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泉神社(日立市)ご利益は縁結び!オリジナル御朱印帳やお守りも紹介

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今回の茨城県神社めぐりでおすすめの日立市「泉神社」を紹介します。

泉神社は日立市で最も古い神社と言われ、さらに泉が森の神秘的で美しすぎる源泉の湧き水がパワースポットとして有名な場所。

境内を歩いて泉を見るだけでも癒されるそんなスポットです。

泉神社の由緒・ご祭神・ご利益・泉が森・御朱印・アクセス・周辺のおすすめ神社までまとめています。




泉神社(日立市)ご利益は縁結び!オリジナル御朱印帳も登場!茨城県の神社めぐり

神社の概要
  • 創建:宇治49年(紀元前42年)
  • 御祭神:天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)
  • ご利益:商工繁盛、交通安全、家内安全、延命招福、五穀豊穣、海上安全、大量満足、縁結び、安産など
  • 三大祭:2月11日の祈年祭、5月3日の例大祭、11月23日の新嘗祭
  • 境内社と末社:厳島神社(市杵島比売命/別名:弁財天)、三峯神社(伊弉藷神・伊弉冉神)、鷺杜神社(天玉柱屋姫命)、富士神社(木花開邪姫命)、豊稔神社(月讀命・大穴牟遅命)、稲荷神社(宇迦之御魂大神)

泉神社は創建から2000年以上!日立市で最も古い神社

泉神社 鳥居 日立市

泉神社の鳥居をくぐると旗が並んだ長い参道が続きます。参道の途中には三峯神社も鎮座しています。

泉神社の由緒によると、紀元前42年にこの地に鎮祀されたと伝えられています。

2000年以上も前からこの地を護ってくれているという、日立市で最も古い神社とも言われています。




泉神社のオリジナル御朱印帳が登場!12月1日より

 

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泉神社でオリジナル御朱印帳が完成したとInstagramで投稿されていました。

ネイビーの色が落ち着いていて良い!

本来はお正月の元旦から領布される予定だったそうですが、コロナ禍ということで2020年12月1日より領布開始となります。

表面はレトロモダンな看板や引札、明治・大正時代のグラフィックデザインベースに1対の龍が描かれています。

裏面は幾何学模様。これは泉に浮かぶ波紋がイメージされているそうです。

御朱印帳には御祭神の『天速玉姫命』が特別朱印として押印されています。

限定御朱印帳ではないので、混雑しない日を狙って参拝に行かれると良いのではないでしょうか。

泉神社に参拝行ってきました!最新レポートはこちらで紹介しています。

泉神社の御祭神

社務所の前にあるのは樹齢450年の御神木(杉の木に桜が根付いた宿り木)なのですが、昭和初期の落雷で大きな損傷を受け、現在は屋根の下で保存されています。

 

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社務所の先には奥に本殿が静かに立っています。

御祭神は天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)。

古くからこの地で信仰されてきご祭神の天速玉姫命は、一説によると機織を司る天棚機姫神(あめのたなばたひめ)の娘とも伝わる女神。(天太玉命の后神、天比理刀咩命ともいうとされている)

霊玉の女神とする説、速玉男命や豊玉姫と同神とする説があり、戦国時代には多くの武将が勝利を願って祈願しに訪れていたそうです。

神社の神紋には徳川の葵の紋も。

いろんな説が伝えられていて、女神様なのに武将たちが勝利祈願に訪れるというちょっとミステリアスな神様ですね。

泉神社は、決して大きな神社ではありません。

しかし、鳥居を潜って参道へと進むと自然に心が洗われるような気がしてくるんですね。

本殿前、境内はとても穏やか空気をまとっていました。

本殿から横の道を下っていくと、泉神社の欠かせないスポットであるエメラルドブルーの泉が見えます。

泉神社のパワーの源「泉が森」です!




泉神社の史跡「泉が森」ご利益は縁結び

泉神社 泉が森 源泉

日立市のパワースポットともいわれる美しすぎる神秘的な源泉です。

史跡「泉が森」は、奈良時代の常陸風土記に「密筑の大井」としてその名が記されており、1,000年以上も地底からこんこんと水が湧き続けています。

泉が森のはじまり

泉神社 日立市 

この辺り一帯は「泉が森」と呼ばれています。

社記によると「霊玉が天から降りてきて、水が湧き出て泉となった」と記されています。

その泉となったという伝説は「泉が森」のお話として残されています。

むかしある年のこと、水木(現在の日立市水木町)の里に長いこと雨が降らず日照りが続いて村人が苦しめられていました。

田畑の作物は枯れはじめ、井戸も干上がる寸前です。

困りきった村民たちが集まり、神様におすがりするより仕方がない。死人も出かねないし、村のみんなでお願いすればきっと神様に通じるはず!

ということで村中の人たちは来る日も来る日も祈り、雨乞いを続けました。

ちょうど満願の日のこと、今まで晴れていた空が急に暗くなったと思ったら、突然、人間の頭くらいある水晶の玉が天から降ってきたそうです。

その水晶の玉は乾いた大地に土埃をあげてめり込み、しばらくするとそこから清水が湧き出し始めたのです。小さな水たまりから湧き水はあふれ出していき、あっという間に泉に。

村人たちの願いが通じた泉のお陰で、水不足から救われたのでした。それから、村人たちは感謝を込めて水晶の玉をご神体として泉神社を建てたのです。

 

この水晶の玉(霊玉)を神格化し御祭神として祀ったのが天速玉姫命(あまのはやたまひめのみこと)というわけです。

泉の横にある祠には弁財天様が祀られています。

古くから男女の出会いの場?縁結びのパワースポット!

この泉は縁結びのパワースポットとしても有名です。

常陸風土記には、夏の暑い時期になると男女がここに集まって飲んで遊びを楽しんでいたという記録があるため、縁結びのご利益があると言われています。

また、願掛けをすると泉が反応して答えを返すともいわれています。

色んな言い伝えがあるんです!

昔から多くの人を引き寄せる交流の場だったので、多くのカップルが誕生していたのでしょうか。

現在でも縁結びのご利益にあやかろうと足を運ぶ人が多くいらっしゃいます。

 

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水の透明度がすごい!エメラルドグリーンの泉は、水の色ではなく底の砂の色なのです。海に由来する砂だったそうです。

前々深く無さそうに見えて、実は深いところで水深1.5mほどあるんだとか。

そして湧き出る水の量が1分間で1,500リットル。1日の湧き水量はなんと4,320トンを誇るとか。想像もつかない量ですね。

東日本大震災が起きたときは、1週間ほど濁って何も見えない湧き水だったそうですが、10日ほどで元の澄み渡った水に戻りました。

1969年には、茨城県指定文化財史跡に指定されており、歴史的にも価値の高い森なのです。

水中を見ていると青白い砂が舞い上がり、泉が呼吸をしているようにも見えます。見ているだけで心が洗われると口コミで見ていましたが、本当でした。

ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください!

古くは地元の飲料水としても使われていましたが、現在は水質低下により飲料水としては利用できません。

また、水質保全のために泉へお賽銭を投げ入れたり、魚を放すなど行わないようにしてください。

この美しい泉を守りたいですからね!

湧き水がどこへ行くのかというと、隣の公園に流れ出ています。




イトヨの里 泉が森公園

 

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泉が森の水が流れていくのは、森の一角にある「イトヨの里泉が森公園」です。

泉が森湧水とイトヨの里泉が森公園の湧水は、2008年に平成の名水百選に選ばれています。

泉神社の横には「泉が森公園」があります。

「イトヨ」という珍しい淡水魚が生息しているため「イトヨの里」とも呼ばれています。

水が綺麗な証拠でもあるでしょう。6月にはホタルを見ることができ、「蛍祭り」も開催されています。

こんこんと湧き上がる泉はとても美しく静かな場所なので、日頃の疲れを癒してくれるのではないでしょうか。

泉神社の水みくじ

泉神社では「水みくじ」というおみくじがあります。

社務所で200円を納めて受け取りましょう。

なぜ水みくじなのかというと、運勢を占うだけでなく、聖なる湧き水に触れるきっかけにしてほしいからということで始められたもの。

水みくじ専用のスペースがありますよ。

湧き水の温度は年間を通じて15度くらいです。冬は暖かく、夏はひんやりと感じられますね。




泉神社の御朱印とお守り

 

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御祭神の判じ絵 の御朱印もいただくことができます。

 

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2020年7月より御朱印の種類が増えたそうです。

参拝に行った時には新しい御朱印もいただいてみたいですね。

お守り・神玉巡拝

泉神社ではお守りもいただくことができますが、日立市・高萩市・北茨城市の8つの神社で集める「神玉(かみたま)」も領布されています。

8つ集めると願いが叶うという大願成就のお守りになり、泉神社に参拝するとそのうちの1つを手に入れることができます。

神玉巡拝と言うものなのですが、「茨城のドラゴンボール」とも言われたりしているようです。

詳しくはこちらのページで紹介しています。

神社めぐりをされている方は、この機会に神玉巡拝もしてみてはいかがでしょうか。




泉神社(日立市)へのアクセスと基本情報

茨城県日立市の泉神社へは、東京からJR常磐線の「大甕駅(おおみかえき)」が最寄り駅になります。特急なら1時間半で到着することができます。

東京からは1時間半。JR大甕駅から徒歩10分!

大甕駅からは徒歩で10分ほどのところです。

車でアクセスする場合は、常磐道日立南太田ICから15分。駐車場は神社のすぐ横にあります。

基本情報

泉神社
住所 茨城県日立市水木町2-22-1
電話番号 0294-52-4225
アクセス JR大甕駅徒歩約10分
公式ホームページ 泉神社

 

泉神社(日立市)周辺のおすすめ神社

泉神社を参拝したら、周辺の神社にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

日立市とその周辺のおすすめ神社仏閣も紹介させていただきます。

大甕神社(おおみかじんじゃ)

大甕神社は泉神社から直線距離だと2㎞も離れていません。車でアクセスする場合にも5,6分で行くことができます。

大甕神社には、経津主神・武甕槌命でも服従させることができなかった天津甕星を成敗した建葉槌命(たけはずちのみこと)を御祭神としている神社です。

格調ある拝殿の裏手には急な岩山があり、建葉槌命が香香背男を成敗し巨大な岩に封じ込めたとされる「宿魂石」があります。

その「宿魂石」が大甕神社のパワースポットとして知られています。

映画「君の名は」のスピンオフ小説の舞台ともなった神社として注目も集めました。

実際に参拝してきたときの様子、御朱印などはこちらのページで紹介しています。

御岩神社

日立市の神社と言えば188柱の神を祀る「御岩神社(おいわじんじゃ)」が有名です。

全国のパワースポットめぐり、神社めぐりをされている方の間でも、日本最強のパワースポットと称されるほどで、日々全国各地から参拝者が訪れています。

泉神社が海側にあるのに対して、御岩神社は山の中に鎮座していますが、車なら約30分ほどで行くことができますよ!

村松大神宮

村松大神宮は東海村にある神社です。茨城のお伊勢さん(内宮)である由緒正しい歴史ある場所。

日立市の隣町ですが、距離は10㎞くらいなので車で15分ほどあれば行くことができます。

豊受皇太神

泉神社から車で約10分くらいでアクセスができるのが、東海村の「豊受皇大神宮」です。

こちらは茨城のお伊勢さん(外宮)なので、先ほどの村松大神宮とセットで参拝するのがおすすめの場所。

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この他にも茨城県の神社・寺院めぐりと御朱印について、また人気パワースポットはこちらで紹介しています。

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