国営ひたち海浜公園は、ネモフィラやコキアが広い丘に広がり、その景色を見るために多くの方が訪れる人気スポットです。
年間を通してさまざまな花が咲き、園内では子供が遊べるスポット、バーベキュー広場などがあり、イベントも行われるので週末ともなると多くの観光客の方がやってきて混雑します。
国営ひたち海浜公園へ初めて来られる方へ向けて、車・電車・高速バスなどのアクセス方法についてまとめてみました。
国営ひたち海浜公園へのアクセスまとめ!東京から高速バスもけっこう便利
ネモフィラ畑の景色でも有名な茨城県を代表する観光スポットの1つ「国営ひたち海浜公園」。
国営ひたち海浜公園とは?
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の海にも近い場所にある国営の自然公園です。
春にはスイセン、ネモフィラ、チューリップ、夏はジニア、ひまわり、秋は真っ赤なコキア、コスモスなど咲き誇るので多くの方が花を楽しみに来られます。
花の種類はもちろん、1年中丁寧な手入れをされているので、花の見応えが素晴らしい場所です。
花だけではないので安心してください!
夏は水遊び広場もあり、子供と一緒に家族で楽しめます。
カフェやレストラン、売店なども充実していますよ。
友達同士でも、カップルや親子、三世代でものんびり楽しめる場所なので、お天気の良い週末の人気スポットです。
それでは国営ひたち海浜公園へのアクセス方法を紹介していきます。
国営ひたち海浜公園へのアクセス【車で来るなら】
ひたち海浜公園まで高速道路を使って車でアクセスする方法はこちらです。
- 自由度が高い!
- 1人当たりの交通費が安い!
車で来ると自由度が高いので、国営ひたち海浜公園で遊んだ後にもランチをしに行ったり、他のスポットへも足を運ぶことができます。
家族や友人同士で来られる場合は、1人当たりの交通費も安く済むでしょう。
また、公園には多くの駐車場が用意されているので、目的や時期などに合わせて停める場所なども事前にチェックしておくと良いかもしれません。
駐車場の情報についてはこちらで紹介しています。
東京・宇都宮方面から
東京方面から国営ひたち海浜公園へアクセスする場合には、北関東自動車道の友部ジャンクションから常陸那珂有料道路を経由して、ひたち海浜公園ICへ。
東京からの所要時間は、混雑していなければ約1時間半くらいです。
いわき・仙台方面から
いわき方面から国営ひたち海浜公園へのアクセスは、常磐自動車道の日立南太田ICで下りて、国道6号線から県道31号を経由し、国営ひたち海浜公園まで約15㎞になります。
この場合、常陸那珂有料道路のひたち海浜公園ICで下りるよりも、常磐自動車道の日立南太田ICからの方が比較的混雑は少ないようです。
もう1つ、東海スマートICを利用する方法もあります。
東海スマートICからは県道62号→国道6号→県道31号を経由して約13㎞です。
※東海スマートIC は、中型車・大型車・特大車は利用できないのでご注意を!
国営ひたち海浜公園のアクセス【電車で来るなら】
国営ひたち海浜公園の最寄り駅である「JR常磐線勝田駅」へのアクセス方法を紹介します。
- 混雑時には安くて早い
- 最寄り駅まで渋滞せずに行ける
電車の場合は、車のような道路の渋滞などが無いので、最寄り駅までは快適にアクセスすることができます。
東京方面からJR勝田駅へ
東京方面から電車で国営ひたち海浜公園へアクセスするには、品川駅より勝田駅まで特急で約85分です。
いわき駅からJR勝田駅
いわき駅からJR常磐線上りの特急で勝田駅まで約60分です。
勝田駅からはバス、電車、タクシーで国営ひたち海浜公園までアクセスすることになります。
公園の名前に「ひたち」と入っているので、「日立駅」を調べる方がいらっしゃいますが、国営ひたち海浜公園があるひたちなか市の駅ではありません。(最寄り駅の勝田駅の5つも先の駅です)
「勝田駅」なのでお間違いの無いよう注意してください。
国営ひたち海浜公園のアクセス【高速バス】
東京方面からのアクセス方法で高速バスもおすすめです。
高速バスは、東京駅から海浜公園入口まで約2時間です。
- 公園まで乗り換えなし
- 1人なら費用が安い
1人で移動する場合の費用としては最も安いアクセス方法になります。
しかも、国営ひたち海浜公園入口まで行くことができるので、ちょっと時間はかかっても乗り換えが無い方がいい!という方におすすめです。
ゴールデンウィーク、行楽シーズン、イベント開催時は高速道路、周辺道路も混雑が予想されます。
平日は快適にアクセスができるでしょう。
東京方面より
高速バスが発着している「東京駅八重洲南口~海浜公園西口」まで茨城交通「勝田・東海線」で約2時間で行くことができます。
- 高速バス「勝田・東海線」
- 東京駅 ⇔ 海浜公園入口(約2時間)
- 海浜公園入口 → 都営浅草駅・上野駅経由東京駅(約2時間)
仙台方面より
仙台駅前から勝田駅西口まで茨城交通「仙台線」で約4時間30分です。
こちらのバスはJR勝田駅着になります。
- 高速バス仙台線
- 仙台駅 → 勝田駅(約4時間30分)
- 勝田駅 → 仙台駅(約4時間30分)
そのほかの高速バスは以下になります。
- 空港バス 成田空港線
- 成田空港 → 勝田駅(約2時間)
- 勝田駅 → 成田空港(約2時間30分)
- 高速バス名古屋線
- 名古屋駅 → 勝田駅(約8時間40分)
- 勝田駅 → 名古屋駅(約8時間30分)
国営ひたち海浜公園へ行く高速バスの詳しい運行時間、停車バス停については茨城交通でご確認ください。
茨城県では県内全体の活性化のために、高速バスの運行にも力を入れています。
都市間高速バスの増便実証運行の開始について
茨城県では、県都水戸と国際研究学園都市つくばの都市間連携を促し、インバウンドを含めた県内外からの交流人口を拡大させ、ひいては県域全体の活性化につなげるため、令和元年10月1日から、下記のとおり高速バスの増便実証運行を開始します。
引用:茨城県
水戸とつくば間の高速バスの増便もされています。
高速バスを茨城県観光に活用してみてください。
勝田駅からひたち海浜公園へのアクセス方法
国営ひたち海浜公園の最寄り駅「勝田駅」からのアクセス方法は、電車・バス・タクシーの3つの方法があります。
電車・那珂湊線を使う
ひたちなか海浜鉄道・湊線に乗り換えて「阿字ヶ浦駅」へ(所要時間は約30分)
阿字ヶ浦駅から徒歩で20分か、もしくは安く利用できる「スマイルあおぞらバス」もあります。
「スマイルあおぞらバス那珂湊コース」にて海浜公園西口下車約10分、(南口まで徒歩約20分)
この方法は電車好きな方、イベントなどで勝田駅が混雑していてバスやタクシーが乗れなさそう…というときにおすすめの方法です。
勝田駅からタクシー
タクシーは勝田駅から所要時間約15分で到着します。料金で考えると1,2人での移動ではちょっと高くつきますね。
友達4人で行く!という場合はタクシーも安い手段になります。
勝田駅からバスで
勝田駅からバスで行くのが最も安いアクセス方法です。
JR勝田駅に到着したら、東口の2番乗り場から海浜公園西口、南口にアクセスします。
所要時間は約15分~20分です。
路線バスは「入園券付きの1日フリーきっぷ」もおすすめ
国営ひたち海浜公園の入園券付きの1日フリーきっぷもあります。
「国営ひたち海浜公園入園券付き勝田駅~海浜公園1日フリーきっぷ」
- 大人:1,080円
- シルバー(65歳以上):1,000円
利用日に限る国営ひたち海浜公園入園券と指定区間を1日乗り放題の路線バス乗車券のセット券です。
これなら入園券を買う窓口や券売機に並ぶことなく入園することができます。
有効期限は、乗車券と入園券ともに利用当日に限りになります。
「国営ひたち海浜公園入園券付き勝田駅~海浜公園1日フリーきっぷ」の料金や運行区間など詳細はこちらから。
国営ひたち海浜公園へのアクセスまとめ
国営ひたち海浜公園へのアクセスですが、車、電車、高速バスで行くことができます。
それぞれにメリット、デメリットはあるので、行かれる際の人数や時間、時期などに合わせて選択してみてはいかがでしょうか。
それぞれの道路状況や混雑回避する方法、また駐車場情報などはこちらを参考にしていただければと思います。