茨城県水戸市と言えば、古くから日本三名園として知られている「偕楽園」が梅の名所として有名です。
偕楽園は「日本三名園」なのに梅林と好文亭だけしかなくて、「どのあたりが日本の三大名園なんだろう?」と思われることも多々あるのが事実。
そう思ってしまうのは、偕楽園の本当の姿を見ることができていないからです。
偕楽園は通な歩き方で回ると、梅だけではない歴史や偕楽園の世界観、そして美しい景色を見ることがれきます。
それは、日本三名園の兼六園や後楽園とはまた違った景色です。
今回は、地元民が大人旅におすすめのスポット「偕楽園」の正式なルートをご紹介します!
見どころ、歩き方やアクセス・駐車場情報、周辺スポットなども参考にしてみてください。
偕楽園の歩き方!地元民が表門から回り方をガイド
古くから日本三名園として知られる偕楽園。1842年に常陸国水戸藩第九代藩主の徳川斉昭によって造園されました。
歴史的にも価値のある場所で、水戸市の弘道館とともに「近世日本の教育遺産群」として日本遺産に認定されています。
また日本三名園であり梅の名所として知られています。
偕楽園では、早春におよそ100品種3000本の梅が花開きます。
県内外で「梅の時期以外は何もないところ」なんて言われますが、年間を通じて楽しめるように水戸市でも力を入れています。
梅の時期にメディアでよく紹介されているのは、梅の咲き広がるこんな景色ではないでしょうか?
「偕楽園記」には、この陰と陽について斉昭公によって以下のように記されています。
斉昭は「偕楽園記」のなかで、「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」と書き表しています。
引用:偕楽園
陰と陽の世界を歩くことで、偕楽園の本来の姿が分かるんです。
これから偕楽園に行く予定がある方は、これから紹介する偕楽園の歩き方をぜひ参考にしてみてください!
偕楽園の入口はどこ?1番近い場所は正門じゃない?
偕楽園は建てられた当初、偕楽園は表門(正門)から入るのが一般的でした。偕楽園駅のある現在は、駅から歩いて最も近い「東門」など他の場所からも入ることができます。
むしろ東門から入る方がほとんどです。
「偕楽園駅」は、春の梅まつりの期間中のみ停車する臨時駅です。
駅を降りれば目の前が偕楽園!
電車で来られる場合は、とてもラクチンです。駅とは言ってもローカル線の秘境駅的な駅ですけどね(笑)
駅を降りてすぐに向かいの丘を登れば偕楽園の東門に到着します。
こちらが偕楽園の東門です。
東門をくぐるとすぐ目の前に偕楽園の梅林が広がっています。
初めて訪れる方はもちろん、本来の歩き方を知らないと「わぁ~!梅だぁ~!」といってこの梅林に喰らいついてしまうんです。
着いてすぐ門をくぐって、偕楽園らしい光景を目にすることができるので、めちゃくちゃ分かりやすいのですが、ちょっと待った!
これだと東門から入ってすぐに梅を見て「あっあれが好文亭か!」と終わってしまう場合が多いようです。実際に地元民の私もそうでした。
これでは偕楽園の世界観というのを楽しむことができません!
この偕楽園本来の正しい順路って意外と知られていないんです。
偕楽園の5つの門
偕楽園には、全部で5つの門があります。
- 好文亭表門
- 御成門
- 東門
- 南門
- 西門
それぞれの場所はこちらです。
5つのうち、赤い星マークのところが「表門」になります。
右側の青のポイントと常盤神社の近くが「東門」なので、表門って意外と裏側な場所に位置しているのがお分かりいただけると思います。
(偕楽園臨時駅、駐車場もほとんどが南側にあるので、どうしても東門に流れていってしまいがちです。)
本来の歩き方で偕楽園を楽しむなら、ぜひ「好文亭表門」へお回りください。
住宅が並ぶところにひょっこりあるので、「日本三名園と言われるのにここなの?」という感じで驚かれるかもしれませんよ!
偕楽園の通な歩き方!表門で陰の世界からスタート
偕楽園の門の場所をチェックしたところで、正式な歩き方を見て行きましょう!
偕楽園の入口に当たる好文亭表門(こうぶんていおもてもん)は、趣のある偕楽園の正門です。
駅からすぐの門(東門)は、実は偕楽園の裏門的場所だったんですね。
偕楽園の本来の歩き方は、ちゃんと入り口から入って「道を辿りながら見所を順番に見て、最後に梅を観ましょう!」というコースなんです。
正直、面倒くさいと思ってしまいますが、偕楽園の歩き方にこだわる理由がそこにあるので、ぜひショートカットせずに回っていただきたい!
偕楽園の表門から歩いていくと、実は孟宗竹林、大杉森、クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」が広がります。
その陰の世界を見ていきましょう。
「一の木戸」の門をくぐり林道を歩く
好文亭表門をくぐると「一の木戸(いちのきど)」という二の門が現れます。
その先にはこのような林道が続き、歩いていきます。
ここの雰囲気「表門」の割には奥が薄暗いんです。鬱蒼とした林が広がる感じ。
暗い雰囲気が少し怖い感じもしますが、歩いて行くとこんな景色が広がります!
孟宗竹林(もうそうちくりん)
偕楽園の孟宗竹林は美しく、通路も広いのでむしろ開放感があります!
梅まつりなどのイベント時には、偕楽園でライトアップが行なわれることがあり、竹林も幻想的な雰囲気に姿を変えます。
大杉森を歩いていき「中門」へ行きたいところですが、ちょっと小道に反れたところにある見どころを紹介します。
大理石で作られた「吐玉泉」と「太郎杉」
杉林を進むと、途中で道が分かれ下の方へ降りる道があります。すると大理石を削って作られた泉が現れます。
その泉は「吐玉泉(とぎょくせん)」というもので、1日におよそ100トンの水が湧くといわれています。
徳川斉昭が偕楽園の造園のときに、付近の高低差を利用して湧き水を集め、景観を配慮して大理石の白い井筒を据えたそうです。
この湧き水は「眼病に効く」とも言われているようです。薄暗い中で、大理石が映えるスポットです!
「陰の世界」は日本庭園というより自然の山の中を散歩している気分になります。この景観は偕楽園ならでは!
吐玉泉の向かい側には「太郎杉」があります。
大きくて全体を写真に収めることができませんでした。さきほどの大杉森の道へ戻り、好文亭中門へと行きましょう。
好文亭中門
しばらく歩いていると「好文亭中門」が現れます。
ここまでが陰の世界で、門をくぐると偕楽園の象徴でもある「好文亭」があります。ちょっと雰囲気が明るくなっていきますよ。
陰の世界を抜けると好文亭があり視界が開けるのですが、そこが「陽の世界」と呼ばれているのです。
偕楽園の陽の世界へ「好文亭」を見学
好文亭は、木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋造りの奥御殿で構成されています。
各所に創意工夫と洒脱さを感じさせ、斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領地の人々を集めて、詩歌や養老の会などを催しました。奥御殿は、城中に出火があった時の避難場所として備えられ、藩主婦人などが使用しました。「好文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば咲かなかった」という故事に基づいて名付けられました。
引用:観光いばらき
好文亭は、徳川斉昭が詩歌や管弦楽器の催事を通し、心身ともに癒されることを目的として造った建物なんですって。
「好文」は中国の故事に基づいたもので「梅(好文木)」を意味しています。
好文亭は偕楽園に来たら、ぜひ観ていただきたいスポットなので、ぜひ中に入って楽しみましょう。
こちらの写真は夜の好文亭です。
普段は夜開放されていませんが、梅まつりの時期に「夜梅祭」が開催されていて、夜も拝観することができるときがあります。
好文亭の中に入ることができますが、梅まつりなどの期間中は大変混みます。
中の3階に登る階段も急で狭いので、渋滞が起きてしまうんです・・・。
好文亭の中には、いろんな部屋がありそれぞれにテーマが設けられています。
桃の間、つつじの間、竹の間、紅葉の間、梅の間と襖に描かれているは偕楽園の四季のワンシーン。
襖絵にもぜひ注目してみて下さい!美しいですよ!
「好文亭」見える陽の世界
クライマックスの好文亭3階は、一気に視界が開けてダイナミックに世界が変わります。お庭が見えてくると陽の世界へと入っていきます。
芝前門(しばさきもん)
好文亭から梅林や萩、左近の桜のある苑側に出る芝前門(しばさきもん)があります。一度消失してしまいましたが復元されています。
偕楽園の見晴らし広場・梅林へ
こちらが好文亭の庭園と芝前門を出たところにある「見晴らし広場」の様子です。名前の通り、見晴らしの良い芝生の広場が広がっています。
眺望が良く、左近の桜、つつじ、松などが植えられています。
千波湖、公園など周囲が一望できる突き出た台地には、当時、将棋や碁を楽しんでいた「仙奕台(せんえきだい)」があります。
偕楽園のコンセプトである「一張一弛」の休息が現れていますね。
とってものどかな場所なので、ゆったりをした時を過ごすことができます。
偕楽園の梅林
さらに見晴らし広場だけでなく広い梅林があり、あの水戸偕楽園らしい梅の世界が広がります!
この梅林、シーズンオフの時期はというと・・・何もありません。
春、夏の緑の葉っぱの時期も涼しげで良いかもしれませんね。緑しかないですけど!
葉っぱもない時期ならめちゃくちゃ見晴らしはいいですね(笑)
このように陽の世界に出て、広がる水戸の景色や梅、桜、ツツジ、萩などの季節の花を楽しみます。
陰と陽の世界を堪能するというのが偕楽園の歩き方になります。
「歩くのが面倒くさくない?」と思いますが、この歩き方がホンモノの偕楽園の良さを味わうことができるルートです。
日本三大庭園の中でも、こんな楽しみ方ができるのは偕楽園だけ。
ぜひ移り変わる世界観というのを堪能してみてはいかがでしょうか。大人になると良さも分かるので、なかなか面白いですよ!
梅のシーズンじゃないと梅林は何もないと言いましたが、四季折々で素敵な花とともに景色を楽しむことができます。
偕楽園はめちゃくちゃ広い場所で、ここまで歩いてきたのが偕楽園「本園」になります。
こちらは偕楽園の南門です。以前はこちらからも出入りすることができましたが、有料化に伴い閉鎖されています。
偕楽園公園(梅林や四季の原)
偕楽園の見晴らし広場からはこのような景色が一望できます。
先に広がる公園が「偕楽園拡張部」となっています。総合的に「偕楽園公園」と呼びますが、その広さは300ヘクタール。
兼六園の約30倍。ニューヨークのセントラルパークに次ぐ世界第二位の規模もあるんです!
偕楽園公園拡張部にも、いろいろ見どころがあるので紹介しますね!
もみじ谷
もみじ谷は水と緑が調和した癒される広場。名前の通り秋には紅葉が見られる場所です。
約170本のモミジやカエデの紅葉を楽しむことができます。
夜はライトアップがされるので、地元の人たちでも賑わいますよ!
有名な紅葉スポットとは違って、ゆっくりと見られるのでおすすめな紅葉穴場スポットです!
田鶴鳴梅林・猩々梅林・窈窕梅林
広い拡張部の公園には「田鶴鳴橋」「猩々梅林」「窈窕梅林」3つの梅林があります。
3つの梅林を巡って、梅と園内の風景を楽しんでみてください。
四季の原
広い芝生、季節の花々が咲く「四季の原」です。
なだらかに広がる芝生の広場なので、お弁当を持ってのんびりピクニックするのもぴったりです。
中央部には「月池」があり周辺も花で彩られています。
桜山
「桜山」は史跡名勝に指定されています。
春は桜がとっても綺麗で、水戸の桜の名所です。地元の人たちがたくさんお花見をしていて賑わいます。
当初は斉昭公は、この桜山のある場所に偕楽園を造園しようとしていたそうです。
桜山を遠くから見ると、桜の時期には全体が白い雲のように見えるため「白雲岡」と呼ばれていたそうです。
偕楽園の水戸梅まつり
偕楽園の代名詞である「水戸梅まつり」は、春の先駆けのイベントとして、期間中は全国から毎年50万人もの人が訪れます。
梅まつりの基本情報
水戸梅まつり | |
開催時期 | 2月中旬~3月末 |
会場 | 偕楽園・弘道館 |
夜・梅・祭 | 第一夜「弘道館」 第二夜「偕楽園」 |
偕楽園と弘道館の2つの会場で行なわれ、それぞれで同時にイベントなども開催されます。
期間中、梅酒まつり、グルメイベント、梅の木のライトアップ、花火などが行なわれる夜の梅まつりもおすすめです。
それぞれの会場で趣のちがう中で、静かに梅を鑑賞することができますよ。
梅の実落とし
開催時期 | 6月上旬ごろ |
偕楽園の梅の木は古木が多く、ウメの実を1ヶ月くらいつけておくことはウメにとって負担になってしまうそうです。
毎年早春にきれいな梅の花を咲かせるために、成熟する前の青梅のときに「梅の実落とし」が行なわれます。
そして落とした梅の実は偕楽園公園センターで販売されるんですよ!
水戸の桜まつり
偕楽園の見晴広場には立派な「左近の桜」が咲き、美しい景色を堪能できます。
以前、台風被害で左近の桜が倒れてしまいましたが、新たに苗木が植えられたので美しい花を咲かせるときが来るのを楽しみにしています。
水戸市の春を彩るのは梅だけではありません。
「桜」も見事な場所があり、市内の6つの名所で桜まつりが開催されます。
桜まつりの基本情報
水戸桜まつり | |
開催期間 | 毎年4月上旬~4月中旬 |
会場 | 偕楽園・千波公園・桜山(護国神社周辺)・桜川・水戸大師・六地蔵寺・茨城県三の丸庁舎 |
偕楽園をはじめ、千波湖、桜川などでソメイヨシノ、シダレザクラなどが美しい姿を見せてくれます。
期間中には、桜山・桜川のぼんぼり装飾、千波湖畔などでライトアップなどが行なわれます。
偕楽園でも4月になると梅の花が少し残る中、桜が咲き始めます。
水戸市内でも桜が美しいと地元で親しまれているスポットがあるので、春に水戸へ訪れる際には桜まつりもチェックしてみてください。
▼水戸の桜祭りについてはこちら
偕楽園「水戸のつつじまつり」
偕楽園内、好文亭の周りを彩るつつじは、霧島つつじ、どうだんつつじなど約380株が咲きます。
基本情報
水戸桜まつり | |
開催期間 | 毎年4月下旬~5月中旬 |
会場 | 偕楽園 |
「つつじまつり」は、民観光ボランティアによる観光案内や野点茶会などが開催されます。
好文亭からはこんな景色が見られますよ!
ちょうど4月末~5月の連休にかけての時期にぴったりで、ネモフィラのような華やかさはないけど、めちゃくちゃ癒される雰囲気です。
連休で茨城へ遊びに来られる際には、のんびりと散策したりできて癒されるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
水戸黄門まつり
夏は黄門祭りの中で「水戸偕楽園 花火大会」が開催されます。
黄門まつりは、花火大会の日が1日設けられ、その次の週に本祭が水戸市内で2日間にわたって開催されます。
偕楽園公園の千波湖から約7,000発以上の花火が打ち上げられます。
基本情報
水戸黄門まつり | |
開催期間 | 7月下旬・8月第1週の2週に渡って3日間開催 |
会場 | 偕楽園公園・水戸市内会場 |
まつり期間中には、その他の市内会場にて山車巡行 、神輿渡御 、水戸黄門パレードなどのイベントが開催されます。
▼水戸黄門まつりについてはこちら
偕楽園「水戸の萩まつり」
毎年9月の中旬頃には、偕楽園の見晴らし広場、好文亭下に萩の小さな花が一面に咲きます。
赤紫、白などの小さな花が可憐に咲く萩。
水戸藩9代藩主徳川斉昭が偕楽園創設されたときに植えたことがきっかけで、現在でも萩が植えられているそうです。
基本情報
萩まつり | |
開催期間 | 9月1日~9月20日頃 |
ライトアップ | ・9月初旬~中旬 ・中秋の名月 |
中秋の名月には偕楽園が夜まで開放されます。
ライトアップされると、虫の音と共に本園見晴広場の幻想的な萩群を楽しむことができます。
「偕楽園・もみじ谷」紅葉とライトアップ
偕楽園公園拡張部「もみじ谷」で紅葉を楽しむこともできます。
9代藩主徳川斉昭が桜山周辺にカエデやドウダンを植えたという記録が残されているそうです。
お陰で秋の紅葉も楽しめるんですね。
基本情報
もみじ谷紅葉・ライトアップ | |
紅葉の時期 | 11月中旬~下旬 |
場所 | もみじ谷(偕楽園拡張部) |
ライトアップ | 11月中旬~下旬 |
ライトアップされると昼間とはまた違った幻想的な世界になります。
真紅に燃える紅葉がライトアップされる景色も素敵です!
秋に水戸へ遊びに来られる際は、もみじ谷や歴史館などへ気軽にお散歩してみてください。
▼偕楽園、水戸市の紅葉についてはこちら
【冬の偕楽園】めったに見られない雪景色も素敵
このように雪が降るとまた全く違った景色が広がりますね。
冬にはおまつり、イベントなどは行なわれていませんが、雪が降り積もったときの偕楽園、好文亭の風景もとても美しい景色になります。
水戸市では、雪が降って積もることがとても少ないので、毎年見られるものでもありません。
この感じも素敵だなと思い紹介しちゃいました!
四季のイベントや風景を紹介しましたが、私も改めてみると本当に風情と趣のある場所だなと思います。
一見地味で何もないところですが、大人旅にはぴったりなスポットです。
偕楽園の入園料と開園時間
偕楽園の開園時間、入園料などの基本情報です。
入園料
偕楽園の入園は有料です。
偕楽園入園料 | ・高校生以上 300円 ・小中学生 150円 ※早朝開門時間~午前9時までは県民・県外の方も無料 |
開園時間
開園時間 | |
偕楽園本園 | 2月20日~9月30日:6:00~19:00 10月1日~2月19日:7:00~18:00 |
偕楽園本園を除く区域 | 0:00~24:00 |
好文亭のある偕楽園本年は開園時間が設けられていますが、その他のエリアは24時間開放されています。
基本情報
住所 | 茨城県水戸市常磐町1丁目偕楽園 |
駐車場 | 1200台(一部有料) |
お問合せ | 029-244-5454 |
公式サイト | 観光いばらき |
車椅子 | 貸し出しあり(無料) 【貸出場所】 見晴亭 偕楽園下駐車場 偕楽園公園センター 千波湖西駐車場 偕楽園レストハウス |
コインロッカー | 見晴亭(東門脇) TEL:029-306-8911 料金:小型100円、大型300円 偕楽園公園センター TEL:029-244-5454 料金:小型 無料、大型なし |
好文亭の基本情報
開館日 | 12月29日~31日を除く毎日開館 |
開館時間 | 2月20日~9月30日:9:00~17:00 10月1日~2月19日:9:00~16:30 |
水戸・偕楽園へのアクセスと駐車場
電車・バスで行く
- JR常磐線「水戸駅」または「偕楽園駅」下車
東京駅・品川駅からダイレクトに来られる「上野東京ライン」が便利!
JR「水戸駅」→偕楽園方面行きバスで約20分 - JR常磐線「偕楽園駅」は、臨時駅のため梅まつり期間中の土日・祝日のみの停車
偕楽園駅から偕楽園までは徒歩で約3分。
車の場合
- 常磐自動車道 水戸ICより約20分
国道50号線と県道30号線経由で約8km - 北関東自動車道 茨城町東ICより約20分
国道50号線と県道180号線経由で約9km - 北関東自動車道 水戸南ICより約20分
国道50号線と県道50号経由で約8km
駐車場
偕楽園周辺には、1,000台以上の有料、無料の駐車場が完備されています。
偕楽園周辺の無料駐車場
- 千波湖湖南坂駐車場 (50台)
- 千波湖中央南駐車場 (40台)
- 旧消防学校跡地 (100台)
- 弘道館前無料駐車場 (13台)
- 弘道館駐車場
- 少年の森仮説駐車場 (58台)
有料駐車場
- 偕楽園・桜山第一駐車場 (271台)
- 偕楽園・桜山第二駐車場 (156台)
- 偕楽園・桜山第三駐車場 (70台)
- 千波湖西駐車場 (大型バス50台)
- 千波湖中央北駐車場 (100台)
- 桜川駐車場 (305台)
- 偕楽園下駐車場 (200台)
- 千波湖D51駐車場及びふれあい広場 (200台)
- 西の谷駐車場 (150台)
- 偕楽園「好文亭表門」駐車場 <身障者等優先> (小型バス6台、普通車40台)
- 常磐神社駐車場 (100台)
お得なバスのフリー切符などもあるのでチェックしてみてください!
偕楽園に隣接する「常盤神社」
偕楽園の隣には「常磐神社」があります。
水戸藩を代表する第2代藩主徳川光圀公(義公)、第9代藩主徳川斉昭公(烈公)を祀る神社です。
常盤神社の歴史
常磐神社は、明治の初めに義公・烈公の徳を慕う人々によって偕楽園内に創立された祠堂に由来します。明治6年(1873年)には勅旨をもって「常磐神社」の社号を賜り、翌明治7年(1874年)、現在地に社殿を造営しました。昭和20年(1945年)の戦災で本殿以下を焼失しますが、昭和33年(1958年)現在の社殿が完成します。
引用:水戸観光コンベンション協会
境内には戦災を免れた能楽殿(鎮座当時の神楽殿・神饌殿)が残っています。
「義烈館」には、水戸学関係の資料や日本一の大きさの陣太鼓などが展示されています。
常盤神社のご利益
- 商売繁盛
- 交通安全
- 合格祈願
- 学問成就
徳川光圀は学問に熱心だったため、光圀公が祀られる社殿では学問のご利益が大きく得られるとされています。
合格祈願で訪れる参拝客が多いですよ!
常磐神社の境内にある末社「三木神社」では、安産祈願や子授けのご利益を得ることができます。
常盤神社の基本情報
〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1-3-1 |
|
TEL | 029-221-0748 |
拝観時間 | 6:00~17:30 6:00~17:30 |
義烈館の開館時間 | 9:30~15:30 9:00~16:00 |
義烈館・入館料 | 大人:300円 子供:100円 |
義烈館・休館日 | 毎週木曜 |
WEBサイト | http://komonsan.jp/ |
常盤神社の拝観料は無料ですが、「義烈館」という資料館を見る場合は入館料が発生します。
偕楽園の東門からすぐのところにあります。
【関連記事】常磐神社についてはこちら
隣接されているので、偕楽園と一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
まとめ
日本三名園は、「雪月花」で当てはめて言われることが多いそうですね。
雪が兼六園、月が後楽園、花が偕楽園。
確かに「花」がぴったりですよね!
偕楽園で陰と陽の世界と四季折々の景色に風情や趣を感じてみませんか?
水戸へお越しの際は、ぜひ足を運んで堪能してみてください!