茨城県大洗町にある太平洋を一望できる露天風呂に磯料理が自慢の日帰り温泉施設「潮騒の湯」を紹介します。
大洗サンビーチのほど近くにある「潮騒の湯」は、露天風呂から望む太平洋の大海原が感動的だと評判です。
それだけではなく、海の街ならではの新鮮魚介を使った料理も人気で、味も価格も納得の料理が楽しめるためリピーターも続出!
今回は、大洗町の「潮騒の湯」がどんな温泉に入れるのか。またレストランのおすすめメニュー、駐車場やアクセス情報までまとめて紹介します。
【潮騒の湯】大洗の人気日帰り温泉&レストラン!海風感じる露天風呂
東京からなら常磐道と北関東自動車道を乗り継いで大洗町へ。
大洗サンビーチの近くにある「潮騒の湯」は、海水浴を楽しんだ後にお風呂に入ってさっぱりするのにもぴったりな場所です。
また海水浴シーズンだけでなく、冬でも観光やサーファーたちから人気のスポット。
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館内には、横山大観など茨城県にゆかりのある美術作品をはじめ、大洗町が舞台となっている人気アニメ「ガルパン」のアイテムなども展示されています。
聖地巡礼するガルパンファンからも人気!
日帰り温泉でゆっくりと露天風呂などを楽しんだり、館内のレストランで海を見ながら食事をして過ごすことができる場所です。
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レストランからの景色も良い感じですよね。露天風呂から海を見たりするだけでなく、お食事をメインで訪れる方も多いんですよ。
レストランからは、初日の出や大洗の花火大会を目の前で見ることも!(特等席ですね!)
施設情報
店舗名称 潮騒の湯
入浴可能時間 10:00~23:00
レストラン 10:00~21:30
定休日 毎月第3木曜日
料金 大人:800円(土日祝1,000円)
中学生以下:500円(土日祝600円)
TEL 029-267-4031
駐車場 120台
公式サイト http://www.siosai.jp/index.html
※営業時間や料金などが変更になる場合がございます。
最新の情報などは公式twitterで発信されているので、お出かけになる際はチェックしておきましょう。
【定休日について】
4月16日(木)
毎月第3木曜日が定休日となります。
別途、休館日を設ける場合は、事前にHP・Twitterにて告知いたします。現状は、通常通りの営業を継続する予定となっております。
— 潮騒の湯 温泉 (@siosai_oarai) March 20, 2020
まずは、日帰り温泉施設なので、温泉について紹介していきます。
潮騒の湯の温泉・露天風呂
潮騒の湯の看板にも書いてある「太古の湯」。
「太古の化石海水」と呼ばれる潮騒の湯の温泉の源泉は駐車場の一角にあります。(駐車場の一角ですけど、ちゃんとした温泉ですよ!笑)
ここで湧き出した源泉を湯舟に送っています。
そもそも「太古の化石海水」がどんな温泉なのでしょうか。
太古の化石海水とは
太古の地殻変動などで古い海水が地中に閉じ込められている場合があり塩分を多量に含んでいるのが特徴です。
また、海に近い地域においては、海水や地下水が化石海水に混入しているケースもあります。
この化石海水に入浴する事により血行が活発になり、肌に塩分が付着し汗の蒸発を防ぎ保温効果を発揮するため湯冷めしにくいことから別名「温まりの湯」とも呼ばれることもあります。
又、塩分に殺菌効果があるので、色々な鎮痛効果が期待できます。引用:潮騒の湯
長い時間をかけて地層の成分が浸み込んだ温泉なんですね。
露天風呂には、自慢の化石海水の温泉で満たされていて、涼しい海風と湯舟の温度差がとっても心地よいです!
温泉の効能などはこのようになっています。
- 源泉名:大洗サンビーチ温泉
- 泉質:ナトリウム・塩化物強塩温泉
- 効能:主に切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・健康増進など
他に「高濃度炭酸泉」では、湯に溶け込んでいる炭酸成分で体の血流が促進され、末端まで体を温めることができます。
露天風呂では潮風に吹かれながら温かい温泉に浸かり、景色を楽しんでみてください。
タイミングが合えば、大洗港と苫小牧港間を運航する大型客船「さんふらわぁ号」が入港するところも観ることができますよ!
お風呂・温泉情報
源泉かけ流し なし
内風呂 男1・女1
露天風呂 あり(男1・女1)
水着ゾーン なし
その他のお風呂 ジェットバイブラ風呂・炭酸泉風呂・水風呂・サウナ
タオル タオル(販売有り)・バスタオル(レンタル有り)
料金に含まれる備品 石鹸・シャンプー・ドライヤー
鍵付きロッカー あり(有料・100円返却式)
休憩所 あり
個室休憩所 あり
有料売店 あり
その他施設 マッサージ・シアタールーム・素泊まりペンション5部屋
タオルなどの販売・レンタルもされているので手ぶらでも温泉を楽しめます。
潮騒の湯はレストランも評判!大洗の名物が食べられる
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潮騒の湯では、海の街ということで海鮮をふんだんに使った料理をいただくことができます。(レストランのみでも利用可能です。)
味は本格的なのに、お値段とボリュームのコスパも良し!
一品料理からお寿司、海鮮丼、天丼、定食、麺類にお子さまメニューまで幅広く用意されています。
私は天丼が食べたくなりますね~。
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港の近くならではの新鮮な食材なので、お刺身定食も捨てがたいでしょうか。
日帰り温泉施設なのにレストランの方が大きいような気がする。
実際、食事だけで利用する方も多いのでお料理も人気があることが伺えますね。
お店の料理への自信と評判が、お風呂より広いレストランの面積に現れているかのようです。
そんな料理も自慢の潮騒の湯でおすすめなのはこちらの大洗名物。
大洗名物「あんこう鍋」もおすすめ
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「アンコウ」は、茨城県北茨城市が本場ですが、大洗港でもあんこうは水揚げされ、あんこう鍋が名物でもあります。
冬に大洗へ訪れるなら、潮騒の湯のあんこう鍋「どぶ汁」も味わってみてはいかがでしょうか。
捌く前の鮟鱇のビジュアルは正直言うとグロテスクなんですけど、コラーゲンたっぷりなので美肌効果に期待できる栄養満点な高級魚です!
(美肌になりたい女性に特におすすめ)
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そして、あんこう鍋の具材はアンコウの身だけではありません。
胃袋・皮・肝・エラまでいただくことができます。(捨てるところが骨だけ。エコな食材!)
そんなアンコウを余すことなく堪能できるメニューは「あんこう鍋定食」です。
お鍋を頼む場合って、2人前からじゃないと注文できないお店も多いですが、潮騒の湯では1人前から用意してくれます。
これなら1人旅でも、いろいろ食べたいグループ旅でもうれしいですよね。
味噌仕立てのあんこう鍋は、たっぷりのお野菜とあん肝の旨味がギュッとスープに詰まっていて、アンコウのふわふわの身とよく合います。
あん肝は「海のフォアグラ」と呼ばれています。本当に食感はフォアグラ!
アンコウのぷるぷるなお肉やヒレなどを楽しんだ後には、煮汁でご飯を頂く雑炊に。
鍋の〆はやっぱり雑炊ですよね!最後までぜひ楽しんでみてください。
他にもアンコウ料理では唐揚げや供酢といったものも楽しめます。
潮騒の湯のお得なプランは?割引・クーポンはある?
潮騒の湯ではお得な入浴+お食事プランも用意されています!
記事作成時の現在は、ライダー限定のお得プラン、ガルパンコラボプランなどがありました!
ツーリングで大洗へ訪れるライダーたちもかなり多いんですよね。バイクで来館した方のみが対象で、お刺身と定食がお得に食べられるコースが用意されています。
(サイクリング中の方もOK!)
ライダーコースを利用されると入浴は無料です!
ガルパンとのコラボプランは、「温泉+特製定食+ガルパン入浴剤」のセットプランがあります!(このプランはシリーズ化しているので、これからも続くかな?!)
潮騒の湯では、ガルパンのグッズ販売もされているようです。
お得なプランは、期間限定で行われていますので、随時公式ページをご確認ください。
また、水族館や映画館などのレジャー施設や日常でも手軽に使える、お得な割引やクーポンはこちらもかなりおすすめ!
宿泊も可能!素泊まり専用ペンション「Siosai」
(※写真はイメージです)
潮騒の湯には、素泊まり専用ペンション「Siosai」も併設されています。
料金は5,100円~17,400円。
宿泊料金は、室料制のため1名あたりの料金ではありません。一室の利用人数によって料金が異なります。(3歳以下は無料)
ベッドが2台ですが、サイズはクイーンとセミダブルの2種類です。(部屋によってサイズは異なる)
お風呂への入浴料はサービスで、さらに翌日も割引料金で利用することができるようです。
大洗に宿泊するならこちらもチェックしてみてください。
潮騒の湯へのアクセスと駐車場情報
所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町大貫町256-25 |
電車やバスでのアクセス方法は、JR常磐線水戸駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換え、「大洗駅」で下車。駅からはタクシーで約5分です。
車でのアクセスは、北関東自動車道「水戸大洗IC」から約8分です。
大洗町の温泉、茨城県内の温泉情報はこちらでも紹介しています。
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潮騒の湯の大洗町の周辺スポット
潮騒の湯の周辺にある観光やアクティビティが楽しめるスポットを紹介します。
大洗サンビーチ海水浴場&キャンプ場
茨城県内でも人気の海水浴場「大洗サンビーチ海水浴場」はすぐ目の前。
夏の海水浴シーズンはもちろん、初夏の潮干狩りも人気ですね。
海岸で遊ぶだけでなく「大洗サンビーチキャンプ場」もあるので、バーベキューやキャンプなどを楽しむことができます。
バーベキューを楽しんだ後、またはキャンプの夜に、潮騒の湯で温泉に入ってさっぱりするのにも便利です!
大洗マリンタワー
「大洗マリンタワー」は大洗町のシンボルです。
高さ60mのガラス張りのタワーで、大洗港や太平洋、そして大洗の街並みを一望することができます。
1階は観光案内、お土産が販売されていて、2階は人気アニメの「ガルパン」をモチーフにしたカフェがあります。
マリンタワーの展望室から見える夕方や夜景もけっこう綺麗ですよ!観光で訪れたら記念に景色も堪能してみてください。
まとめ
潮騒の湯の太古の化石海水は、体を芯から温める保温効果がある温泉です。
露天風呂で、潮風を感じながらのんびりお風呂でリラックスしてみてはいかがでしょうか。
そして、お風呂の後は食事!
大洗名物のさまざまな海鮮料理はもちろんですが、特に冬の「あんこう鍋」は一度味わっていただきたいグルメですね。