りても滝が見られる観瀑台へも並んだりするので、できるだけ人が少ない時に行きたいなと茨城県民の私も思います。
注意したい袋田の滝の紅葉の混雑ポイント
紅葉時期に袋田の滝へ向かうなら、混雑する場所をあらかじめ把握しておきましょう。
- 周辺道路(国道118号線)
- 駐車場
- チケット窓口
- トンネル内(観瀑台・エレベーター)
こういった場所が特に混雑・渋滞が見られる場所です。
周辺道路・駐車場
混雑時間帯:午前10時ごろから夕方
周辺道路と駐車場は、だいたい10時ごろから混雑しはじめ渋滞が発生。夕方頃まで続きます。
特に国道118号線が渋滞します。
チケット窓口
休日は待ち時間が発生
袋田の滝が見学できる観瀑台へは、トンネル利用料を支払うためにチケット窓口へ行かなければなりません。
平日はそこまで混雑していませんが、土日祝日、連休は10分以上の待ち時間が発生することがあります。
前売り券などの販売がないので、紅葉時期になるとどうしても人が集中する場所なので列ができてしまいます。
<袋田の滝>
営業時間|8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00)
チケット窓口で並ぶのも避けるためにも、営業時間が8時からなので、混雑を避けるなら8時前に着いているとベストだと思います。
トンネル内の混雑
観瀑台へ行くエレベーター待ちで長蛇の列に
トンネルを歩いて観瀑台へ行くのですが、トンネルを抜けた先に第1観瀑台があります。そこからさらに奥へ進むと第2観瀑台へ上がるためのエレベーターが2機あります。
平日は混雑が割と少ないですが、土日祝日はこのトンネル内がエレベーター待ちで超混雑します。
トンネルは約276mの長さがあるので歩いて数分かかる場所なのですが、エレベーターの順番待ちの長い行列ができるんです。
袋田の滝が混雑する時期と時間帯
袋田の滝が混雑する時期と時間帯ですがはこちらです。
- 混雑する時期:11月上旬~中旬
- 混雑する曜日:土日祝日
- 混雑する時間帯:11時ごろ~15時ごろ
袋田の滝は茨城県を代表する人気観光スポットなので、観光ツアーが組まれていることも多いです。
そのため、11時を過ぎてくると大型観光バスの団体客も増える時間帯で混雑しやすいようです。
ライトアップ時期にも要注意!
また11月になるとライトアップが日没後~19時ごろまで行なわれるので、15時以降も混雑しています。
道路の渋滞は?混雑しない道はある?
道路の渋滞を避けられるとうれしいですよね!
茨城県民の私も渋滞回避できる道があるならお伝えしたいのですが、残念ながら袋田の滝へ向かう道は1つしかありません。
ということで、渋滞は確実に起こってしまいます。
渋滞し始めるのは何時かというと10時くらいにはピークに達する渋滞が起こります。(ピークと言っても夕方くらいまで続くんですけど・・・。)
平日でも週末ほどではありませんが、けっこう混むときがあります。
紅葉時期の混雑回避する4つの方法
年間を通しても紅葉の時期が最も混雑しますから、実際に行かれる場合は注意しましょう。
特に金曜と土日などの週末にかけてはライトアップでの混雑も予想されます。
19時ごろまで人出が特に多いと思います。
紅葉シーズンは平日でもなかなか人が多いですよ!
- 平日に行く
- 混雑する前に到着する
- 袋田の滝周辺に宿泊する
- 袋田駅から徒歩で行く
この3つのポイントが基本になってくるかもしれません。
1.平日に行く
もちろん土日祝日に比べると平日の方がゆっくり見ることができるので、平日時間が取れる方は週末を避けるのも混雑回避の方法になります。
2.混雑する前に到着する
土日祝日に行かれる場合は、朝早く到着することが1番の方法ですね。
8時くらいい到着していると安心かもしれません。
3.袋田の滝周辺に宿泊する
これはけっこうおすすめのプランです!
袋田の滝周辺には温泉宿があり「滝まで歩いて5分」という場所も少なくありません。
前日に周辺の観光や紅葉などを楽しみながら、のんびりと宿で温泉や食事を楽しんで、翌朝は朝食を食べてから9時ちょっと前に宿を出て歩いて滝へ行く。
いかがですか?道路の混雑も駐車場に入る渋滞も横目で見ながらスムーズに紅葉が楽しめますよ!
宿泊すれば前日の夕方、夜にライトアップを楽しむこともできますからね。
4.袋田駅から袋田の滝まで徒歩で行く
「どうしても渋滞にハマりたくない!」という場合は、袋田駅から徒歩で行くという方法もありますね。
駅から袋田の滝までは約3キロ、時間にすると約40分くらいです。歩いて行けば道路の渋滞も駐車場の入庫待ちもありません。
ただ!滝までの道のりも、観瀑台へのアクセスも滝周辺の散策も平坦な道ではないので往復するとなると体力は必要になりますね。
滝周辺にも滝を見ながら一休みができる休憩処もあるので、観瀑を終えたら一息ついてみてはいかがでしょうか。
鮎の塩焼きや名物のこんにゃく、けんちんそばなどが食べられますよ!
【袋田の滝周辺の駐車場】おすすめの駐車場は?
袋田の滝周辺には、無料の町営駐車場と民間の有料駐車場があります。
ちなみに2ヵ所ある無料駐車場は、袋田の滝入口まで1キロ、1.5キロの距離があります。
滝まで歩かなくてはいけないので、小さいお子さま連れの方やお年寄りの方は避けた方がいいかもしれませんね。
とは言え、みなさんできるだけ滝の近くに駐車したいですから、有料駐車場もめちゃくちゃ混みます。
混みだしているなと感じた場合は、手前でも見つけた駐車場に入ってしまうのが良いと思います。
朝出発して10時ごろ着く予定だった方が見事に渋滞にハマって、「近くの駐車場を目指していたら結果、到着したのが15時だった・・・」なんていうこともあるようです。
有料駐車場は周辺のお店が提供しているスペースになります。
よく駐車場情報で「お買い物をすると無料になる」など紹介されていますが、現在はすべて有料になっていますよ!(お店の方の情報です!)
ということで、袋田の滝の渋滞回避をするなら朝早くに到着するのがベスト!!
8時ごろに到着できるようにしておくと、周辺道路、駐車場渋滞もはまりにくいと思います。
駐車場の場所やアクセスなどについての詳細はこちらで紹介しています。
袋田の滝周辺のおすすめ紅葉スポット
袋田の滝の紅葉の見頃時期には、大子町には「月待の滝」、永源寺(もみじ寺)も紅葉の名所もあります。
日本最大級に高く長い吊橋の「竜神大吊橋」も紅葉めぐりにアクセスはしやすいです!(袋田の滝から約30分でアクセスできます。
ちょっと離れた高萩市の「花貫渓谷」も紅葉の名所&おすすめの場所です。
袋田の滝からは約35キロくらいの場所にあるので、茨城の紅葉めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
<袋田の滝の紅葉>混雑を避ける方法まとめ
- 土日祝日は8時に到着するのがおすすめ
- 混雑しているときは手前に駐車場を見つけたら入った方がいい
- 民間有料駐車場はすべて有料(お買い物、食事をしても無料にはならない)
- 体力に自信がある場合は「袋田駅」から徒歩で行く
- 近くの宿に宿泊する
茨城県民の私も自慢の滝×紅葉の絶景が見られるスポットなので、混雑はしますがぜひ楽しんでいただきたいなと思います。
ライトアップもおすすめなので個人的には宿泊するのが1番楽しめるプランになると思います!
時間に余裕のある方は、ぜひ周辺の宿に泊まって大子町を楽しんでみてください。