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復元や整備が進む「水戸城跡」を散策!お堀や土塁はお城めぐりファンも注目

水戸城 散策 史跡 弘道館

 

今回は、徳川御三家のひとつである水戸徳川家の居城だった「水戸城」に注目してみました。

水戸駅から徒歩ですぐの場所にある水戸城跡の散策をしてみませんか?

 

現在、城跡には学校や図書館、県庁舎などが建てられていますが、割と城めぐり、歴史好きな方には面白い場所になるのではないかと思います。

 

藩校だった「弘道館」、梅の名所「偕楽園」が近くにあるので、梅まつりと合わせて水戸城跡を楽しんでみるのもおすすめです。

 

2020年には現在復元工事中の大手門も新しく完成予定なので、より雰囲気も高まるのではないかと期待しています。

 

水戸観光におすすめ!水戸徳川家の居城「水戸城跡」を散策








徳川家御三家のひとつ水戸徳川家の居城「水戸城」は、地形を巧みに利用した大規模城郭ながらも天守も石垣も無いというちょっと他ではあまり見られない城。

 

水戸と言えば、ドラマでもお馴染みの方がいらっしゃいますよね。「助さん!格さん!」で分かりますね?

水戸のご老公こと水戸光圀、水戸黄門さまゆかりの地でもあります。

 

また幕末ファンなら無視できない水戸学の地、徳川斉昭公によって建てられた日本最大級の藩校「弘道館」など見どころ満載な場所なのです!

 

きっと城好きな方にとっても納得のお城跡となりますよ。

 

水戸城について水戸市公式ページの文章を引用して解説します。

水戸城について

水戸城は12世紀末~13世紀初頭に馬場大掾氏が城館を備えて以来、江戸氏、佐竹氏、徳川氏と城主が変わる毎に拡張が繰り返された中~近世城館跡です。陸路・水運の要衝に立地し、また天然の要害であったことから、いずれも地域支配の中核的城館として利用され、特に近世には水戸藩の居城となるなど、相応の歴史的意義を有しています。
引用:水戸市ホームページ

 

水戸城は、那珂川と支流の桜川によって浸食された舌状台地の先に位置します。もともと水に囲まれていた地形ということもあり、敵を防ぐのに適していた場所だったのですね。

 

水戸城跡 要害 千波湖

現在、偕楽園の下にある1周3㎞の千波湖も昔は水戸駅南側一帯まで広がるほど大きかったそうです。

大きさに驚く「空堀と土塁」

また水戸城跡の見所と言えるのが、現在も空堀や土塁が残る水戸城跡です。

 

地形を利用して3か所に堀切を設けて、東から下の丸・本丸・二の丸・三の丸と呼称される四つの曲輪が構築されました。

 

それぞれに土塁が設けられましたが、本丸・二の丸・三の丸の土塁と堀切は土造りの平山城としては国内最大級の規模を有すると言われています。

 

水戸城跡を巡って、目で歴史を感じてみていただきたいですね。

 

今回紹介するのは私が散策したことがあるこちらのルートです。

歩くルートなどは水戸市が作った「水戸学の道」散策マップも参考にしてみてください!

三の丸にある日本最大級の藩校「弘道館」

水戸城跡 水戸駅 水戸黄門像▲水戸駅北口の水戸黄門ご一行像

まずは水戸駅北口から650m、徒歩で約8分の場所にある三の丸の「弘道館」から散策です。

 

水戸駅北口に出るとご存知の「水戸黄門ご一行」の銅像があります。まず、ここで水戸に来たんだということをちょっとだけ味わってみてくださいね。

 

「水戸城跡」は台地になっているので、西から三の丸・二の丸・本丸と連なっています。

 

水戸城跡巡りの最初は、三の丸にある弘道館から参りましょう。水戸駅北口から徒歩で行くことが可能です。

「弘道館」とは

水戸城跡 三の丸 弘道館 尊攘▲正庁の玄関にある掛け軸「尊攘」

弘道館は1841(天保12)年に9代藩主徳川斉昭が開いた藩校。

 

この時代の全国に300近くあったという藩校の中でも、類を見ない総合大学的な教育内容であり、規模も日本最大級でした。

諸役会所に飾られた「尊攘」の掛け軸は歴史ファン必見。

 

現在の弘道館は、幕末期の貴重な史料を展示する資料館になっています。

重要文化財も点在する水戸城跡・弘道館

水戸城跡 三の丸 弘道館 正庁 重要文化財▲弘道館の正庁

正門・正庁など国指定重要文化財に指定される建築物が残っています。

 

弘道館内についてはこちらで詳しく紹介しています。

>>【弘道館】水戸市にある日本遺産!駐車場・入場料や見どころまとめ

 

日本100名城のスタンプの場所ですが、弘道館の料金所に設置されています。

 

水戸城三の丸跡には弘道館を始め、茨城県三の丸庁舎、茨城県立図書館、茨城警察署、水戸市三の丸小学校といったものがあります。








水戸城跡の空堀や土塁は城めぐりファンにおすすめのスポット

水戸城 三の丸 土塁 お堀▲旧県庁舎の前にはお堀があり春は桜が。

弘道館の梅林を通って西に足を進めていくと、城めぐりが好きな方におすすめのスポットがあります。

 

三の丸庁舎、茨城県立図書館の入口に深くて広い空堀や土塁が残されています。

 

この規模と巨大さは見どころです!

徳川御三家の城にふさわしい厳かさ、重々しさを誇っていたことが伺えます。

 

幕府から石垣を築く指示から準備をしたそうですが、諸事情により築かれることはなかったと言われています。

 

春は桜を見に多くの方が訪れる水戸市民のお花見スポットになっていますよ!秋にはイチョウがとても綺麗です。

 

お堀、土塁を見ながら三の丸歴史ロードなどを散策して、弘道館の入口の前、道路の反対側へ行くと二の丸跡へと繋がる橋「大手橋」があります。

2020年は二の丸の大手橋・大手門周辺が見ごたえのあるスポットに!

 

二の丸が実質上の水戸城中枢です。大手門、御殿、御三階櫓などがありました。

 

明治初期に取り壊され、さらに戦災で焼失してしまいました。現在は枡形土塁が残されています。

 

水戸城の正面入り口だった大手門、二の丸角櫓、土塀は復元、整備工事が現在行われています。

令和2年(2020年)2月以降から通行可能予定になっているので、新しく完成する大手門などにも注目です!

水戸城跡 散策 三の丸 二の丸

これは夜の写真でブレちゃってて分かりづらいですが、景色からも白壁や門が統一されていたりするので、歴史を感じる雰囲気が残されています。

水戸城跡二の丸に残る「学びの精神」

水戸城跡 三の丸 二の丸 徳川斉昭▲弘道館前の徳川斉昭像

水戸城跡には幼稚園、小中学校、高校など5校が集まっています。

 

現在の二の丸には、水戸第二中学校、水戸第三高等学校、茨城大学付属小学校が建てられています。

本丸には水戸第一高等学校があります。

 

城跡に学校が作られることは珍しくありませんが、こんなに集まることは珍しいそうです。

 

学校なので城跡巡りではなかなか入ることができませんが、二の丸跡を貫くように伸びる「水戸城跡通り」では、学校の門が冠木門、塀は白壁になっているなど歴史の雰囲気を残しながら整備されています。

 

二の丸跡には水戸彰考館跡の碑も建っています。

彰考館(しょうこうかん)は、江戸時代に水戸藩が「大日本史」を編纂するために置いた史局です。

 

碑の隣にある「二の丸展示館」では、出土品や地元の生徒たちによる観光スポットやゆかりの人物紹介が掲示されています。

https://twitter.com/anadaragranosa/status/1099962055715504128

水戸市立博物館で販売されているこのストラップおすすめです!

二の丸展示館とかに売っていたかは、今度確認してきます!

 

水戸城跡通りを東に進んでいくと復元された「杉山門跡」、「本城橋」があります。本丸跡へと続くものです。

 

「本城橋」では立ち止まって見ていただきたいポイントがあります。

二の丸跡と本丸跡の間の堀切に架かっており、深い堀切にはJR水郡線が走っています。

 

 

この堀の高さは城めぐり好きな方も驚かれるので、見る価値がある場所だと思います。

 

また、橋の向こう側にある本丸跡は、茨城県立水戸第一高等学校です。入ると「薬医門」があり史跡見学をすることができます。

学校ですが見学できます!

「薬医門」は唯一現存する水戸城の建築遺構です。

 

二の丸跡に沿って駅のある方へと坂を下っていきます。復元された柵町坂下門があります。

 

更に下ると葵の紋がデザインされた街灯、水戸光圀誕生の地「水戸黄門神社」があります。

 

ここは立ち寄らないわけにはいかない気がしません?

歩いて駅へ向かいながら水戸光圀公誕生の地もチェックしてみてください。

 

水戸へは電車で来られるでしょうか?お車で来られるでしょうか?どちらにしても、便利でお得に観光ができる方法もあるのでご紹介します。

 

偕楽園などもセットで行くのがおすすめなので、バスなどの交通機関もチェックしておきましょう。








水戸の散策&観光にはバス&レンタサイクルもおすすめ

水戸城跡 移動 アクセス 便利

水戸城跡は、JR水戸駅のすぐ北側に位置します。

だいたい1時間くらいあればぷらっと散策することが可能です。(弘道館とかをじっくり見るともっと時間はかかります。)

 

そして、茨城県水戸市の観光スポットと言えば、日本三名園で梅の名所としても知られる「偕楽園」が有名です。

 

早春に開催される水戸の梅まつりは、その偕楽園と弘道館が会場となっています。

 

水戸城跡めぐりと偕楽園などにも訪れるなら、お得で便利な交通機関やレンタルサイクルを使って散策するのがおすすめです。

>>偕楽園へのアクセス方法!水戸駅からは何で行くのがおすすめ?

水戸漫遊1日フリーきっぷ

バスなら「水戸漫遊1日フリーきっぷ」がおすすめです。

通常、水戸駅~偕楽園の区間の往復バス運賃は480円ほどですが、400円で対象区間が1日乗り放題になるのでとってもお得!

 

さらに!偕楽園好文亭、弘道館などの施設の入館料金も割引になる特典付きなので、バスで観光するなら使わなきゃ損!

 

水戸駅北口バス停7番のりば前の「茨城交通水戸駅前案内所」で購入することができます。

 

運行区間や運行時刻などはこちらの公式ページでチェック可能です。

茨城交通|水戸漫遊1日フリーきっぷ

水戸市内の移動はレンタルサイクル

偕楽園は水戸駅から西側に約2kmくらい離れているので、もし車以外ならレンタルサイクルで千波湖畔や水戸市内を走って散策するのもおすすめです。

 

水戸市のレンタサイクルについてはこちら!

水戸市公式ホームページ

また改札横には観光案内所もあるので、水戸市内のパンフレットなどももらって参考にすると回りやすいのではないでしょうか。

駐車場は無料で使える!

車での観光でも、偕楽園・弘道館の駐車場は無料で利用することができます。

しかし、弘道館は13台程度のスペースしかありませんので、隣の茨城県三の丸庁舎駐車場を利用しましょう。

 

有料駐車場ですが、弘道館料金所で駐車券を提示すると3時間無料になります。

 

弘道館の駐車場が満車の場合は、水戸駅北口エリアの駐車場がおすすめです。

こちらも参考にしてみてください。

>>水戸駅の駐車場情報!北口と南口の周辺で最大料金が安いおすすめの場所は?

 

偕楽園、千波湖の周辺の駐車場も無料で利用できる場所が多く用意されています。

(※梅まつり期間中は有料になります。)

 

1日乗り放題のフリーきっぷ・無料駐車場・レンタサイクルなどを利用して、お得に水戸観光を楽しんでみてくださいね。

 

水戸城以外にも茨城県には城跡があるので、下記のページも参考にしてみてください。

まとめ

天守も石垣もない水戸城。

水戸徳川家が守ってきた水戸城は、大日本史編纂や幕末の志士に大きな影響を与え、歴史を育んだ場所です。

 

そして今、水戸市では水戸城跡の歴史をしっかり残していくために、復元や整備にも力を入れているので注目してみてください。

 

駅前から始まる水戸城跡をぶらり旅する散策。

ちょっと他のお城跡めぐりとは違った魅力を感じていただけるのではないかと思います。

 

水戸の梅まつりなどでお越しのときには、偕楽園・弘道館を回るときに水戸城跡も歩いてみてください。

【参考資料】

彰考館|wikipedia

水戸城跡|水戸コンベンション協会
http://www.mitokoumon.com/kankou/

義公(黄門さま)生誕の地|水戸コンベンション協会
http://www.mitokoumon.com/

令和元年度 水戸城大手門復元整備工事進捗状況|水戸市
https://www.city.mito.lg.jp/001373/001374/0/rekisi/p020346.html

水戸城 瓦塀出土、4カ月遅れ 大手門復元、来年1月|茨城新聞
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15561901929447

「水戸城」角櫓と土塀 上棟式 「歴史感じ郷土愛を」|東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201906/CK2019062802000149.html

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