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水戸納豆は観光でも楽しめる?個性強すぎる納豆商品や工場見学

水戸納豆
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茨城県水戸市は日本が誇る納豆の生産地。納豆の本場と言えば水戸です!

今回は、納豆好きな方へ向けて、納豆好きによる水戸納豆の種類やおすすめの納豆料理が食べられるお店、また納豆の工場見学など水戸の納豆情報満載でお伝えしていきます。




水戸納豆は観光でも楽しめる?個性強すぎるランチやお菓子に工場見学

水戸納豆

茨城県水戸市は日本が誇る納豆の生産地、本場と言えば水戸です。

納豆が好きな人にとって水戸の納豆は、その美味しさを水戸めざるを得ないって!笑

もし、水戸で本場の納豆をいろいろ食べ歩きして納豆を買って帰るんじゃい!という方は納豆が好きな人と来るか、もしくは一人旅もおすすめ!

心おきなく納豆ツアーができますからね。

というわけで、納豆好きな方へ向けて水戸納豆についてご紹介していきます。

お土産や観光にもおすすめの納豆メーカー、種類をはじめ、ランチで納豆料理が食べられるスポット、納豆工場見学と納豆三昧な内容でお届けしますよ。

納豆の保存方法!冷凍もOK

長期保存したい場合は冷凍保存も可能です。冷凍庫で保管すれば約3ヶ月くらいは保存できます。半日程度自然解凍すれば食べられます!

解凍は冷蔵庫内で!電子レンジや常温で解凍してしまうと、あたたまり過ぎて発酵が進んでしまうかもしれないので必ず冷蔵庫で自然解凍させましょう。

わら納豆の場合は表面が乾燥しないように藁の上からラップなどで包むと効果的です。

お土産で持ち帰るときも長時間かかる場合は、保冷剤などあると発酵が進んでしまうこともなく安心です。




水戸納豆と言えば「天狗納豆」実は種類がある

水戸市民でもなかなか納豆のお店とかお土産が販売されているところへ買いに行かないと、この藁納豆にはお目にかかる機会も少ないものです。

よく食べられているのは普通のパックの納豆ですね。

赤いパッケージのあの天狗納豆に種類があるってご存じですか?知っていたら地元民よりも水戸ツウかも!

茨城県水戸市内にある納豆メーカーは主に4社あります。

・水戸元祖 天狗納豆
・笹沼五郎商店
・だるま納豆
・水戸納豆製造

藁納豆で赤い天狗のパッケージの納豆は、「水戸元祖 天狗納豆」「笹沼五郎商店」で作られています。

お土産としても定番人気で、どちらも「天狗納豆」と呼ばれています。よく見てくださいね!

実は「天狗納豆」ってパッと見た感じがとても似ていますが、実は「ヒゲ」が違っていた。

黒ひげが笹沼五郎商店、白ひげが天狗納豆です。

実は水戸市民でも知らない人は多いはずです。よく見てみると顔つきも鼻の角度も違いますね。

初めて購入する方は間違えてしまうこともあるそうです。

納豆販売所、お土産屋さんたちの中では「天狗納豆あるある」なんだとか。

ワラの香りがする水戸の名品と言って良いでしょう。

パックの納豆に食べ慣れていると、まったく違うような納豆の味わいになります。

藁が納豆の水分を吸うので、どちらかというと豆の触感も締まっていて歯ごたえがあるタイプです。

これは納豆が好きな方ではあれば、お土産にピッタリですね。

水戸駅なら「エクセルみなみ」などでも数多く納豆が並んでいますし、サービスエリアでも購入することができます。

納豆が嫌いな方にとっては迷惑でしかないので注意です!笑




「そぼろ納豆」はご存じですか?

茨城県水戸市の郷土料理に「そぼろ納豆」というものがあります。

そのままご飯に乗せて食べられる、コリコリ触感がおいしい納豆です。

そぼろ納豆を茨城県外の友達にお土産に持って行ったら、初めて知ったらしく、美味しいと喜んでもらえた時のことを覚えています。

それから友達は茨城に遊びに来たときは、地元では売っていないのでお土産に買っていくほどハマっていました。

そぼろ納豆ってどれくらい知られているのかなと思って検索したところ、「茨城ではそぼろ納豆というものがブームになっている」と書くサイトを見ました。

んー、ブームというか昔からあるものですからね。

特にブームが起きていることは無いのですが、あまり知られていないものだということは間違いないですね。

私は「そぼろ納豆」が好きなので推していきますよ!

どんな納豆?

水戸 納豆 そぼろ納豆

↑こちらは近所のスーパーでよく買うそぼろ納豆です。(しょぼろ納豆とも呼ばれます。)

“そぼろ”というとお肉の鶏そぼろがイメージされますよね。そぼろ納豆といってもお肉が入っているわけではありません。

納豆に入っているコリコリ触感の正体は「細かく刻んだ切り干し大根」です。(そぼろには細かいという意味があるんだそうです。)

納豆と切り干し大根が醤油で味付けされているので、そのまま食べられます。

お茶漬けにしても良いし、お酒のおつまみにも合います!

茨城県内のスーパーならいつでも購入することができるのではないでしょうか。もちろんお土産屋さんでも。

賞味期限はだいたい冷蔵で約2週間です。

持ち歩く場合は保冷剤があった方が安心ですね。




「ほし納豆」はお菓子やおつまみとして

 

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干し納豆も特産品として昔から販売されています。

塩で味付けした納豆を天日干しにして乾燥させたものです。ハードな硬さでポリポリと食べるので、初めて口にするときは驚くかもしれません。

ほし納豆は硬すぎるという場合は、お茶漬けにしてもOK!

これはビールとの相性が抜群なので、ヘルシーなおつまみになります。

お酒が好きな方は、茨城に来たら干し納豆と地ビールの「常陸野ネストビール」を合わせて楽しんでみてください。


ほし納豆は常温保存もできるし、賞味期限も長いので夏場にもお土産としても最適です。

メーカーによっては塩味だけでなく、梅味、からし味、ピリ辛などもあるので楽しめますよ!

コンビニでも売っている干し納豆


実はコンビニでも売っているこのからし味も個人的に好きです。これをふりかけにしてご飯食べられそう。

“干し”つながりで言うと、茨城県の特産品「ほしいも」もおすすめです!

当サイトでも干し芋の記事は秋冬の人気記事!

納豆せんべい

水戸納豆 観光 お土産 納豆せんべい

水戸観光のお土産ならこの納豆せんべいもおすすめですよ!納豆のパッケージが可愛くないですか?ねばーる君ね。

個包装になっているお煎餅がパックに入っているんですが、開けると納豆の香りがして、口に入れると若干ネバっとくるお煎餅。

納豆が好きならうまいはずです!

パッケージの見た目的にもお土産におすすめしています。




納豆を和菓子に「納豆羊羹」

まさかの「納豆羊羹」だなんて、これはけっこう攻めている商品ですね。

納豆が好きな私でもちょっと「大丈夫なのか?」と思ってしまう組み合わせです。


納豆を使ったお菓子は、こういったおせんべいとか「うまい棒」みたいなスナックで、しょっぱい系が割と定番の納豆商品ですが、和スイーツになるとは!

この納豆羊羹ですが、練り羊羹の中に納豆の粒がさりげなく入っていて、普通にお皿に出されたら納豆入りとは気づきません。

しかし!口の中に入れるとまさかの納豆味です。

ちゃんと納豆の味がするので口の中は少々パニックになるかもしれません。

意外と人気の商品らしく、納豆羊羹だけを買いに来る方もいるのだとか。ウケ狙い、ユニークさを求めるならおすすめの納豆土産です。

水戸観光のお土産で納豆を買うならこちらもチェックしてみてください。

おすすめの納豆メーカーの人気商品などを紹介しています。




水戸で納豆料理を食べてみよう!

水戸納豆 料理 お店

水戸市ではさまざまな納豆料理を食べることもできます。

納豆を普段から食べている方も、きっと自宅ではご飯にかけて食べるのが多いのではないでしょうか。

水戸では普段食べないようなメニューもあるし、まじか?!というような変わり種もあるので、納豆が好きな方はチェックしてみてください。

水戸観光しながら、納豆の食べ歩きということでお店をめぐるのもおすすめです。

洋食屋 花きゃべつ

和食より洋食派!という方は「洋食屋 花きゃべつ」がおすすめです。

老舗洋食屋さんで定番の洋食メニューが充実していますが、ここで食べられる納豆料理は、納豆ハヤシオムライス、納豆オムカツカレーなどがあります。

ふわふわオムレツと納豆の組み合わせはけっこうやみつきに!

納豆はここのピリッと柚子胡椒が効いたオーロラソースとの相性も良くて、ただただ納豆入れただけのメニューではない美味しさです。

納豆ハヤシオムライスは、納豆を使った意味があるメニューなのでおすすめします。

洋食屋 花きゃべつ
住所 茨城県水戸市南町2-6-31 加瀬ビル1F
営業時間 11:00~15:30
17:00~21:00(夜は金曜のみ)
定休日 土日

 

わさびの花

水戸駅南口から徒歩1分のところにある「わさびの花」では、本格和食が楽しめるお店ですが、納豆などの茨城県ならではのメニューも豊富です。

「干し納豆のかき揚げ」などオリジナル料理があります。

けっこう衝撃なのが「納豆アイス」です。一度食べたらクセになる美味しさなんだとか。

わさびの花
住所 茨城県水戸市宮町1-7-20 ホテルテラスザガーデン水戸1F
営業時間 11:30~14:00
17:00~23:00
定休日 日曜日

 

とんかつ八戒

「とんかつ八戒」は、茨城県の銘柄豚「ローズポーク」を使ったとんかつが自慢のお店です。

水戸納豆を大胆にのせた「水戸納豆とんかつ特選ロース定食」はテレビでも取り上げられたことがあり、お店の中でも人気のメニューです。

茨城県庁の近くにあるので、出張などで来たり、車で観光されている方におすすめです。

とんかつ八戒
住所 茨城県水戸市笠原町600-54
営業時間 11:30~14:00
17:30~22:30

 

山翠

「山翠」は、元祖あんこう鍋のお店としても有名で、よく地方の旅番組とかで水戸に来ると紹介されるお店。

ここでは4月~10月限定で、水戸ならではの納豆料理を楽しむことができます。

水戸だからこそ味わえる納豆料理をお楽しみください。

山翠
住所 茨城県水戸市泉町2-2-40
営業時間 11:30~14:30
17:00~22:00

 

割烹 魚政

「割烹 魚政」は、創業明治36年という老舗の割烹料理店です。

こちらでは懐石スタイルの納豆御膳を食べることができます。ひき割りのくめ納豆を使ったメニューが並びます。

御膳の中に並ぶいか納豆は、単品でも人気です。夜ならお酒のおつまみにも最高ですね。

割烹 魚政
住所 茨城県水戸市大工町2-1-23
営業時間 11:30~14:00
17:00~22:00

 

水戸市でも納豆料理を提供するお店がマップで紹介されています。

マップはダウンロードができるので、ぜひ水戸観光にお役立てください。




茨城の納豆工場見学してみよう!

藁納豆の作り方です。自宅で作ってみます?

私が小さいころは、ばあちゃんが手作りで藁納豆作っていたのを覚えています。

納豆工場で見学できるので、水戸観光のプランに入れてみませんか?

ちなみに水戸駅北口には水戸黄門像がありますが、南口には水戸の納豆記念碑「納豆像」があります。

せっかくなので南口の納豆像の前から出発!いざ納豆工場へ!

笹沼五郎商店

水戸を代表する納豆メーカー「笹沼五郎商店」では、試食もしながら納豆の歴史を学ぶことができる納豆展示館があります。

水戸駅北口から550m・徒歩で6分のところにあり、1階が販売所、2階が展示室になっています。

こじんまりとした展示室なので、ちょっと時間があるときについでに見学してみてはいかがでしょうか。

納豆のお家レシピも紹介されています。納豆のお土産選びと合わせて楽しんでみてくださいね。

天狗納豆総本家笹沼五郎商店
住所 茨城県水戸市三の丸3丁目4−30
営業時間 9:00~18:00
ホームページ http://www.tengunatto.jp/syouhin/index.html

 

タカノフーズ

納豆の生産量日本一を誇る小美玉市の「タカノフーズ」は、おかめ納豆でも知られています。

茨城県水戸市にある本社工場では、納豆工場見学をすることができます。

大豆から納豆になる工程を見学することができたり、納豆も自由に試食できます。

ここでしか買えないお土産も購入することもできるので、子どもも大人も楽しめるのではないでしょうか。

さらに、タカノフーズには「納豆博物館」も併設されているので、工場見学と一緒に見学されてみてはいかがでしょうか。

納豆の原材料である大豆の歴史、納豆菌の仕組みなど納豆をちょっと詳しくなれるスポットです。

せっかくなのでマスコットキャラと記念撮影もしてみてください。

タカノフーズ納豆博物館
住所 茨城県小美玉市野田1542
営業時間 9:00~16:00
ホームページ http://www.takanofoods.co.jp/fun/museum/

舟納豆の「納豆ファクトリー」

水戸市ではありませんが、常陸大宮市に舟納豆の工場見学「納豆ファクトリー」もあります。

舟納豆は昭和26年創業の高級納豆メーカーです。

納豆のおすすめお土産でも紹介させていただいてます。(舟納豆の黒豆納豆がけっこう好きです。)

工場見学は無料で約40分ほどで見学することができます。

試食も食べ放題など気軽に楽しめますよ。

舟納豆「納豆ファクトリー」
住所 茨城県常陸大宮市山方825−1
営業時間 10:00~11:40
14:30~15:10
定休日 火・木・日
ホームページ https://www.funanatto.co.jp/user_data/factory.php




水戸納豆がお土産として全国に広まった歴史

水戸納豆 歴史 販売

昔から関東地方以北で生産されていた納豆ですが、水戸の名産品となったのは創業100年以上の歴史がある「水戸天狗納豆」がきっかけです。

当時、水戸市と栃木県小山市をつなぐ水戸鉄道(現在のJR水戸線)が開通しました。

たくさんの旅行客で水戸駅が賑やかになっていたとき、水戸天狗納豆が水戸駅前に注目し、人がたくさん集まる駅前の広場でお土産物として納豆の販売を始めたのがきっかけです。

 

当時の納豆販売スタイルは、行商人がたくさんの納豆を担ぎ一軒一軒訪問する売り歩いていました。(これはかなり重労働!)

「人が集まり賑わう駅前ならその場で販売することができる。」

このアイデアは見事に成功し、納豆は水戸のお土産物として高い人気を獲得することになったのです!

それからは駅構内でも販売されるようになり、駅のホームで電車の短い停車時間に窓越しに納豆を買う人も多かったそうです。

さらには水戸の観光名所である偕楽園でも販売されるようになり、全国から集まる観光客がお土産として納豆を購入していきました。

これは納豆の流通に革命的な影響を与えたと言われています。

このようにして観光客の口コミで水戸納豆が全国に広まり、「水戸と言えば納豆」というイメージが定着されていきました。

水戸駅で販売されたのがきっかけで水戸の定番のお土産になったんですね!

納豆工場ではさらに詳しく納豆の歴史を知ることもできますよ。

水戸納豆を広めたい!

日本食は世界からヘルシーで体に良いと注目されているのは、「発酵食品」が和食には多く取り入れられているからです。

独特なにおいとネバネバが嫌われるけど、良質なたんぱく質が摂取できて、健康や美容効果にも期待できる美味しい納豆は立派な発酵食品です。

 

名産地である水戸で美味しい納豆を見たり、食べたりして満喫してみてください!

【参考資料】

日本全国にその名を馳せる『水戸納豆』の秘密|茨城県公式ホームページ
http://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/hakase/info/20/index2.html