最強パワースポットと呼ばれ、2000年以上の歴史を誇る茨城県鹿嶋市の古社の鹿島神宮。
初詣には70万人の人出でにぎわい、県内では2番目に初詣参拝者数の多い神社です。茨城県民だけでなく全国から訪れる方もいらっしゃるほど有名です。
最強のご利益を得たい方におすすめ場所。
また、お正月限定の御朱印帳が毎年人気で、元旦すぐに売り切れてしまいます。(どんな御朱印帳か気になりますね!)
そんな鹿島神宮の初詣は、もちろん毎年混雑しています!
初詣の雰囲気、屋台、混雑も含めてお正月を満喫するのも良いのですが、出来るだけゆっくり参拝したいという方へ向けて、2025年の初詣で混雑回避できる時間帯、駐車場についても紹介します。
記事内では、限定の御朱印帳を手に入れる方法や大晦日から元日にかけての参拝レポートをもお届け!
【2025年度版】鹿島神宮の初詣を混雑回避!正月限定の御朱印帳を手に入れる!
こちらが茨城県鹿嶋市の鹿島神宮前の風景ですが、三が日にはかなりの人で混雑が起こります。
神社とか神宮など呼び方がありますが、平安時代から「神宮」と呼ばれていたのは、
- 伊勢神宮
- 香取神宮
- 鹿島神宮
この三社だけでした。
また鹿島神宮は全国の600社ある鹿島神社の総本社であり、とても格式の高い神社としても知られています。
初詣の年頭・混雑する時間帯(午前10時~午後3時頃)は人出が集中します。
「新しい年を迎えて初めて参拝した日が初詣」ということで、三が日にこだわらず、節分までは初詣ということでのんびり参拝に行かれるのも良いのではないでしょうか。
鹿島神宮のご祭神とご利益
<ご祭神>
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
日本神話の中で最強の武神。勝利の神、航海を司る神、魔除けの神、雷神と呼ばれる神様です。
<ご利益>
- 勝負運
- 行動力、決断力
- 統率力
- 厄除け
などのご利益があると言われています。
鹿島神宮には、人生のターニングポイントの作用があり、邪魔するものは除けて、突き進むパワーを与えてくれるそうです。
- 仕事や人生で大きな転機を迎える方
- 独立して起業する方
- 受験生
- リーダー的立ち場になる方
などこれから何か始まる方におすすめです。
だから一年の良いスタートになる初詣にはぴったりな場所ですよね!
また、「鹿島神宮・息栖神社・香取神宮」は東国三社とも呼ばれ、三社を合わせて巡ると最強の運を手に入れられるといわれているのでこちらもチェックしてみて下さいね!
鹿島神宮のご利益や御朱印、そして見どころなどについてはコチラで紹介しています。
初詣で三社巡りをするのもいいですね。
鹿島神宮の初詣の混雑状況
初詣というと最も混雑するのはやはり三が日ですが、大晦日から元旦の年越しの時間帯に行かれる方が特に多いですよね。
鹿島神宮でも大晦日から元日の年越しの時間帯が最も混雑する時間帯と言われています。
大晦日の21時ごろから人は増えてきます。
大晦日の午後11時の時点で行列ができるので、日が変わって初詣の参拝が始まると楼門のあたりで入場規制も行われます。
0時を過ぎた鹿島神宮の境内はこんな感じでした!
神社周辺でも12月31日23時から交通規制が行われます。
交通規制案内
出展:鹿島神宮
神社の二の鳥居前に続いている「大町通り」が約250mに渡り、大晦日の23時~1月1日18時まで歩行者専用道路になります。
一方通行になっている道路もあるので、事前にチェックしておきましょう。
年越しを鹿島神宮境内で迎えたいと考えている方は、混雑は覚悟の上で参拝に行く必要がありますね。
この時期は当然寒い上に外で待つのは冷え込みますので、防寒対策を忘れてはいけませんね。お正月早々に風邪を引いたら残念ですからね!
2日と3日の混雑状況は?
三が日のうち2日・3日の混雑状況についてですが、10時~15時ごろが混雑している時間帯になります。
元日とは違って夜遅くが混雑することはなくなります。
混雑を避けるには
「元日に鹿島神宮の初詣には行きたいけど、混雑はできるだけ避けたい。」
そんな方は、
- 早朝3時~6時
- 夜20時~24時
この時間帯が比較的空いていますよ!
大晦日から新年を迎えてすぐの時間帯は混雑しますが、だいたい2時過ぎ、3時近くなってくると参拝者も少なくなります。
混雑を避けるならあまり人が行かない時間帯を狙うのがポイントですね。
あくまでも予想ですが、混雑を回避できそうな時間帯はコチラです。
1月1日
3:00~6:00
20:00~24:00
1月2日/3日
0:00~10:00
15:00~24:00
参考にしていただければと思います。
【鹿島神宮】初詣時期の駐車場情報
鹿島神宮には、大鳥居のすぐ脇にある第1駐車場、少し離れた第2駐車場の他、初詣時期には臨時駐車場も用意されます。
- 第一駐車場(60台)
- 第二駐車場(55台)
- 御手洗駐車場(30台)
- 臨時駐車場(330台)
臨時駐車場も割りと台数が多いので、最初からこちらを目指すのもありかもしれません。約1500台分くらいは駐車スペースがあります。
その他にも先ほどの交通規制案内図には、市営駐車場・民間駐車場も記されています。
けっこう駐車場はありますが、混雑時には「大町通り」は満車になりやすいです。
鹿島神宮の駐車場が1番安いのかな?(たぶんですが)空いている時間帯なら鹿島神宮の駐車場がおすすめです。
三が日は交通規制があるので、渋滞する可能性は十分にあります。
混雑している場合は、鹿島神宮駅の近くに駐車場があるので、そちらを利用して神社まで歩いていくとスムーズに向かうことができるでしょう。
ただ、この駐車場を利用する方も多いです。
3が日で70万人という方が参拝に訪れるので、1500台分あっても駐車場は足りませんよね・・・。
鹿島神宮駅から徒歩10分くらいなので、可能であれば電車やバスなどを使ってアクセスするのがおすすめです。
▼駐車場やアクセス情報についてはコチラ
鹿島神宮へのアクセス方法
<車の場合> 東関東自動車道・潮来インターから約12分
<電車の場合> 鹿島神宮駅から徒歩10分
基本情報
鹿島神宮 | |
住所 | 茨城県鹿嶋市宮中 2306-1 |
TEL | 0299-82-1209 |
神符守札授与所 | 8:30~16:30 |
御祈祷受付 | 8:30~16:30 ※1月1日(元日)のみ午前0:00より開設 |
WEBサイト | http://kashimajingu.jp/ |
大晦日から元旦の鹿島神宮の初詣レポート
大晦日の午後9時頃はまだ人はそんなに。
周りの出店も着々と準備を進めていていつでもお客さんが来て良いくらいになっていました。
早めに出たら車も少なくて早くついてしまった…。さすがにこの時間はまだまばら!
早い時間でもゆっくりと参拝できるので、1年を無事に過ごせたお礼参りをして、境内を散歩してみます。
カメラを持った人とか、同じく早めに来た方たちが境内を散策していました。時間があまり過ぎたので車まで一度戻ることにしました。(めちゃくちゃ寒いので笑)
11時20分ごろに少し早いかな?と思いながらも境内へ戻ってみると、さすがに人は多くなっていて、拝殿前にも人の列ができていましたね。
みるみる人が集まってきて40分ほど並んで待機。後ろは人、人で全く見えませんでした(笑)
年が明けて周りの人たちもわぁーっと歓声が上がったと思ったら、一気に人が拝殿へと押し寄せていきます。
やっぱり人の勢いがすごいです!
お参りをすると右へ行くしかなくて、そのまま流れに乗って行ったら「おみくじ」が売っているところへ出ました。
おみくじ売り場
やはりみなさんおみくじを引いて、今年の運勢を確かめたい!
たくさんの人がいるので、小銭を事前に用意しておくとスムーズですね。
鹿島の帯占いと普通のおみくじをやってみました!私の帯占い、おみくじは良い感じでした。帯占いは面白いのでおすすめですよ。
▼鹿島神宮のお守りやおみくじについてはこちら
人気のお守りやおすすめのおみくじもこちらで紹介しています。
早めに行って夜の境内を散策するのもおすすめ
時間にかなり余裕があったので、人も少ない夜の境内を散策してみました。
拝殿でお参りをしてから奥へ進み、奥参道を歩いていくと「鹿園」があります。
大晦日の夜、ちょっといつもと雰囲気が違うぞという感じなのか?鹿ちゃんたちはみんな起きていました!小鹿も何頭がいてめっちゃ可愛い~!
更に歩いて行って、鹿島神宮の奥宮へ。
初詣で奥宮へ参拝できるか分からなかったので、しっかりと事前にご挨拶をしておきました。
奥宮からさらに御手洗池の方なども行くことができます。
早めについた方は、落ち着いて境内を散策するのも良いのではないでしょうか。
あとは、初詣の前に古いお守りなどをお返ししたりしておくのもおすすめ!
ちなみに私はお守りを返そうと思って持っていったのに、参拝した後に混雑で人の波に負けてしまい遠いところまで来てしまったので断念しちゃいました。
鹿島神宮で初詣からの初日の出コース
人のいない時間帯の早朝に初詣をして、その後に初日の出を見に行くという清々しい一年の始まりもいかがでしょうか?
鹿島市から近いおすすめスポットは「波崎海岸」ですね!
本州の最東端なので、本州沿岸で最も早い日の出を見ることが出来るスポットですよ!
茨城県内の初日の出スポットは別な記事でも紹介しています。
鹿島神宮の初詣<参拝時間とお正月の祭事>
鹿島神宮の参拝時間、祭事などについてです。
参拝時間
鹿島神宮の参拝時間は、365日24時間可能です。いつでも参拝することができます。
お正月には、特別な祭事が行なわれているので、予定に合わせて初詣に行くのも良いでしょう。
お正月期間の祭事
新春の白馬祭の映像です。
元日には、「歳旦祭」が行なわれます。
<歳旦祭>
日時:1月1日/6時~
(皇室と国民の繁栄を願い、農作物の豊作を皇祖・天神地祇へ祈願をするお祭り。)
<元始祭>
日時:1月3日/10時~
元始祭は、宮中参殿で天皇自ら皇位の元始を祝う行事だったそうです。(皇祖以下祖霊や諸神をまつる祭儀)
現在では全国の神社で行なわれているお祭です。
<白馬祭>
時期:1月上旬
かつて新年最初に本殿の御扉を開けるのに合わせて馬を曳き廻した祭りが今に伝わっています。年のはじめに白馬を見れば年中の邪気を祓うという言い伝えがあり、その後御神馬が踏んだものを持っていると心願が叶うとも言われるようになり、多くの参拝者がハンカチを地面に敷いて、神職の賑やかな笏拍子と神楽太鼓の音と共に進む御神馬の足取りを見守ります。
引用:鹿島神宮
当日には鹿島神宮で七草粥、甘酒が振舞われ、多くの人で賑わいます。
お正月限定の木製御朱印帳を手に入れるには?
今年も力強い鹿島神宮の御朱印です。1月3日にいただいた御朱印です。
また初詣に来たらお守りやおみくじなども欠かせませんね!今年の目標に合わせてお守りも選んでみてはいかがでしょうか。
御朱印は通常通り、本殿と奥宮の2種類がいただけます。
限定の木製御朱印帳は、表紙と裏表紙が木製で、鹿島神宮と社紋の焼印が入っています。
木製の御朱印帳って木のぬくもりと高級感を感じませんか?鹿島神宮の限定御朱印帳は、鹿島神宮の境内の杉の木で作られていると言われていますよ!
お正月限定御朱印帳
頒布時間 | 元旦午前0時~ |
頒布場所 | 祈祷殿 |
木製御朱印帳の初穂料 | 4,000円 |
数量 | 毎年100冊限定 (先着順) |
サイズ | 16cm×11cm |
お正月限定で頒布されるので数量も限定です!1人1冊で先着順。予約はできません。
木製の御朱印帳のデザインは毎年変わっています。木の色は同じなんですが、画像のように焼印が変わるんです。
毎年デザインが変わり、100冊限定となると御朱印好きな方、鹿島神宮ファンの方は欲しくなりますよね。
ということで、この限定御朱印帳ですが競争率はかなり高めです。
限定御朱印帳を手に入れる方法
午後21時台でこれだけの人が並んでいました!(4,50人くらいはいたのかな?)
すぐに売り切れてしまうので、こんな感じで御朱印帳目当てにかなり早くから並ぶ方もいらっしゃいます。
大晦日から行列に並ばないと手に入りません!
この限定御朱印帳、神社に精通する相川七瀬さんも並んで手に入れられたことがあるそうですよ!
大晦日の23時半くらいにはすでに100人近くの人が並び、1時間足らずでなくなってしまいます。
確実に手に入れるなら2時間~3時間前くらいには並び始めた方が良いということでしょう!
お正月限定御朱印帳は、鹿島神宮ツウの必須アイテムです!大晦日から行列に並んで、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。
お正月限定の「福もち」奉納
楼門の横では令和最初の「福餅奉納」が行われていました。
せっかくの初詣ですし、縁起物なのでいただいてきました。100円、500円、1000円という感じでみなさんいただいて行くようです。
私は100円で1ついただきました。
この福もちはお正月にしか授与されない限定物で、しかも無くなり次第終了になるそうです。
鹿島神宮のお正月には屋台が出る?
屋台も初詣で楽しみの1つじゃないですか?
私は基本的に渋滞とか混雑は避ける派なんですが、この屋台とか美味しいもの目当てだと多少混雑していても仕方ないか・・・と思えるのは事実です(笑)
鹿島神宮でも門前通りにたくさんの屋台が出店されています。
屋台の営業時間ですが、三が日は深夜まで営業しているお店が多いそうです。24時間参拝できるので。
茨城の名物を使ったお店もいくつかあったりするので、チェックしてみて下さい!
3日を過ぎると出店は少なくなりますし、営業時間も早く切り上げるところが多いです。
屋台も楽しみたい!という方は3日までに参拝するのがいいですね。
こちらのページも参考にしてみてください。
鹿島神宮の初詣まとめ
茨城県でもトップクラスの参拝者が訪れる有名な神社です。
人生のターニングポイントになる力強いパワーもいただけるので、新たな1年の始まりに参拝したい神社ですよね。
- 元旦の24時~3時
- 三が日の朝9時頃~15時
主に混雑する時間帯です。
この時間を避けて、人の少ない時間を狙ってくると比較的スムーズに初詣をすることができます。
またお正月限定の御朱印を手に入れたい方は、大晦日の22時半くらいから並んでおくと手に入る確率も高いと思います。
混雑しているとどうしても列に並んで待つ時間もあるので、冷えないように防寒対策もしっかりしてきてくださいね!