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【関東の奇祭】古河提灯竿もみまつり(古河市)2022年の日程・駐車場・交通規制

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今回は関東の奇祭と言われる茨城県古河市の「古河提灯竿もみまつり」を紹介します。

火を消し合い、飛び散る火の粉が綺麗なお祭りです!

地元民としては一度は生で見ておきたい冬のおすすめ祭りではないでしょうか。

2022年の開催日程から見どころ、駐車場・交通規制・トイレなどの情報をまとめています。




【関東の奇祭】古河提灯竿もみまつり(古河市)2022年の日程・駐車場・交通規制

古河提灯竿もみまつりの開催場所と日程をお伝えします。

「古河提灯竿もみまつり」は、江戸時代から受け継がれてきた歴史あるお祭りです。

「関東の奇祭」と呼ばれ、北関東の名物祭りなんですよ!

古河提灯竿もみまつりの概要
  • 日程:2022年12月
  • 開催時間:16:15~20:45
  • 開催場所:JR古河駅西口おまつり特設会場
  • 問い合わせ:古河市観光協会(0280-23-1266)

毎年12月の第一土曜日に、古河駅西口で開催されています。

古河提灯竿もみまつりの見どころは「競技もみ」

江戸時代から受け継がれている古河提灯竿もみまつりは、なんと言っても長竿の先につけた提灯を消し合う様子が見どころです。

各自治体や企業でそれぞれ21名のチームを結成し、予選を勝ち抜いた上位8団体で決勝戦をする「競技もみ」、すべての参加者が一斉にもみあう「自由もみ」、10メートルの竿でもみあう「子どもの部」が行われます。

昨年のタイムスケジュールを参考に掲載します。

当日タイムスケジュール
  • 子供パレード(16:15~16:45)
  • 開会式(16:50~17:10)
  • 子供部門(1部17:15~17:25)
  • 子供部門(2部17:35~17:45)
  • 大人部門(競技もみ18:00~19:40)
  • 大人部門(自由もみ19:50~20:30)
  • 閉会式(20:35~20:45)

会場には高さ約13mの矢来が組まれ、この中で各団体が20mくらいの長竿を持って相手の提灯を消し合うのです。

昨年のお祭りで最も長かった竿(1番竿)は、23.88メートルあったそうです。7、8階建てのビルの高さに相当するとか。

竿が折れる音や提灯同士がぶつかって飛び散る火の粉。激しく勇壮な揉み合いが見られる関東の奇祭です。このもみ合う様子がすごい迫力です。

15年くらい前から10mの竿を使った子どもの部も行われるようになりました。

見学料金は無料です。




古河提灯竿もみ祭りの歴史

「古河提灯竿もみまつり」は江戸時代、古河藩領だった栃木県野木町の野木神社に伝えられる神事「七郷めぐり」に関係していると伝えられています。

この祭りは、江戸時代古河藩領(現・栃木県野木町)であった野木神社の神官が、ご神体の神鉾を奉じて馬に乗り、神社の神領である七ヶ村の末社をめぐり「七郷めぐり」を終え、12月3日末明に帰社するのを、提灯を持って出迎えた人達が、寒さをしのぐために身体を揉み合ったのが始まりで、その名も「お帰り」と言われました。

日光街道の花柳界横山町が会場で、この沿道には、近郷近在から人々が参集し大勢の参拝者で賑わいました。引用:こがナビ

野木神社は藩政期には古河藩の領内にあり、藩の鎮守・祈願場所として歴代の藩主からあがめられていた、この地方で最も古い神社の一つです。

明治時代初期に廃藩置県で栃木県と茨城県に分離され、古河市の提灯竿もみまつりとして発展。

 

当時参加した若者たちは、「今夜べぇだ、今夜べぇだ」という掛け声を叫んでいたと言われています。

「思い切り楽しんで羽目をはずしていいのも今夜だけ」という意味なんだそうですよ!

他では見られない、提灯を揉み合う白熱した空気と勇敢な姿を楽しんでみてください。

 

揉み合いは元々寒さをしのぐために行なわれていました。

12月に行われる提灯竿もみ祭りは寒いので、祭りに行く際には防寒対策をしっかりしてお出かけください。




古河提灯竿もみまつりの駐車場情報

古河提灯竿もみまつりの駐車場は、お祭り当日に臨時駐車場が無料で開設されます。

臨時駐車場として利用できるのが「古河第二小学校」で古河駅から徒歩で2、3分のところにあります。

古河第二小学校 収容台数200台

 

古河市観光協会の情報ですが、お祭りの1~2時間前に駐車場に着いていると確実に駐車ができると言われています。

ただし、お祭りが始まる直前、お祭りが始まってからは駐車ができるかは分かりませんので、早めの到着が必須ですね。

無料の駐車用が満車の場合は、古河駅の東口・西口の有料駐車場を利用しましょう。車でのアクセスは渋滞に巻き込まれる可能性があります。

 

会場は駅から徒歩2分くらいなので、古河市観光協会では電車でのアクセスを推奨しています。

駐車場の確保や周辺の混雑を考えるなら、できるだけ電車を使った方が安心かもしれませんね。

古河提灯竿もみまつりへのアクセス

電車やバスでアクセスする際の方法や交通規制についてお伝えします。

電車での行き方

JR宇都宮線・湘南新宿ライン・上野東京ラインに乗車し、古河駅で下車。古河駅西口から約2分です。

所要時間の目安は上野駅から1時間8分、宇都宮駅からは42分くらいです。

ちなみに東部日光線「新古河駅」東口から会場までは徒歩で約30分。(タクシー約5分)

バスでの行き方

古河近隣の八千代町や境町からはバスが運行しています。そのほかの地域からバスでアクセスするのは難しいです。

車での行き方

車でのアクセスは、東北自動車道 久喜ICより約30分。館林ICより約30分。圏央道 境古河ICより約35分。




会場周辺の交通規制

古河提灯竿もみまつり 周辺 交通規制出典:こがナビ

交通規制は会場周辺で午3時から午後10時30分までとなります。

 

「古河マルシェ会場」となる道路は、15時から22時30分まで車両通行禁止区域となります。(水色の道路)

さらに、パレードの出発点から終着点までのルートと古河駅西口おまつり特設会場周辺も16時から21時30分まで車両通行禁止区域となります。

当日車で行く方は、交通規制図を参考にして注意して下さいね。

古河提灯竿もみまつりの交通規制情報はこちらから確認することができます。

古河提灯竿もみまつりの混雑状況とトイレ

名物のお祭りなので混雑状況とトイレ情報もチェックしておきましょう。

例年5万人の来場者数があります。

駅前の狭い道路に矢来が組まれているので、自由に行き来するスペースもより狭くなってしまいます。かなりの混雑が起こります。

小さいお子様がいらっしゃる場合は、ベビーカーを利用するのはかなり厳しいというのを頭に入れておきましょう。抱っこ紐がおすすめ!

トイレ情報

古河市提灯竿もみ祭りの会場周辺にはトイレが3ヶ所用意されています。その他、古河駅や古河駅ビルVALにもトイレがあります。

駅ビルなら授乳室やベビーベッド、バリアフリーのトイレも完備されています。

 

茨城県には下妻市でも日本の奇祭と呼ばれる「タバンカ祭」が開催されています。(9月)よかったらこちらもチェックしてみてください。

>>日本の奇祭!大宝八幡宮「タバンカ祭」日程と駐車場情報も(下妻市)

茨城県のお祭り情報はこちらでまとめています。

>>【茨城の夏祭り】2022年7月・8月開催の地元民定番のお祭り情報

>>石岡のお祭りの日程・駐車場情報!幌獅子や山車の奉行行列が圧巻

まとめ

古河提灯竿もみまつりは、提灯の明かりや飛び散る火の粉がとても綺麗なので一度は見て欲しい奇祭です!

12月に行われるお祭りなので、見に行かれる際には防寒対策をして行くのを忘れないようにしましょうね。