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【石岡のお祭り】2023年の日程・駐車場情報!幌獅子や山車の奉行行列が圧巻

石岡のおまつり 
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茨城県石岡市は1300年もの歴史がある古社の「常陸国総社宮」。

こちらで行われる最も重要な祭事「常陸國總社宮(ひたちのくにそうしゃぐう)例大祭」は毎年9月に開催されます。

その例大祭は関東三大祭りの一つであり、地元では「石岡のお祭り」として親しまれています。

格式ある大神輿や豪華な山車、幌獅子(ほろじし)など40数台が町の中心部を巡行し、石岡市が1年で最もアツくなる日です!

毎年全国から40万人以上もの見物客が訪れるという茨城県屈指のお祭りを紹介していきます。

この記事で分かること
  • 2023年の石岡のお祭りの日程は?
  • アクセスや駐車場のおすすめは?
  • 交通規制はある?
  • 見どころや屋台情報
  • 常陸国総社宮の例大祭限定御朱印と御朱印帳について

※更新情報:




【石岡のお祭り】2023年の日程・駐車場情報!常陸国総社宮の例大祭

 

例祭とはその神社の最も重要な祭儀です。

「石岡のおまつり」は正式には「常陸國總社宮例大祭」といい、創建千年を誇る古社・常陸國總社宮の最も重要なおまつりです。

例大祭は近世以降に様々な要素が加わり、今日まで発展してきました。延享年間(1744~47)に奉納相撲が始まり、地域経済が急速に繁栄した明治時代前半に、豪華な出し物が街なかを練り歩く、現在の基礎が固まりました。引用:石岡市観光協会

 

延享年間(1744~1747年)に奉納相撲が始まり、地域経済が発展した明治33年(1900年)に常陸国総社宮が県社に昇格しました。

 

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石岡のおまつりは、毎年交代で「年番町」を中心に行われます。年番は15年に一度の輪番制。

明治20年に4組の年番制が導入され、明治35年には現在まで続く年番制度が確立したそうです。

現在の中心市街地にあたり、当時の石岡町を構成した森木町、大小路町、土橋町、金丸町、守横町、冨田町、仲之内町、宮下町、青木町、幸町、國分町、中町、若松町、泉町、香丸町、木之地町の16町が各年、交代で、その年のおまつりをつかさどる当番となります。引用:石岡市観光協会




2023年(令和5年)石岡のお祭りの日程と開催時間

毎年9月15日と敬老の日を最終日とする3日間で開催されます。

石岡のお祭りの日程と時間

開催日程:2023年9月

  • 例祭:
  • 神幸祭:
  • 奉祝祭:
  • 還幸祭:

会場:石岡駅前中心市街地、常陸國總社宮

神輿や山車、幌獅子の巡業などは、来年の例大祭まで延期になります。

石岡のお祭りは雨天時の場合どうなる?

石岡のおまつり 雨 天候 開催石岡のお祭りは雨天決行です。

天気予報で天候が不安定なときには、雨具を持っておくと良いでしょう。

「雨まつり」という異名を持つほど、雨が降ることが多いお祭りなんですが、中止になったのは1回だけ!

しかも日露戦争の時だけだったそうです。

台風でも開催されたことがあったようですが、安全面を考慮して相撲は中止になって神事のみに予定を変更することもありました。

荒天の場合は変わる場合もあります。




石岡のお祭りの駐車場・アクセス・交通規制について

石岡のお祭り
住所 茨城県石岡市総社2丁目8−1(常陸國總社宮)
問合せ 0299-43-1111(石岡市観光課)
ホームページ http://www.city.ishioka.lg.jp
駐車場 約2000台(無料)

 

電車の場合

石岡のおまつり アクセス 石岡駅西口

JR常磐線「石岡駅」西口へ出るとすぐにお祭り会場!

駐車場を探すこともなく、常陸国総社宮までは徒歩16分ほどなので、電車でのアクセスが最もおすすめです。

車の場合

  • 常磐自動車道「千代田石岡IC」から国道6号経由で5km(約10分)
  • 常磐自動車道「石岡小美玉スマートIC」から国道6号経由で5km(約10分)

最寄りのインターからも近いのでアクセスしやすい位置ではありますが、石岡のお祭り期間中は石岡駅西口側の広い範囲で交通規制が行われます。

来場者も多いお祭りなので混雑も激しくなります。ご注意ください。

混雑するイベントなので、やはり当日午前中の早い時間に来るのがおすすめです!

お車で来られる方は、事前に駐車場の場所などもチェックしておきましょう。

おすすめの駐車場

 

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石岡のお祭りが開催される期間中は、広い範囲で臨時駐車場が用意されます。

駐車場の混雑状況も知りたいところですよね!

こちらのGPS情報が便利です!

石岡のお祭り|山車・獅子位置情報配信システム

 

満車か空車があるのか表示してくれるので、会場近くでなるべくスムーズに駐車場を見つけるために活用してみてください。

収容台数が多く、石岡駅周辺か常陸国総社宮から近い臨時駐車場をチェックしておきましょう。

スポーツプラザ山新石岡

スポーツプラザ山新石岡
収容台数 普通車:300台
料金 無料
住所 茨城県石岡市石岡2-21-2
会場までの時間 石岡駅まで徒歩6分
常陸国総社宮まで徒歩18分

 

石岡イベント広場

石岡イベント広場
収容台数 普通車:500台
料金 無料
住所 茨城県石岡市若宮3-1-1
会場までの時間 石岡駅まで徒歩12分
常陸国総社宮まで徒歩18分

 

石岡市役所

石岡市役所
収容台数 普通車:100台
料金 無料
住所 茨城県石岡市石岡1-1-1
会場までの時間 石岡駅まで徒歩10分
常陸国総社宮まで徒歩28分

 

交通規制について

出展:石岡市観光協会

2019年の交通規制マップ参考。

お祭りが開催される3日間は、13:00~21:00まで交通規制があります。

地図を見ていただけると分かりますが、石岡駅西口から常陸国総社宮までの一帯と広い範囲で交通規制が行われます。

規制区域内の駐車場を利用する方は午前中までに入場しましょう。

ただし、規制が21時までとなっていますので、早く帰るという方は規制区域外の駐車場を利用するようにしましょう。




お祭りのイベント情報・巡行ルート

石岡のお祭りでは3日間どのようなイベントが開催されるのでしょうか。

お神輿や行列の巡行ルートについても紹介します。

神幸祭

 

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「神幸祭」

常陸國總社宮の御神体が神輿で年番町の御仮伝へ渡御するお祭り

渡御中には、大神輿だけでなく、各町内から繰り出す山車、獅子舞、お囃子など大行列を見ることができます。

ちなみに昨年はこのような感じで行われました。

  • 13:45~ 幌獅子總揃え/石岡小学校
  • 14:00~ 大神輿出御/總社宮
  • 16:00~ 大神輿着御/御仮殿

幌獅子總揃えでは30数台もの幌獅子が一同に集結し、花火を合図に總社宮から年番町の御仮殿へ大神輿が出御。

 

 

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そして供奉行列は、全町から繰り出し2000人を超える行列で御仮殿へ向かいます!

最終日の還幸祭まで御仮殿に鎮座します。

奉祝祭

「奉祝祭」

奉祝祭では常陸國總社宮で奉納相撲が行われるなどさまざまな奉祝行事が午前中から始まる。

 

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2日目となる奉祝祭は、奉納相撲が行われると午後からは神輿にご神体を分霊して、町内を回ります。

神楽殿で染谷十二座神楽と浦安の舞(巫女舞)が奉納。

  • 10:30~12:00 奉納相撲 總社宮
  • 13:00~19:00 明神神輿渡御
  • 13:00~15:00 浦安の舞 
  • 15:00~ 幌獅子大行列 
  • 18:45~ 山車大行列 

 

總社宮の境内の土俵で、茨城県高等学校相撲選手権大会が午前中に開催されます。

その後、明神神輿が各町内を歩き回り、「染谷十二座神楽」や巫女舞が奉納されます。

(染谷十二座神楽は指定無形文化財となっている)

 

 

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明神神輿と幌獅子が合流し石岡駅から大行列で歩き、各町の山車が御幸通りでパレードを行います。

還幸祭

「還幸祭」

還幸祭では、年番町御仮殿より大神輿が出発。供奉行列にて本殿へ還御します。

お神輿が常陸國總社宮に戻り、来年の年番となる町内に引き継ぎが行われます。

 

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夕方にお祭りの終演で、各町内の山車や獅子が再び競演。

  • 14:00~ 大神輿出後 御仮殿
  • 16:00~ 大神輿還御 常陸國總社宮

 

 

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御仮殿から大神輿が出発し、供奉行列で總社宮まで還御します。翌年の年番町へ引き継ぎ、氏子会から功労者への表彰がされます。




石岡のお祭りの見どころ「幌獅子」は圧巻

石岡のお祭りの見どころですが、雰囲気は動画で見るのが1番伝わりやすいと思うので公式動画をチェックしてみてください。

山車や神輿、圧倒的なスケールです!

お祭りで見応えもあって人気なのは「幌獅子」ではないでしょうか。石岡のお祭りの特徴と言えるものです。

 

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よく見る獅子舞とはちょっと変わった「幌獅子(ほろじし)」ですよ。

小屋が作られている獅子舞は全国的にも珍しいタイプです。石岡のお祭りの特徴と言えます。

 

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幌獅子の説明は石岡市公式ホームページから引用させていただきます。

車輪を付けた車体の上に小屋を作り,布の幌(胴幕)をかけます。幌の色は通常2色で,布の色で町内が分かるように各町内独自の色を使用します。この先端に獅子頭を付け,一人でかぶり持ち,舞ながら進みます。獅子頭の大きさは町内によって異なりますが,およそ幅50~60cm,重さは20kg前後となります。
小屋は標準で幅2m・奥行き5m・高さ2.5mあり,小屋の中には囃子蓮が乗り,大太鼓・小太鼓・笛・鉦(しょう)で奏でます。曲は単純ですがこの曲に合わせ,幌を付けた獅子が舞う姿は勇壮なものです。引用:石岡市公式

 

 

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重さ20㎏以上ある獅子頭を一人でかぶるだけでなく、お囃子に合わせて舞いながら進むのはすごいですよね。

幌獅子に子供の頭を噛んでもらうと「健康で賢い子に育つ」と言い伝えられています。

この巨大さと迫力なので怖がる子は続出ですけどね。

幌獅子の大行列は、後ろに出しやお囃子を連れているので見応え抜群のパレードになっています。

「土橋町」と「仲之内町」の獅子頭は有形文化財に指定されています。

 

 

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石岡のお祭りは山車も見どころです。山車の特徴は屋根のない三階建て。

 

 

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人よりも大きくて、豪華な衣装の神武天皇、弁財天、八幡太郎など江戸期に流行した、英雄をかたどった人形が飾られています。

上までしっかり見てみてください。

「金丸町の山車」と「中町の人形(倭武尊)」は有形文化財に指定。

盛大なお祭りは夜まで続きます。

夜は山車もライトアップされるので、昼間とは違った美しさも楽しむことができる魅力があります。

 

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石岡のお祭りで山車や幌獅子がどこで見られるのか。今どこにいるのか知りたいですよね。

駐車場情報でもお伝えしましたが、位置情報を配信してくれているのでリアルタイムで山車や幌獅子がどこにいるか知ることができます!

こちらのGPS情報が便利です!

 

石岡のお祭り|山車・獅子位置情報配信システム

他にもトイレや案内所、見どころ情報もチェックできます!

会場でかなり便利に使えるのでブックマークしておくと良いでしょう。




石岡のおまつり「ささら」

 

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石岡のお祭りで披露される「ささら」は、県指定無形民俗文化財・市指定有形民俗文化財に指定されています。

格式高く「七度半の迎えをうけて出る」と言われ,神輿の露祓い(つゆはらい)の先頭に立ちます。

神社札・稲穂・榊(さかき)等で飾り,紺地に八咫烏(やたがらす)を染めぬいた幕を張った屋台で,異様な顔の三匹の獅子が操られながら舞う姿は独特の雰囲気があります。總社宮・御仮殿などでは,屋台の外での舞が奉納されます。引用:石岡市

 

三匹の獅子は老獅子、若獅子、女獅子と呼ばれています。

獅子頭は、全体に黒漆で塗られていて、目と歯は金箔!

喉頭部は軍鶏の羽が使われているそうです。特異な太く長い角がついているのも特徴です!

常陸国総社宮 例大祭限定の御朱印と御朱印帳

石岡のお祭り 常陸国総社宮 御朱印 限定

会場でもある常陸国総社宮では、例大祭の日限定の御朱印をいただくことができます。

写真は令和元年(2019年)の例大祭「神幸祭」の御朱印です。

また、御朱印帳が特に人気のアイテム!

なぜかというと常陸国総社宮は手塚治虫さんの「ジャングル大帝」が描かれていて、年に2回ここでしか手に入らない御朱印帳だからです。

お正月と例大祭のときのみに配布される御朱印帳なので、朝から御朱印帳を求める列ができるんですよ!

神社で御朱印をいただいている方は、お祭り限定の御朱印もいただいてみてはいかがでしょうか。

▼常陸国総社宮の御朱印と御朱印帳についてはこちらで紹介しています。

>>常陸国総社宮の御朱印帳が人気!ジャングル大帝の限定御朱印帳は並ぶよ!

▼茨城県内のパワースポット・神社やお寺はこちら

>>意外と知られていない茨城の強力パワースポット!

石岡のお祭り 屋台の出る場所

石岡のお祭り 常陸国総社宮 例大祭 屋台

お祭りと言ったら1番?の楽しみが屋台ですよね。石岡のお祭りでももちろん屋台はたくさん出店されています。

場所は石岡駅周辺と香丸通り・中町通りです。

 

駅周辺はお祭りを楽しみながら屋台グルメを味わえますが、屋台を楽しみたいなら香丸通り・中町通りの方がたくさん出店がありますよ!

まとめ

いかがでしたか。

石岡のお祭りは、歴史の里・石岡市にふさわしく、常陸の国と呼ばれた勢力の偉大さを感じさせるお祭りです。

ぜひ楽しんで来てくださいね。